Interview -人を知る
SEの業務を効率化することで、DXをさらに加速。新たな時代のSEを育てる!
マネージャーInterview
Ryo KURANARI 倉成 涼
システムエンジニア
NTT東日本-南関東
ビジネスイノベーション本部
テクニカルデザイン部
第三テクニカルデザイングループ第一担当 課長
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2008.4 〜 2010.3
BU事業推進本部
ソリューションエンジニアリング部
第5SE担当システムエンジニア
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2010.4 〜 2011.7
B&O事業推進本部 オフィス営業部
サービス企画部門 第一サービス推進担当サービスプロダクト開発
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2011.7 〜 2016.6
神奈川支店 神奈川市場強化PT SE担当
システムエンジニア
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2016.7 〜 2021.9
ビジネス開発本部
第三部門サポートサービス担当主査サービスプロダクト開発
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2021.10 〜 現在
ビジネスイノベーション本部
テクニカルデザイン部
第三テクニカルデザイングループ第一担当 課長システムエンジニア

KURANARI's Career Design
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1年目〜2年目
手探りで始まったSEとしての道
教育分野のSEとして、大学などのシステム構築の現場を経験。配属当初は右も左もわからなかったが、現場での経験や先輩指導の元でのネットワーク機器のハンズオン研修などを通じて、SEとしての知識を習得していく。
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3年目〜4年目
サービスの企画開発を通して、会社全体の解像度を上げる
法人向けのサービス開発に携わる。「オフィスまるごとサポート」サービスの立ち上げから、販売促進業務を行う。個々のお客様のニーズに答えてきたSEとしての領域から、市場全体のニーズを捉えながら社内のさまざまな部署と連携してサービスを創り上げる経験を通じて視野を広げる。
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4年目〜9年目
自ら仕事を生み出す、「攻めるSE」としての姿勢を身につける
神奈川エリアの法人営業の部署で教育や自治体などのSE業務を担当。自らが営業の元に提案書を持っていき、案件を待っているだけではなく、自ら案件を生み出していく「攻めのSE」としての姿勢を持ちながら業務を実施。
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9年目〜14年目
今までの経験を活かし、より良い形で生まれ変わったサービスを提供
再び法人向けのサービス開発に配属。以前立ち上げた「オフィスまるごとサポート(ITサポート&セキュリティ)」が薄利多売型の利益を生みづらい構造となっており、その状況の打開に向けて、お客さまからの声を元にサービスをより高付加価値なものへシフトをさせ、販売数・収支状況共に改善を実現。
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14年目〜現在
BI事業推進本部全体の生産性向上に向けた集約組織のマネージャーに
マネージャーとして、システムインテグレーション業務の本部集約推進を行う。現場のSEが携わっている業務を本部集約化し効率的に行うことで、新たなチャレンジ領域であるDX分野に稼働をシフトしていける環境の実現を目指す。


Manager Interview
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知識0のスタートから「攻めるSE」へ。
学生のころから教育に関心があり、学校の授業を「よりよくできないか」と考えていました。そこで、新たな教育の仕組みづくりをしたいと考え、就職活動では教育系の企業を中心に見ていました。その中でもNTT東日本を選んだのは、ICTの分野で実証実験を繰り返し、未来の教育づくりに向かって進んでいるイメージがあったからです。入社してからは、まず教育分野のSEとして配属されました。大学は通信と関係がない学科でしたので、知識が0からのスタートでした。現場最前線でネットワーク環境が構築されていくのを目にしたり、先輩に実機を貸してもらい実際に手を動かしながら学んでいくうちに、少しずつ自分にできることが増えていき、それを積み重ねていくことで大きく成長することができました。
3年目で法人向けのサービス開発の部署に配属。そこで企画開発の経験を積んだあと、神奈川エリアにおける教育や自治体のシステムを担当しました。そこでは、「攻めるSE」としての働き方を身につけました。基本的にSEというのは、案件が発生してからアサインされるという流れなのですが、私は「SEだからこそ技術的な観点からお客様に寄り添ったソリューション提案をすべきなのではないか」と考え、構築現場でのお客さまとの会話の中で、ニーズの掘り出しや次の提案につながるアポ取得を実施し、営業側へ働きかけ提案を能動的に実施していました。その姿勢を続けていくうちに、お客さまから私自身に指名が入るようになり、SEでもお客さまに直接信頼してもらえるような存在になれるということを、実感しました。
その後サービス開発に戻り、薄利多売型で収益を伸ばせていないという課題を抱えていたサポートサービスの立て直しを行いました。今までのSEとしての経験から新たに、お客さまが困った際に、技術者が直接駆けつける機能、故障時には代替機を貸し出せる機能を追加し、やや高単価ではあるものの高付加なサービスへシフトさせたところ、結果として非常に多くの申し込みを獲得し会社の収益基盤を生み出すことができました。サービス実現にあたっては、営業チャネル、設備部門など社内の幅広い方々と多く関わることによって、会社全体の有機的な繋がりを把握することができ、仕事の視野が一気に広がった期間でもありました。
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チームでいることによって生まれる、新しい目線と発見。
現在は、SE業務の本部集約推進に携わっています。本部集約推進というのは、現場にいるSEの業務の中で集約可能な比較的標準化できている業務を本部に集約することで、現場に稼働を創出し、DX案件やサーバ案件など新たな領域へのチャレンジに活用してもらおうというものです。今、市場ではDXのニーズが非常に高まっています。市場のニーズにスピーディーに対応するためにも、NTT東日本のSEが新たな技術領域へリスキリングができる環境を創り出すため、本部として動いています。
また、現在の部署になってからマネージャーのポジションになり、チームを持って戦うことの強さをより実感するようになりました。年々、仕事の規模も大きくなり、自分一人でできる仕事の範囲に限界を感じることもありましたが、チームで協力することによって、仕事の幅はかなり広がりました。それと同時に、チームを持つことによって、みんなが楽しく働けるようなバランスを取ることの難しさも痛感しました。メンバーそれぞれ、得意不得意は異なりますし、性格もバラバラです。チームとしてバランスを上手く取れるようになるまで、試行錯誤しました。その結果、メンバーが今どういった状況なのか常に把握することがとても重要だということを学びました。今はコロナ禍ということもあり、メンバーの状況もより見づらい環境になったので、しっかりとコミュニケーションを取ることも、心がけています。
チームのメンバーと話していると、自分にはない新たな視点の意見を聞くことができます。思いも寄らない切り口からの意見は、自分としてもとても勉強になることが多いと感じます。ですから、自分の意見を自分の言葉で発信できる人は、NTT東日本で働くのに向いているのではないかと思います。先輩相手ですとなかなか言いづらいときもあるとは思いますが、物怖じせずどんどん自分の意見を発信していける、そんな人材を求めています。
Another Interview
※十分な感染対策を行い、撮影時の短時間のみマスクを外しています