LGBTQ等の理解促進
NTT東日本グループでは、性的指向や性自認にかかわらず、だれもが自分らしく生き、働ける組織、社会の実現をめざして、LGBTQ等 性的マイノリティ(以下、LGBTQ)についての取り組みを推進しています。全社員を対象としたeラーニングや研修等を継続的に実施し、採用活動において当事者への自然な対応をはじめ、公正採用選考の観点を重視し優秀な人材が採用できるよう、採用担当者向け研修を行っています。
PRIDE指標ゴールド認定ロゴ
NTT東日本グループは、一般社団法人work with Prideが主催し、職場におけるLGBTQ+に関する取り組みを評価する「PRIDE指標2023」において、認定基準の5つの指標すべてを達成したことを示すゴールドを受賞しました。なお、ゴールドの受賞は2017年から7年連続受賞となります。
LGBTQ等への理解醸成に向けた取り組み
全社員向け・属性別研修の実施
全社員を対象としたeラーニングや研修等を継続的に実施しているほか、NTT東日本グループオリジナル「LGBTQハンドブック」を全社員向けに公開し、LGBTQへの理解促進を進めています。
また、採用活動においても当事者への自然な対応ができるよう、採用担当者向け研修のほか、D&I推進担当者、人材派遣社員とともに働く社員等を対象に、毎年ロールプレイ型研修を実施し、理解醸成に努めています。
持続可能なAlly活動の推進
LGBTQ & ALLY マーク
Ally(アライ)とはLGBTQの方々を理解し、支援する人のこと。自身がAllyであることを表明することで、LGBTQの方々が心理的安全性を感じられることが期待できるといわれています。
NTT東日本グループでは、社員の自発的活動を職場の風土醸成につなげるため、2022年6月にグループ初となる「NTT東日本グループALLY会」を発足しました。
当事者・Ally間のヒューマンネットワーク構築はもとより、講演会や相互理解に向けたイベント企画などさまざまな活動を実施しています。これらの活動は社内ホームページにて社員等に幅広く紹介し、誰もが安心して働ける職場風土醸成をめざしています。
Allyグッズ・ハンドブックの配布
オリジナルAllyグッズ
また、Allyとなる方々に向けて、知っていてほしいことなどをまとめた「ALLY HANDBOOK」を作成し、Allyの意思表示をしたいけれど何から始めたらいいかわからない・・・といった社員の声にもこたえられるようにしています。
ALLY HAND BOOK 表紙
オリジナルAllyグッズ(ステッカー・缶バッジ・リモートワーク時に活用できるアイコンフレームとバーチャル背景等)を作成し、Allyの取り組みに賛同する社員へ配付しています。Allyであることの意思表示を見える化することで、理解がある人が同じ組織・企業にいる、自分は独りではない、仲間がいるんだ、という安心感につなげていきます。
同性パートナーへの制度適用
配偶者及び婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者(異性・同性問わず)を「パートナー」と定義し、社内制度全般を同性パートナーに適用しています(2018年4月〜)。
※法令で配偶者のみに認められる内容等を除き、配偶者・事実婚に関連する制度全般(休暇・手当・福利厚生等)を同性パートナーに適用しています。
だれでもトイレの設置
ハード面での環境づくりのひとつとして、拠点となるビルを中心に、障がいの有無や性別等に関係なくだれもが自由に利用できる「だれでもトイレ」の整備を進めています。