Pick Up! NTT-EAST ピックアップ
地域を支える新規事業をうみだせ。
経験者採用社員の挑戦。
新規事業創出プログラムとは?
社員によるボトムアップでの新規事業創出を目的とした、NTT東日本グループ全社員対象のプログラム。新規事業コンテストを開催し、社長・副社長を含めた経営幹部の審査も踏まえてグランプリを決定する。
グランプリ受賞者には、アイデアの事業化に向けた環境が提供される。
Member
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Takeshi YONEYAMA米山 剛史2022年度入社ビジネスイノベーション本部
まちづくり推進部
まちづくりコーディネート担当 -
Motoi KONNO今野 基2023年度入社ビジネス開発本部
CXビジネス部
商材プロデュース担当
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- ─新規事業創出プログラムの新規事業コンテストにおいてファイナリストに残った経験者採用社員のお二人にお越しいただきました。まずはコンテストに応募したきっかけを教えてください。
- 米山: 前職で新規事業開発に携わっていたこともあり、NTT東日本に転職した後も、幅広い領域で新たな事業を創出したいと考えていました。しかし、自分一人で取り組めることには限界があります。大きな事業を生み出す上で欠かせないのは、同じ想いを持った同志の存在だと考えているため、本プログラムに参加すれば、そうした同志が見つかるのではないかと考えて応募しました。
- 今野: 私は転職して1年も経っておらず、検討しているビジネスをより良くするために必要なピースが社内のどこにあるのかよく分からない状態でした。そのため、NTT東日本の組織構造や各部署の役割、どのような強みを持つ社員がいるかを把握できるように、さまざまな部署の社員とつながることができる本プログラムに参加しました。
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- ─新規事業のアイデアをゼロから自分たちで考えていくというのはなかなかハードルの高い挑戦ですが、特に苦労した点はありましたか。
- 米山: NTT東日本のリソースや事業の展開先、サービスの根幹となるICTに関する知識が自分に足りず、検討したビジネスモデルをよりリアルに昇華させていくことに苦労しました。最終プレゼンの発表後に社長から「NTT東日本のネットワークをもっと活用してほしい」というコメントをいただいたとおり、通信のドメイン知識を身に付けていくことが今後の課題となりました。ただ、本施策ではメンターが伴走支援をしてくれていたので、知識面で足りない部分は適宜サポートいただき、大変助かりました。
- 今野: 私は、クラウドサービスの収益体系やサービス開発までの道筋について自分の理解度が低かったこともあり、事業のビジネスモデルを検討することに苦労しました。一人で考えても答えが見つからなかったのですが、部署のツテを借り、NTT東日本のクラウドサービス主管の協力が得られたため、ビジネス性の評価や新たな課題発見につながり、自身のビジネススキルを磨けたと思います。
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他業界から来られた経験者採用社員ならではの苦労をされたのですね。
そんな中、ファイナリストとして選出され、最終的に事業としてアイデアを発表されたわけですが、ご自身として本プログラムを通じて得られたこと・成長できたことはありましたか?
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米山:
まずは本プログラムを通じて想像以上に多くの人とつながることができ、自分の人脈が大きく広がったことだと思います。本プログラムの活動だけでなく、所属部署の業務においても活きるような人脈を得られたと感じています。
また、発表内容に賛同してもらえたことで、自分の考え方やアイデアに自信が持てました。子育て世代をターゲットにした事業だったのですが、発表を見た社員の方々から、「応援しています」「課題感にとても共感できます」といったメッセージをたくさんいただき、非常にうれしく思いました。
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今野:
プレゼンの準備や発表を経て、プレゼン能力が向上したと感じました。発表前には、メンターを相手にリハーサルを行なってフィードバックをいただきました。そうした準備を積み重ねてきたおかげで、限られた時間の中でどのような内容に重きを置いて話せば共感を得られるか、といったポイントを掴みながら、発表を行えたと思います。
そして、ICTやクラウド事業への理解が深まったことも得られたことの一つです。サービス開発における費用構造や、サービス展開後の経済的インパクトなど、今後ビジネスをつくっていく上でも非常に大切な知見を獲得できたと考えています。
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他業界から来られた経験者採用社員ならではの苦労をされたのですね。
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- 経験者採用でご入社されたお二人ですが、こうしたプログラムに挑戦するメリットはありましたか。
- 米山: やはり人脈形成におけるメリットが大きいと思います。メンターの方や事業の相談をさせてもらった方など、さまざまな業務を担当している方と関わることができました。事業化という身が入った話をしたこともあり、何かあったときには協力し合えるような、良い信頼関係が築けたと感じています。
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今野:
私も一番は人脈形成の部分が大きいと考えています。本プログラムに参加しようとする社員同士のアグレッシブなつながりもできますし、審査員である事業部長や役員の方々と個別にコミュニケーションを取れるチャンスは弊社の中でも貴重な体験だと思います。
それと同時に、社内で名前を売る良い機会だとも感じました。最初から意識していたわけではないのですが、いざファイナリストまで残ると部署内でも「新規事業創出プログラムで頑張っている人だ」という印象が付き、多くの人に認知してもらえました。自分のことを事前に知っていただくことで仕事もスムーズにやり取りができるようになりましたし、何かと応援していただけるようになりましたね。
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- ありがとうございました。最後にNTT東日本への入社を検討している方にメッセージがあればお願いします。
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米山:
NTT東日本では新しい事業を生み出していこうという機運が高まっています。こういったプログラムができたこともまさにその一環だと思います。周りの方々も新たな挑戦を応援してくれる前向きな雰囲気があり、非常に先進的な社内文化が醸成されていることを、本プログラムへの参加を経て実感しました。
また、NTT東日本は地域の課題解決と価値創造をミッションとして掲げ、事業を強力に推進しています。地域課題を解決するソーシャルイノベーションを起こすことが、私自身が実現したいことであると同時に、企業の利益や地域貢献にもつながるため、非常にやりがいを感じています。弊社の取り組みに共感していただける方がいれば、ぜひ門を叩いてみてください。
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今野:
NTT東日本はチャレンジングな取り組みに積極的である一方で、歴史ある大企業として安定した経営基盤を持っているところも魅力の一つです。豊富なリソースを活用しながら新しいビジネスにチャレンジする傍ら、働き方に関する社内制度や福利厚生も整っており、ワークライフバランスを大事にしながら、腰を据えて働くことができます。
NTT東日本は、ソーシャルイノベーションや地域創生に本気で取り組むことができる環境が整った企業です。ご希望のポジションが見つかれば、ぜひ選考に挑戦してみてください。
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運営チーム’s Eye
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魚返 遥ビジネス開発本部
営業戦略推進部 -
高柳 奈央ビジネス開発本部
営業戦略推進部
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─NTT東日本グループ全社規模での新規事業コンテストというのはあまり前例がない取り組みかと思います。実現に至った背景をお聞かせください。
魚返: 会社主導の新規事業創出だけではなく、社員が持つアイデアを活かして新規事業を創出できないか、という想いで立ち上がったプログラムです。そうした挑戦を後押しすることで、「想いを称賛し、失敗から学べる文化」を醸成し、よりイノベーティブで面白い会社への変革・新規事業創出ができるのではないかと考えています。
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─プログラムを実施してどのような反響がありましたか?
高柳: 応募数自体が想定以上に多かったことももちろんですが、若手社員のみならずシニア社員や、マネージャー層など、幅広い世代から応募いただきました。また、応募者以外の社員からも「〇〇さんのアイデアを支援したい」「次回は自分も挑戦したい」といった反響もあり、うれしかったですね。
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─応募した経験者採用社員に共通する強みや特徴があれば教えてください。
魚返: 経験者採用社員の方に注目すると、前職の経験の多さや専門スキルが高いことに加え、業界関係者との接点が多いことから、アイデア発展のスピードが速いなと感じました。通信分野の知識など、NTT東日本の強み・アセット活用といった観点については、メンターに話を聞いてもらい課題を整理する壁打ち支援や、発表内容のフィードバックといった支援を受けて補完していただけたと感じています。
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─プログラムの今後の展望を教えてください。
高柳: 今後のNTT東日本の収益拡大のためにも新規事業の創出は不可欠だと考えており、ボトムアップからの事業創出をさらに拡大したいと考えています。そのためにも今後は新規事業を社員が体験できるワークショップや社外の視点を学ぶことができるセミナーセミナーなどを取り入れることで、社員自身が成長できる環境づくりも重視してプログラムを充実させていきたいです。
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