生物多様性保全
基本的な考え方
豊かな自然環境は私たちにとってかけがえのないものであり、次世代に継承するためには、自然共生社会を実現していかなければなりません。NTT東日本グループでは、地域の皆さまとともに、東日本エリア全域で、植樹や里山保全等さまざまな生態系保全活動に積極的に取り組んでいます。
地域における生物多様性保全活動
海岸防災林の再生
NTT東日本 宮城事業部では、東日本大震災で多くの被害が出た海岸防災林の再生に取り組んでいます。2015年度より「NTT東日本みやぎの森」(宮城県東松島市 矢本地区・浜市地区)、2017年度より「NTT東日本ふくしまの森」(福島県相馬市 松川浦地区)においてクロマツの植樹・生長活動を実施しています。
この活動は、毎年社員から参加者を募って実施しており、2023年度は、社員、OBOG、及び家族の方約120人が参加して、クロマツの生長に不可欠な下草刈りを行いました。3地区8,550本のクロマツの苗木が大きく元気に生長できる環境づくりを継続しています。
仙台市「ふるさとの杜再生プロジェクト」支援のための電報サービスを通じた寄付
NTT東日本は、2017年3月に仙台市と合意した「『ふるさとの杜再生プロジェクト』を通じたみどりの再生」の推進に向けて、2017年4月より、売上の一部が寄付されるメロディDENPO「ブルーミングフォレスト」を販売しています。このプロジェクトは、仙台市が「杜の都・仙台」の東日本大震災からの復興のシンボルの事業として、市民・NPO・企業等の力を結集し、海岸防災林をはじめとした東部沿岸地域のみどりの再生を図ることを目的としており、2022年は1月から12月までに販売した約1000通の売上の一部、50万円を仙台市に寄付しました。
ボタンを押すと復興支援ソングの「花は咲く」が流れ、その著作権料が被災地への義援金として使用され、復興支援としても役立てられます。