Interview -人を知る

NTT東日本の業務課題とチームの連携力をつなげて業務効率化を実現する高品質なシステムをうみだせ。

ワタシInterview

Shohei UCHIGASAKI 内ヶ崎翔平

システムエンジニア

デジタル革新本部
デジタルデザイン部システム開発推進部門
システム技術担当
2023年度入社・工学研究科修了

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ワタシHistory

学生時代

学生時代は情報工学を専攻し、AIの深層学習を利用した画像の分析や評価の研究をしていました。最新の論文を参考にして深層学習のモデルを構築し、カスタマイズすることで、人間の知覚に近い評価ができるモデルの研究を進めていました。
就職活動

ITソリューションによる第一次産業の効率化などを通して地域の労働力不足をはじめとした課題を解決し、地域活性化に貢献できるような企業への就職を志していました。
入社

現部署に配属され、NTT東日本内で利用する社内システムの開発運用業務に従事。１年目は、表計算ソフトで行っていた進捗報告業務のDX化、コミュニケーションツールのアカウント運用を自動化するシステムの開発などを行いました。
2年目～現在

引き続き社内システムの開発業務に従事しています。２年目からは後輩社員が入社し、指導を行う立場にもなりました。開発業務ではプロジェクトリーダーを任されるようになり、主体的にシステム開発の案件を主導する機会が増えています。
将来の夢

現在は社内システムの開発がメインですが、ゆくゆくは社外に活躍の場を広げてシステム開発をしていきたいと思います。そして、就職活動のときに志していた、地域活性化に貢献できるエンジニアとして活躍できる人材になりたいです。

ワタシQuestion

01

NTT東日本を選んだ理由

私の地元は農業が盛んな地域なのですが、年々人口が減少し、管理者が見つからずに荒れていく農地を目の当たりにして、「ITの力で労働力不足などの地域課題を解決できる仕事がしたい」と考えるようになりました。そんな中、NTT東日本がイチゴの収穫時期をAIで予測するシステムを開発していると知り、自分が取り組みたいと思っていることを専門性を活かして実現できると感じて興味を持ちました。そこからインターンにも参加したところ、先輩方がハツラツとして話しやすかったことも印象に残り、一緒に活躍していきたいと考えて入社を決めました。
02

入社した頃の第一印象は？

入社当初に、私の１年上の先輩社員が、経営層が使用するツールの開発に携わっていたことを知り、「若手社員でも重要なシステム開発に挑戦できる環境が整っている」と感じました。私自身も、１年目から約500名が利用するシステム開発だけでなく、案件の進捗やメンバーの動きを管理するプロジェクトリーダーに挑戦できました。どのようにシステム開発を進めればよいのか迷ったときは、先輩社員がシステム設計や案件進行のフォローをしてくださったので、しっかりとスキルを身に付けながら案件に臨めました。
03

仲間との成功体験

私を含めた同じ部署内の同期3名と社内で利用する業務の進捗を報告するシステムを開発したことが一番の成功体験です。システム開発に向け、同期３名と直接検討を重ねながら、綿密に連携してシステム開発に取り組みました。開発が進んだ段階で導入に向けた説明会をしたとき、あまり前向きでないご意見もいただいたことも。しかし、そうしたご意見を踏まえて同期と一緒にシステムの改善を行い、システムのメリットをしっかりと伝えられるようにプレゼンをした結果、前向きな反応を多くいただけるようになり、無事に導入できました。このときに開発したシステムは現在も報告会議で利用されており、資料作成業務の効率化に貢献できています。
04

成長を感じたのはどんなとき？

1年目の後半に、コミュニケーションツールのアカウント取得やID管理を自動化するシステム開発に携わりました。そこで初めてプロジェクトリーダーを任されたときに成長を感じました。そのときのプロジェクトメンバーはリーダーの私を含めて10人ほどおり、こまめに会話をしたり、テキストで伝わりづらい部分を図に起こして説明するなどして、先回りのフォローを心掛けました。実際にシステムを運用する社員には、システムのイメージに齟齬が生じないよう、細かく確認機会を設けてフィードバックをいただくようにしました。この取り組みが評価され、無事にシステム開発を完遂したあとには、いくつかのシステム開発の相談を受けることもありました。
05

NTT東日本でしか経験できないと思うこと

多種多様な領域の事業に挑戦できることだと思います。NTT東日本は現在、ネットワークインフラの設備はもちろん、自治体DXやスマート農業、最近ではキャンプ施設の予約システムのDX化といった領域まで挑戦しています。また、公募型の異動によって自分が興味のある社内事業にチャレンジができたり、社内ダブルワークという形で他部署の業務に携わることも可能です。自分が挑戦したい事業に参入がしやすい風土も、NTT東日本ならではの特色だと考えています。
06

NTT東日本が世の中に対してできること

固定通信基盤を土台としたITソリューションを活用し、地域に貢献できることだと思っています。ネットワークインフラや通信サービスといった通信基盤を、IoTやクラウド、AI、ドローンなどの先端技術につなげ、地域の方々が利用しやすいサービスとして提供することで、地域活性化につながる価値創出ができると思っています。また、私が所属する部署のように社内システムの自社開発などにも取り組んでいます。自社開発で培ったノウハウもまた、地域社会の課題解決に活用できるものだと思います。
07

今の仕事でやりがいを感じる瞬間

社内のシステム開発は、社員から持ち掛けられた相談から始まることもあれば、自分から進んで担当者にヒアリングをして始まることもあります。社員の声に応じて開発したシステムに対して、「業務が楽になった」「システムが利用しやすくなった」という満足の声をいただけると、やりがいを感じます。また、実際に現場でシステムを利用する社員から、細やかなフィードバックをいただく機会もあります。「現場でシステムを使うユーザーの視点でどういう機能があると便利か」「どういった画面設計になっていると使いやすいか」など、自分では見えなかった視点に気付けるので、エンジニアとしての成長につながっています。
08

困難を乗り越え成長できたエピソードは？

全社員の社用PCを管理するシステムの開発にプロジェクトリーダーとして携わったときのエピソードです。短納期かつ高難度の技術が求められるシステム設計になっており、プロジェクトメンバーだけは技術的に解決できない部分もありました。そこで、システム開発に必要な技術を持つ先輩社員にサポートを求めてプロジェクトに参画していただき、部署間で連携しながらプロジェクト完遂まで進めることができました。このプロジェクトを経て、高難度なシステム設計や技術的な知見はもちろん、時には積極的に広くサポートを求めていくことの大切さなど、多くの学びが得られました。
09

普段から工夫している働き方

私の業務はベトナムにいるシステム開発メンバーと交流することも多いため、言語や文化の理解不足により、コミュニケーションロスが起こるリスクが内在しています。そのため、時には日本語が分かる現地メンバーを介して、通話内容を翻訳してもらったり、業務の流れが理解しやすいよう、イメージ図で表したり、システムの実際の設計図を見せながら説明するなど、コミュニケーションの取り方にも配慮しています。
10

今後の目標は？

ゆくゆくは社外でのシステム開発を行うことを目標に、まずは今よりも高品質で複雑なシステム設計と開発を進めていきたいと考えています。高品質なシステムとは、利用者のニーズを的確に捉え、かつ安定したパフォーマンスと信頼性を実現するシステムだと思っています。しかし、人間が作るものなので、どうしても誤りは起きてしまうものです。人間の誤りを起こす部分に目を向けて、誤りを起こさない体制や仕組みを作ることが必要不可欠だと感じていますし、誤りを起こさない体制の構築ができる素養を身に付けたいとも考えています。今後も、利用者を第一に考えた高品質なシステム開発に向けて挑戦し続けたいです。

事業とオフショア拠点をつなげて、新たなDXをうみだせ。

ワタシWork

時に海外拠点のメンバーとも協力し、
社内システムの開発運用に取り組む

NTT東日本の業務を支える、社内システムの開発運用業務をしています。システム設計したものを自ら手を動かして開発することもあれば、ベトナムにある海外拠点のシステム開発メンバーとともにシステム完成までの進行管理を行うこともあります。時にはベトナムに赴き、現地に訪問してメンバーとコミュニケーションを取りつつプロジェクトを進行することもあります。