障がいのある社員の活躍推進
NTT東日本グループでは、障がいのある社員が個人の能力を発揮し、さまざまなフィールドで活躍しています。2008年3月よりNTTグループの特例子会社であるNTTクラルティと雇用連結を行っており、各種受託業務を通じ、障がい特性を活かして活躍できる場を継続的に創出しています。
障がい者雇用と相互理解に向けた取り組み
相互理解研修・定着支援等の実施
障がいのある社員がグループの一員として働くことへの理解を深めることを目的に、2017年度より「心のバリアフリー研修」をはじめとする障がい理解研修を継続的に実施しています。
2020年度からは障がい者の雇用から定着までのさまざまな状況に対応するための相談体制「障がい者雇用・定着支援サービス」を設けることにより、障がい当事者のみならず、当事者と協働する社員等へのフォロー体制の充実を図っています。
特例子会社(NTTクラルティ)との協業
分身ロボットOriHimeによるショールーム受付
初台本社のショールームでは、分身ロボット「OriHime」を活用した障がい者による受付業務を実施しています。「OriHime」は身体が不自由であるなど外出困難な方の分身として、遠隔地であってもあたたかみのあるコミュニケーションを可能にするロボットです。
リモート社会に対応しながら、障がい者の方の社会参画促進に貢献しています。
塩山ファクトリー製品の活用
山梨県甲州市にある「塩山ファクトリー」では、障がいのある社員が手すき紙製品やミシン製品等を手作業で製作しており、これをNTT東日本グループ各社のカレンダーやノベルティセットとして活用することで、障がい者の安定的な雇用を支えています。