Interview -人を知る
農業とデジタル技術をつなげて、新たな価値をうみだせ。
ワタシInterview
Satoshi NITTA 新田 智史
データサイエンティスト
デジタル革新本部 デジタルデザイン部
ファシリテーション部門 DX技術担当
2020年度入社・理学部卒
ワタシHistory
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学生時代
大学時代はコーラス部に所属していました。定期演奏会に出演したり、他大学の方たちと企画を組んだり、交流の場を広げていました。
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就職活動
日常生活に欠かせないサービスや技術を提供している企業や、幅広い業界と仕事をしている企業に注目し、インフラ業界やSIerを中心に就職活動をしていました。
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入社〜現在
農業のDX化に向けたシステム開発業務に携わっています。具体的にはNTT東日本の農業ICT技術を導入している農業法人とやりとりをしながら、農業従事者の作業管理を効率化するシステムの開発・提供を行っています。また、AIを活用した収量予測等の新しいサービスに向けた実証実験を行い、チームで新たな分野の開拓に挑戦しています。
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将来の夢
農業という業界への理解を深めながらも、エンジニアとしての技術も伸ばしていき、農業分野でのDX人材として成長していきたいです。
ワタシQuestion
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01
NTT東日本を選んだ理由
私は変化や刺激を好む性格なので、NTT東日本なら通信を通して、多くの業界とつながり、刺激を受けながら仕事ができると思い、入社を決めました。また、私が福島県の出身で、東日本大震災を機に、生きていく上でのインフラの重要性を感じたのも理由の1つです。
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02
入社した頃の第一印象は?
上司に気軽に相談をしやすく、風通しがいい会社だなという印象でした。NTT東日本は、業界の中でも社会に与える影響が大きく、規模も大きいので、入社前は上下関係や規律が厳しいのではないかと思っていました。しかし実際に入社してみると、若手にも裁量があり、チームリーダーを任せてもらえる環境があります。また、既存のルールに対しても「もっとこうした方がいいと思います」と発言すると、チームで新しいやり方を考えてくれたり、新しく必要な技術が出てくると、社内横断的にAIなどの取り組みを共有する場で、最先端技術をキャッチアップできる環境があったりと柔軟さがあると感じます。若手からでも、さまざまなことに挑戦できる社風だと感じています。
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03
NTT東日本でしか経験できないと思うこと
思いも寄らない業界と関わりを持てるところです。私は今、農業のDX化に向けたシステム開発業務に携わっていますが、NTT東日本に入社して、農業に関わることになるとは予想もつきませんでした。そのほかにもe-SportsやAIなど、さまざまな業界や技術に携わっており、選択肢の幅を広げることができるのは、NTT東日本にしかない可能性だと思います。
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04
NTT東日本が世の中に対してできること
地方自治体や中小企業とのつながりを強く持っているところが、他の企業とは違う強みだと思います。私が担当している農業法人のお客さまは、全国にファームがあり、直接現地に行って関わりを持つことができます。また、東日本各地に事業所があるため、地方が持つ情報を元に全国へサービスを発信できるのが、他の企業とは異なり世の中に貢献している部分ではないかと感じています。
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05
心に残る先輩からの教え
「お客さまの手足になるだけではなく、頭脳にもならなければいけない」という言葉です。これはお客さま対応のレクチャーを受けている際に上司からかけていただいた言葉で、お客さまの要望だけを考えるのではなく、NTT東日本だからこその発想や考え方を掛け合わせることで、初めて前に進むことができるということを教えていただきました。それ以降、お客さまと話すときは、いつもこの言葉を心がけています。
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06
仲間との成功体験
お客さまの期待を超えるシステム改善を実現できたことです。システムの改善は、要望があった部分だけをピンポイントに改善するだけではありません。チームメンバーやお客さまとのコミュニケーションを通じて、お客さまが明示的に伝えていない部分も考えながら、「こんな機能があったら便利かな」と、自分自身で考えながら改善をしていくことが求められます。チームの皆が意見を出し合い、連携をしながらプロジェクトを進めていくことがシステム改善の成功につながるので、実際に出来上がったものを見たときは充実感を感じています。
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07
困難を乗り越え成長できたエピソードは?
お客さまのファームで実証実験をしていたときに、用意していた機材が急に壊れたことがありました。しかし、遠方での実証実験ということもあり、人と時間も限られていた中で、なんとか結果を出さなければなりません。そこで、遠隔で有識者の方に相談をしたり、現地の方と協力してどうするのかを話し合うことで、当初の目標を達成し実証実験をやり遂げることができました。実験の目的を明確にしていたので、緊急時でもやらなければいけないことの優先順位を崩すことなく、対処することができました。この経験から、どんな状況に置いても、慌てず優先順位をつけ、目的を達成することの重要性を学びました。
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08
今の仕事でやりがいを感じる瞬間
定期的にお客さまとコミュニケーションを取る中で、私が開発や改善に携わっているシステムに対して、ポジティブな意見をいただけたときにやりがいを感じます。「使いやすくなったね」「前よりもスピーディーになりました」といった言葉をかけていただけると、自分が作り出したものが、誰かの助けになるような影響を与えていることがわかり、とても嬉しいです。
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09
普段から工夫している働き方
私のいる部署は在宅勤務が中心です。その中でも、上司やチームメンバーへの連絡を躊躇わないようにすることを意識しています。在宅勤務ですと、相手が何をしているのかがわからないので、「迷惑にならないかな……」と連絡を躊躇してしまう傾向があります。ただ、そこを気にしてしまうと仕事が始まりません。ですので、聞きづらいことも積極的に聞けるように、頻繁にコミュニケーションを取りながら、チャットや通話をするようにしていますね。
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10
今後の目標は?
農業分野の理解と、エンジニアとしての技術的知識の2つを高めていき、農業分野のDX人材として成長していくことです。そのために普段の業務に加え、お客さまの話を積極的に聞くようにしています。例えばその業界ではどんなトレンドがあるのか、どんな技術が必要とされるかなど、例えそれが案件に関することではなくても、いろんな視点で物事を考えられるようになるために知識や経験として学んでいきたいと思っています。
ワタシWork
NTT東日本の未来を広げるために、
仲間とともに高めていく農業分野のDX化
農業分野でのDX化は、NTT東日本の中でも未来を担う、新しい事業だと感じています。IoTやAIなど、最先端技術を活かす分野ですので、私自身、わからないことも多くありますが、日々先輩や同僚に教えてもらいつつ、スキルを高めています。まだまだこれからの事業ですので、新卒入社の方ともスタートラインが近いところにあると思います。NTT東日本は新しい領域や、今までやってこなかったことに対して学んでいこうとするモチベーションが高い人がとても多いです。ですので、同じような姿勢で新たな取り組みに挑戦していける人材が仲間になってくれると、とても嬉しいです。
ワタシPrivate
オンラインゲームで友だちと会話をしたり、ときにはアクティブに旅行にも
入社当初からコロナ禍ということもあり、基本的には家で過ごしています。家にいるときは、友だちと会話しながらオンラインゲームをすることが多いです。大型連休があるときは、少し遠出をしたりして過ごします。先日は友人と鎌倉に行き、オフを満喫しました!
Another Interview
※掲載内容は取材当時のものです