NTT EAST Career Recruiting

Interview 人を知る

05 "キャリアアップの
過程で培った
多彩な経験"をつなげて、
自治体の防災力強化に
貢献する
「半島モデル」をうみだせ。

05

佐藤 春日 Haruhi SATO

マネージャー

神奈川事業部
ビジネスイノベーション部
まちづくり推進グループ

2023年入社

これまでの経歴

大手電機メーカーのシステム子会社に新卒として入社し、金融機関向け音声システムのエンジニアとして5年間勤務。その後、営業部門に異動し、クラウド電話サービスなどのSaaS領域のコミュニケーションシステム販売に12年間携わる。同時期に、大手販売代理店との共販スキームを構築。テレビ電話システムを代理店の販路に戦略的に乗せる取り組みを通じて、新規チャネルの創出と持続的な事業拡大の基盤を確立した。「より広い領域で、新規市場の創出・拡大に挑戦したい」という思いから、2023年にNTT東日本に入社。

現在の主な業務

神奈川事業部のビジネスイノベーション部まちづくり推進グループの一員として、神奈川県三浦半島の5自治体(4市1町)を横断した広域防災力強化プロジェクトにマネジメントの立場で参画。リスクアセスメントを通じて抽出した、三浦半島の地域特性による各自治体共通の課題への解決施策の検討・実行に向けて、NTT東日本グループの複数の組織と連携しながら取り組んでいる。

Question

  1. 01

    NTT東日本を選んだきっかけ・決め手

    前職では、SaaS領域の営業としてクラウド電話やビデオ会議システムなどの販売拡大に取り組んでいました。しかし、私が扱っていたのはエンタープライズ向けの、高度で専門的なソリューション。販売業務自体には面白さを感じていた一方で、販売先や競合の数が限られ、市場の規模が広がりにくいといった課題もありました。自身の成長や発展性の面で限界を感じていたとき、偶然目にしたのがNTT東日本の経験者採用情報。前職で得た知見や経験を活かせると考え、ひかりクラウド電話の主管部門に応募しました。
    選考過程で印象に残っているのは、面接時に「前職で苦労したこと」を話したときのこと。「国内屈指の大手販売代理店を巻き込んだ新たな共販スキームを構築する際、多くのステークホルダーを説得し、一つの方向にまとめ上げることに苦労した」と話したところ、当時の面接官が強く共感してくれたのです。転職活動では「誰と一緒に仕事をするか」を重視していたため、「ここなら同じ観点を持った人と仕事ができる」と感じました。また、面接官の方から「新たなことへのチャレンジは、会社としても行っていきたい」という言葉もいただき、自分が望む形で成長していける明確なイメージが描けたのも決め手の一つです。

  2. 02

    入社前後で変わったこと・気がついたこと

    入社前は、通信事業という安定した基盤があることから保守的なイメージがありました。しかし実際は、通信事業以外の新規領域も積極的に拡張に取り組む、チャレンジングな企業文化でした。入社したのがひかりクラウド電話の新サービスリリース時期だったこともあり、「さらに売り上げを拡大していこう」という勢いのある空気感に、良い意味でギャップを感じました。
    また、スピード感を持って主体的に行動できる若手社員が多く、「指示されたことをそのままこなすのではなく、1を聞いて5や10を考え自ら動いていく」という姿勢が非常に印象的でした。初めて取り組むテーマや課題であっても、自分たちで調べて学び、わずか数カ月後にはセミナーや勉強会を開催できるレベルにまで成長していく。その吸収力と成長速度は良い刺激となり、私自身のモチベーションにつながる場面が多くありました。

  3. 03

    NTT東日本で活きている前職のスキル・経験

    前職では営業として、お客さまとの対話を通してニーズや課題などをヒアリングし、その奥にある潜在的な課題感を捉えて提案することを大切にしていました。こうした考え方は、現在の業務においても大いに活かせています。特に印象的だったのが、入社後すぐに携わった、社内販売チャネルのスケール化に向けた取り組みです。販売チャネルの一つであるコールセンターにおいて、ひかりクラウド電話の販売拡大を進めるにあたり、コールセンター営業支援を行いました。お客さまのご要望から課題を見つけ、提案を行う……。この工程におけるボトルネックを特定し、販売促進に向けた改善策を考えるため、北海道のコールセンターに出向き、オペレーターの隣で実際の業務を見ながらヒアリングを実施しました。前職で培った「相対するのではなく、横に並んで同じ目線で見る」という考え方が活かされた瞬間だったと思います。
    加えて、入社後に多彩な部署を経験する中で得たスキルも自身の糧になっています。東京事業部では、営業企画職として、当社の重点アカウントを対象に利益拡大を目指した販売戦略を展開するとともに、課長としてマネジメント業務にも挑戦。ここで得た目標設定やKPI設定などの戦略設計力や、社内外と連携しながらプロジェクト運営を行うスキルを活かして、神奈川事業部ではプロジェクトマネジメントの立場から事業設計・推進に取り組んでいます。

  4. 04

    現在の業務でやりがいや成長を感じた点

    現在は、神奈川県の三浦半島に位置する5自治体とともに防災に関する課題解決施策を進めており、「防災」という社会的ニーズの高いテーマに携われていることにやりがいを感じます。取り組みでは、まずリスクアセスメントを通してそれぞれの自治体が抱えている防災課題を探り、そこにアプローチできる施策を5自治体で並行して進めています。例えば、三浦半島地域の最南部に位置する三浦市は、その孤立しやすい地形が一番の課題でした。そこで、孤立してしまった場合の帰宅困難者の安全な避難誘導や、近隣自治体からの支援を受けられるような応援・受援の体制構築に向けた計画立案などに注力しています。
    このプロジェクトのマネジメントを行う上では、前職や当社で培った「関係者を巻き込みながら取り組みを形にしていく推進力」を発揮できています。合意形成力や調整力の面でも成長を実感しており、分野は違っても、これまでの経験が自分の力として確実につながっているのだと感じます。

  5. 05

    NTT東日本で働く上での面白さやメリット

    ひかりクラウド電話のように、電話番号からネットワーク、エンドユーザー向けアプリケーションまでを一気通貫で提供できる点は、他社にはない強みではないでしょうか。加えて、充実した保守体制や企業としての高い信頼性、長期案件にも耐え得る企業体力を持つことから、自治体をはじめとする大規模なクライアントへの提案も自信を持って行うことができます。特に自治体と協働して行うプロジェクトは、結果が形になるまで1〜3年ほどかかることがほとんどです。その間も、自治体に寄り添った伴走型の課題解決施策を行うことができる点は、NTT東日本ならではの強みだと感じています。
    仕事の中で面白さを感じるのは、自治体間連携を軸にした広域防災力強化に自治体やメンバーとともに議論しながら向き合う過程です。まだ前例が少なく確かな正解がない領域であるため、自分たちで答えを模索していく中で難しさを感じることもありますが、そこにこそ面白さがあると考えています。加えて、社会貢献性の高いシンボリックなプロジェクトだからこそ、この活動を神奈川新聞に取り上げていただくなど、反響を実感しやすい点も魅力です。

  6. 06

    今後の展望・目標

    今後は三浦半島での広域防災力強化施策の結果を「半島モデル」としてモデル化し、類似の地形を持つ自治体に対して展開できる形に落とし込んでいきたいと考えています。また、5自治体に加えてほかの自治体や組織を巻き込んで動いていく兆しも見えてきており、大きなプロジェクトに成長していく可能性があります。取り組み自体が社会課題の解決に直結しているため、これが形になれば地域住民の方々の生活に大きく貢献できると考えています。そういった視点でも、長期案件ではありますが、やりがいやモチベーションを保ちながら注力して取り組んでいきたいと思います。
    個人としてのキャリアビジョンには、まだ明確な答えを持っていません。しかし、NTT東日本に入社後、短いスパンでさまざまな領域の業務に携わる中で、新たな学びやスキルを身に付けることができ、成長を実感しています。多様な経験が積めるこの環境で、自分に向いている業務内容や領域を模索しながら、見極めていきたいと考えています。

My Work

My Worksの写真

ほかの自治体にも展開可能なモデル化を目指し、
三浦半島の広域防災力強化に取り組む

「NTT東日本だからこそできる地域支援・社会課題解決の取り組みとして、世に発信できる事例を作ること」を目標に始動した、神奈川県三浦半島の5自治体と連携した広域防災力の強化プロジェクト。実現可能かつほかの自治体でも再現可能な「半島モデル」を構築するため、自治体やNTT東日本グループの複数のステークホルダーと連携しながら事業を推進しています。
主に取り組んでいるのは、自治体ごとに抱えている災害課題に対する解決施策の実践です。加えて、平時の防災訓練を通して防災力を高められるよう日頃の訓練や実証にも注力するなど、職員の方々と丁寧に対話を重ねながら、広域防災力強化を目指しています。
今後はこの取り組みが一つの「形ある成果」として、ほかの自治体にも展開できるようなモデルに落とし込んでいけるよう、努めていきたいと考えています。

  • ※掲載内容は取材当時のものです