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社会貢献活動

  • 基本的な考え方
  • 推進体制
  • 社会貢献に関する全社的プログラム
  • 地域における社会貢献活動

基本的な考え方

NTT東日本グループでは、「地域循環型社会の共創」というパーパスの実現に向けて、社員一人ひとりが継続的かつ発展的に社会貢献活動に取り組んでいます。従来から取り組んでいる活動を発展させ拡大するのみならず、社会課題を起因としたテーマに沿って新たな取り組みに着手するなど、質と量の両面で充実化を図りながら推進し、地域から愛される(共感され、信頼される)企業であり続けることをめざします。

推進体制

NTT東日本グループでは、独自のプラットフォーム等を活用してだれもが参加しやすい環境を整備し、組織の垣根を越えて事業部・支店、グループ会社が連携を図りながら、それぞれの地域特性やニーズにあわせた社会貢献活動を展開しています。

また、優れた社会貢献活動を称える定期的な表彰制度を設け、価値向上に努めています。

社会貢献に関する全社的プログラム

NTT東日本は、高齢者やお身体の不自由な方々の、安心・安全で便利な暮らしに寄与する福祉機器を提供しています。

また、一人暮らしの高齢者やお身体の不自由な方々向けに、さまざまな福祉サービスを提供しています。ファクスを活用した便利なサービスや、番号案内サービス、外出先でのコミュニケーションのサポート、点字サービスはその一例で、それら取り組みをとおして、安心・安全で、便利な社会づくりに貢献しています。

電話お願い手帳Web版/アプリ版のご紹介

「電話お願い手帳 Web版」ウエブ画面

「電話お願い手帳」(以下、本手帳)は、耳や言葉の不自由な方が、外出先で電話連絡等を行う必要が生じた際に、用件や連絡先等を書いて近くの方にご協力をお願いするためのコミュニケーションツールです。

1983年に千葉県の流山電報電話局(当時)に寄せられたお客さまのご要望をヒントに発行して以来、毎年内容を充実させながら継続し、2025年度で43年目となり約600部を発行しました。本手帳には、電話に関するお問い合わせ、ご注文をファクスで承る「NTTふれあいファクス」の案内や、災害・緊急時に役立つ「災害用伝言ダイヤル(171)」「災害用伝言板(web171)」の情報等も掲載しています。

2016年12月には、インターネットに接続できる携帯端末等(スマートフォン、フィーチャーフォン等)の普及が進んでいることを踏まえ、利用者の利便性向上を目的として、「電話お願い手帳Web版/アプリ版」の提供を開始しており、アプリはこれまでに累計で約15,200回ダウンロードをしていただいています(2025年3月31日時点)。緊急時の利用を想定し、災害時等で通信が途絶えた際にも利用可能な仕様となっており、GPS機能を利用し、地図情報の表示を用いた円滑な情報伝達ができます。

今後も、耳や言葉の不自由な方にとって、より使いやすいコミュニケーションツールとなるよう取り組んでいきます。

  • 電話お願い手帳 Web版

NTTファクス115のご紹介

「NTTファクス115」のご利用手順

「NTTファクス115」は、耳や言葉の不自由な方など、電話で電報サービスがご利用できない方々を対象とした、電報のお申し込みをファクスからお受けするサービスです。

電報の申し込みファクス番号:0120-789379(全国共通)

  • ※NTT東日本エリア(新潟県、長野県、山梨県以東の17都道県)
    午前8時∼午後7時(年中無休)
  • ※NTT西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西の30府県)
    午前9時∼午後5時(年中無休)

料金:メッセージ料金と電報台紙の種類により、所定の料金が必要です。

  • ※午後2時までに受け付けた電報は、当日配達いたします。
    (一部エリアおよび12/31〜1/3は除く)
  • ※通信料は無料ですが、コンビニエンスストアなどに設置されているファクスをご利用の場合は、ファクス使用料が必要な場合があります。
  • ※番号をお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。

●電報サービスは、インターネットホームページ「D-MAIL」でもご利用いただけます。
※インターネットの通信料、接続料はお客さまのご負担になります

  • 「D-MAIL」

NTTふれあいファクスのご紹介

「NTTふれあいファクス」のご利用手順

NTTふれあいファクスは、電話の移転、ご注文、故障等のご相談をはじめ、サービスのお問い合わせ等、NTT東日本へのご相談をファクスでお受けするサービスです。

受付ファクス番号:0120-700-133

  • ※東日本エリアのみとなります。

料金:通話料、手数料は無料です。

  • ※通話料、手数料は無料ですが、コンビニエンスストア等に設置されているファクスをご利用の場合は、ファクス使用料が必要な場合があります。
  • ※番号をお確かめのうえ、お間違えのないようお願いいたします。

地域における社会貢献活動

NTT東日本グループでは、社員一人ひとりが地域社会の一員として、環境活動をはじめ新たな地域の価値創造に向け、積極的に社会への貢献活動を実施しています。

「福島ひまわり里親プロジェクト」への参画

「福島ひまわり里親プロジェクト」とは、NPO法人チームふくしまが2011年から展開している東日本大震災復興支援活動で、現在全国で50万名が参加しています。NTT東日本は「里親」としてひまわりの種を購入し、職場・自宅等でひまわりを栽培して種を収穫、チームふくしまへ送付する取り組みを行っています。収集した種はおもに福島各地で「復興のシンボル」としてひまわりを栽培するのに活用していただいている他、バイオエネルギーを抽出し、福島交通のバスの運行に使用していただく等しています。

NTT東日本グループは、復興支援という観点と、社員が自宅で行う環境活動という観点の2つの目的で参加しています。NTT東日本グループの中で最初にこのプロジェクトに参加したのは神奈川事業部です。NTT東日本の全社的な取り組みとして、神奈川事業部の取り組みを、環境担当者が集まる社内会議でベストプラクティスとして取り上げ、展開することで始まりました。

2024年度は6,900名を超える社員が自宅でひまわりを栽培し、約114kgの種をチームふくしまへ贈呈しました。また、社内ウエブサイトでは、社員が自分で育てた「ひまわりのフォトギャラリー」を掲載し、写真を共有できるようにすることで参加者同士の活動を奨励しています。

全社員が参加できる社会貢献活動

物品回収

NTT東日本グループは、社員一人ひとりが社会貢献活動に参加し、その体験を社員エンゲージメント向上つなげていくことをめざしており、社員がより参加しやすい取り組みとなるように、会社・組織が魅力的な活動のしくみづくりを検討して進めています。一例として、眠っている古本や食品、切手やハガキといったものを会社・組織が収集して、社会福祉業議会やNPO団体へ寄贈するというように、自宅でも活動できるような取り組みを導入しています。

こうした取り組みにより、2024年度は社会貢献活動にNTT東日本グループの社員約15,000人(全社員の60.5%※)、延べ50,466人が参加しました。一つひとつは小さな活動ではありますが、グループ全社員が一丸となって実施することにより、社員が社会貢献活動の意識醸成につながるよう努力し続けていきます。

  • ※会社が企画した活動への参加率であり、個人活動は含んでいません。

社会課題解決に向けたステークホルダーとの連携活動

指導するNTT東日本の社員

NTT東日本グループは、地域の社会課題の解決を目的に自治体、学校、企業、NPO、住民の皆さま等と連携した社会貢献活動に取り組んでいます。

一例として、教員の負担軽減や少子化による部活動の持続困難を背景に進められている「部活動の地域展開」という全国的な社会課題に対して、先進地域の自治体、財団法人、中学校と連携して、NTT東日本の社員をサブコーチやサポート業務として中学校に派遣するという新たな社会貢献モデルの形成に向けたトライアルを実施しました。

一企業だけでは成し遂げられないテーマを自治体、学校、企業、NPO、住民の皆さま等と一緒に活動にすることにより、社会の課題解決につながることと確信して、連携を深めていきます。

SDGs課外授業

NTT東日本グループは、持続可能な社会を次世代へつなげていくための活動の一環として、地域の学校での課外授業やインターンシップ、職場体験の受け入れ等実施しています。課外授業の特徴として、以前から実施していたネット安全教室に加え、最近ではSDGs授業やプログラミング教室など多岐にわたるようになってきています。これからも、サステナブルな社会の実現に向けたNTT東日本グループの取り組みに関する講義や、ICTを用いた地域課題の解決についてのワークショップ等開催し続けていきます。

各地域の祭りへの参加

NTT東日本グループは、北海道・東北・関東・甲信越地域の祭りに、各事業所の社員やOBなどが毎年参加しています。踊り手や神輿の担ぎ手、運営スタッフなど、参加の仕方はさまざまですが、これからも地域の皆さまと交流し、祭りの保存・継承に貢献していきます。

NTT東日本グループが参加している祭り

シンボルスポーツ社員の取り組み

NTT東日本グループは、企業スポーツ活動をとおして社会への貢献をめざしています。

野球部は、都市対抗野球大会本戦において、2017年の優勝を含め、この10年間で黒獅子旗(優勝)1回、白獅子旗(準優勝)1回、黄獅子旗(ベスト4)3回、バドミントン部は、日本リーグ2014(現S/Jリーグ)において男女とも無敗でアベック優勝を果たすとともに、その他大会においても常に上位の成績を収めています。

また、漕艇部は2016年〜2022年の全日本選手権大会男子エイト種目において前人未到の7連覇を成し遂げ国内のボート界でトップの地位を築いている他、パラ陸上の桑早生(たかくわ さき)選手、三本木優也(さんぼんぎ ゆうや)選手は国内外の主要大会でも常に好成績を収めています。

企業スポーツチームとして、「チームを支え応援いただく方々への感謝の気持ちを常に忘れず、真摯に競技と向き合い、相互尊敬に基づくスポーツにおけるフェアプレーの精神を深めつつ、競技力の向上と心身の健全な成長に全力を尽くす」ことを掲げ、「NTT東日本シンボルスポーツ倫理規範」を制定いたしました。

スポーツを通じた社会・地域貢献活動の一環として、「青少年の健全な育成」・「スポーツ振興」を目的に、例年、チームごとにスポーツ教室を開催しています。2024年度も東日本各地を訪問し、小中学生から大人まで数多くの幅広いプレーヤーの皆さまと触れ合い、技術指導等を実施しました。

NTT東日本グループは、これまで築き上げてきた地域の皆さまとのつながりを糧に、良き企業市民として積極的に地域に根ざしたさまざまな社会貢献活動を行っていくことで、地域社会との絆をつなぎ、信頼される企業であり続けます。

  • NTT東日本シンボルチーム

サステナビリティ

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