NTT東日本 Career Recruiting

Interview 人を知る

04 地域課題と
NTT東日本のグループ力をつなげて、
愛されるまちを
うみだせ。

04

塙 祥吾 Shogo HANAWA

セールス・SE

ビジネスイノベーション本部
まちづくり推進部
まちづくりコーディネート担当

2021年入社

これまでの経歴

大学卒業後、総合エレクトロニクスメーカーに入社。約6年間、営業担当として製薬業や製造業向けのシステム提案に従事。その後、情報通信企業に転職。広告事業部でメッセンジャーアプリと企業システムのAPI連携推進業務を担当したのち、フィンテック事業の販促マーケティングにも携わる。2021年、NTT東日本に入社。

現在の主な業務

北海道のまちづくり支援担当として、地域の課題を把握し、NTT東日本グループ内外のソリューションやサービスの提供・実装を行うことで課題解決の実現を担う。地域に関わる全ての人がより便利に暮らせるまちを目指し、自治体・地域企業・大学・金融機関とも連携を図りながら、新たなイノベーションの創出に取り組んでいる。

Question

  1. 01

    NTT東日本を選んだきっかけ・決め手

    NTT東日本の社員から「リファラル採用に応募しないか」と声をかけられたことがきっかけで、転職を考えました。当時は、勤めていた会社が他社と合併することになり、担当業務が縮小される動きが出てきており、キャリアについて悩んでいたタイミングでした。そこで、興味を持ってリファラル採用のWebページを見てみたところ、「地域創生」の文字が目に入ったのです。私は茨城県の出身で地元への愛が強く、昔から「いつか地元に貢献したい」「地方を良くしたい」という思いを持っていました。その思いは、地元を離れて大阪や東京で働き地元の良さを再確認したこと、教育や医療の格差、街の活気の違いなどを感じたことで、より強くなっていました。そのため、地域創生の仕事がとても魅力的に感じてチャレンジしてみようと思い、NTT東日本を選びました。

  2. 02

    入社前後で変わったこと・気がついたこと

    リファラル採用で声をかけてくれた社員から「NTT東日本はネットワークの基盤をベースに多様な事業にチャレンジし、変革を起こそうとしている」という話を聞いて、「先進的で柔軟な会社」という印象を持ちました。入社してみて感じたのが、「確かに先進的でインパクトのある事業に挑戦しているな」という手応えです。一方で、私の前職がベンチャーに近い社風だったこともあり、より意思決定のスピードを早め、小回り良く動くために改善できるところもあるのではと考えました。そこで、自分が感じ、気づいた改善点について意見交換する会を立ち上げました。有志のメンバーとオンラインでランチをしながら気軽に話す場ではありましたが、「NTT東日本をもっと良くしたい」というメンバーが集まり、上司部下関係なくさまざまな意見をポジティブに受け入れてくれたことが印象的でした。前向きに変わろうとする雰囲気が、とても良いなと感じましたね。また、入社してみて社員の皆さんの向上心の高さや理解度のスピードにも驚かされました。こうした刺激的な環境に身を置くことが、自身の成長にもつながると感じています。

  3. 03

    NTT東日本で活きている前職のスキル・経験

    システム開発に関わってきた経験が現在の業務に活きていると思います。例えば今、社内で制作を進めているのが地域課題をまとめる自動化ツールです。まちづくり支援は、自治体職員や関係者から地域課題をヒアリングするところからスタートします。ここで得た膨大な量の情報をまとめるのはとても大変な作業です。さらにNTT東日本グループには多種多様なソリューションがあるため、課題が見えたとしてもそれを解決する適切なソリューションを導き出すのに時間がかかります。そこで、ヒアリングした課題をまとめて地域の「仮説課題」を設定し、最終的に課題を解決に導くソリューションを提示するようなフレームワークをつくろうとしています。これを活用することで、よりスピード感をもって地域創生が進められるようになるはずです。将来的にはさまざまな地域の課題解決に役立つツールにしていきたいと思っています。

  4. 04

    現在の業務でやりがいや成長を感じた点

    北海道のまちづくりに携わる中で、社会課題を解決するための根源的な取り組みができていることに大きなやりがいを感じます。北海道は交通や医療、後継者不足といったさまざまな側面で課題を抱えています。業務では、北海道の自治体に地域の課題を詳しくヒアリングしながら、ソリューションや課題解決の方法を実装するところまで実行しています。例えば、地域に24時間営業している商店がない、また担い手もいないという課題に対して、店舗運営の無人化を実現できるNTT東日本のソリューション「スマートストア」を提供したことがありました。そのほか、若者が楽しむイメージのあるeスポーツをフレイル予防の仕組みとして高齢者の方々に向けて提供したこともあります。実際に、楽しんでもらえたり会話のきっかけになったりしている様子を見て嬉しく思いましたし、自分が年を重ねた時にあったら良いなと思えるサービスを提供できていると実感しています。こうした課題解決の方法は、北海道だけでなく全ての自治体に当てはめられることだと感じており、今後ほかの地域にも広めていきたいと考えています。

  5. 05

    NTT東日本で働く上での面白さやメリット

    NTT東日本にはこれまで培ってきた地域や顧客とのつながり、多様なアセットがあります。だからこそ、会社全体で「積極的に新規事業に取り組んでいこう」という風土があると感じます。そのため、社員たちが新しいことにチャレンジしたり、学んだりできる環境も整っていると思います。例えば、NTT東日本にはさまざまな小集団活動があり、私は「生成AI」のチームに所属しています。そこでは、最新事例の情報共有などが行われ、多くの学びを得ることができています。過去にはこの活動が実際の案件につながった例もあります。その他にも、副業の支援があったり、社外派遣プログラムの制度があったり、本業以外でもさまざまな経験ができる仕組みがあります。こうした環境が整っていることに加え、向上心が高く、社会的使命感を持った社員の方々と共に働けることもNTT東日本で働く上での魅力です。

  6. 06

    今後の展望・目標

    「『地域創生』『まちづくり』といえば、NTT東日本」と言ってもらえることを目指して、今後もまちづくり支援に取り組んでいきます。まずは今つくっている課題解決をよりスピード感を持って進めるためのフレームワークを完成させたいと思っています。そのフレームワークを活用して、北海道だけでなく、東日本以外の地域のまちづくりにも携わりたいですし、ゆくゆくは高齢化先進国である日本の事例をもとに海外にも展開していきたいと考えています。また、一つの地域にどっぷり浸かってまちづくりをしたいとも考えていて、地元の茨城県に還元できることをやりたいです。「塙さんに相談したらなんでも解決できる」と信頼されるような“地域のご意見番”になることが、自分にとっての大きな目標です。

My Work

My Worksの写真

16年ぶりに地元へUターンしたことで、
地域課題を肌で感じられるように

2022年に地元の茨城県へ16年ぶりにUターンしました。地域で生活するようになったことで、東京で暮らしていた時には感じられなかった地域の課題が、より肌で感じられるようになりました。例えば、子どもが風邪をひいた時に小児科の予約がなかなかとれなかったり、友人が不妊治療を受ける病院が近くになくて困っていたりと、専門医の少なさを痛感しています。こうした課題をすぐに解決することは難しいかもしれませんが、まちづくり支援に取り組む中で得た経験やノウハウを、将来的には地元のまちづくりにも活かしたいと考えています。