第103回全日本ローイング選手権大会

2025年5月22日(木)〜5月25日(日)海の森水上競技場(東京都江東区)

男子エイト

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝A組 1位 6:12.08 NTT東日本(立野 勝輝、宮口 大誠、櫻間 達也、荒川 龍太、岸本 健吾、阿部 光治、遠山 秀雄、宮浦 真之、一瀬 卓也)
2位 6:16.48 トヨタ紡織
3位 6:19.50 明治安田
4位 6:21.74 東レ滋賀
5位 6:24.41 日本大学
6位 6:26.57 早稲田大学
準決勝2組 1位 6:24.87 NTT東日本(立野 勝輝、宮口 大誠、櫻間 達也、荒川 龍太、岸本 健吾、阿部 光治、遠山 秀雄、宮浦 真之、一瀬 卓也)→決勝A組へ
予選3組 1位 5:49.13 NTT東日本(立野 勝輝、宮口 大誠、櫻間 達也、荒川 龍太、岸本 健吾、阿部 光治、遠山 秀雄、宮浦 真之、一瀬 卓也)→準決勝2組へ

男子クォドルプル

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝A組 1位 6:56.62 NTT東日本(古田 直輝、中溝 朝善、渡辺 龍一郎、高野 勇太)
2位 6:59.55 今治造船
3位 7:02.84 警視庁
4位 7:04.29 立命館大学
5位 7:10.63 トヨタRC
6位 7:10.76 富山国際大学
準決勝2組 1位 6:43.20 NTT東日本(古田 直輝、中溝 朝善、渡辺 龍一郎、高野 勇太)→決勝A組へ
予選2組 1位 6:10.69 NTT東日本(古田 直輝、中溝 朝善、渡辺 龍一郎、高野 勇太)→準決勝2組へ

男子フォア

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝A組 1位 6:52.84 NTT東日本(西 知希、内田 達大、佐々木 心、林 靖晴)
2位 6:59.65 戸田中央総合病院RC
3位 7:03.90 トヨタ紡織
4位 7:07.67 立教大学
5位 7:10.36 関西電力
6位 7:11.48 早稲田大学
準決勝1組 1位 6:55.05 NTT東日本(西 知希、内田 達大、佐々木 心、林 靖晴)→決勝A組へ
予選1組 1位 6:18.65 NTT東日本(西 知希、内田 達大、佐々木 心、林 靖晴)→準決勝1組へ

女子クォドルプル

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝A組 1位 7:23.25 関西電力
2位 7:29.17 NTT東日本(鈴木 伶奈、上野 美歩、岸本 唯佳、笠原 実)
3位 7:30.94 明治安田
4位 7:43.83 明治大学
5位 7:51.51 早稲田大学
6位 7:54.28 中央大学
準決勝2組 1位 7:32.50 NTT東日本(鈴木 伶奈、上野 美歩、岸本 唯佳、笠原 実)→決勝A組へ
予選2組 2位 6:53.34 NTT東日本(鈴木 伶奈、上野 美歩、岸本 唯佳、笠原 実)→準決勝2組へ

女子ペア

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝A組 1位 8:41.56 戸田中央総合病院RC
2位 8:43.18 中部電力
3位 8:46.94 神戸大学
4位 8:48.17 NTT東日本(溝口 女華、郡 磨璃)
5位 9:14.05 大阪大学
6位 9:15.46 一橋大学
予備予選 3位 8:06.08 NTT東日本(溝口 女華、郡 磨璃)→決勝A組へ

※レース距離:2,000m(全レース)

Game Report

第103回全日本ローイング選手権大会 男子エイトが三年ぶりに王者奪還、男子クォドルプルと男子フォアが優勝、女子クォドルプル準優勝

5月22日〜25日、海の森水上競技場にて「第103回全日本ローイング選手権大会」が行われました。
悪天候のため大会4日目のレースが中止となり、大会3日目に準決勝・決勝の全てのレースが行われる凝縮された一日となりました。

NTT東日本漕艇部は男子エイト、男子クォドルプル、男子フォア、女子クォドルプル、女子ペアの5種目に出場し、全種目が決勝Aに進出。目標に掲げた「全種目優勝」に向けチーム一丸となって全力で走り抜けました。

最初の種目は女子ペア。
二連覇の期待がかかるなか予備レースから苦戦を強いられる事となります。決勝で逆転を狙うものの本来の調子が発揮されず惜しくも4位でゴールとなりました。

同じく二連覇を目指す男子クォドルプルは予選・準決勝を1位で通過すると、決勝でも絶好調の漕ぎで序盤からレースを引っ張ります。一度も先頭を譲ることなくレースをリードし続けてそのままフィニッシュ。二連覇を達成しました。

初優勝に挑む女子クォドルプルは500m地点を2位でつくと、後ろの艇がじわじわと追い上げてきて1,000m、,500m地点でデッドヒートの展開に。両者が譲らない攻防戦が続きましたが最後は逃げ切り2位でゴールしました。

続く男子フォアは予選・準決勝から圧倒的なスピードで他チームを寄せ付けず、決勝でもその実力がいかんなく発揮されます。スタートから他チームを寄せ付けないままゴールし、優勝を決めました。

大会のラストを飾ったのは注目の男子エイト。
昨年、一昨年と優勝を逃した雪辱をはらすべく、オリンピアンから新人選手まで非常に漕力の高いクルーが乗り込み 決勝に挑みます。スタート早々から他チームと1位争いが繰り広げられて500m地点では0.39秒差で2位につけます。その後も激しい展開に会場中が緊張に包まれましたが、力強い漕ぎであっという間に逆転すると1,000m以降は他の追随を許さぬまま4秒差でゴール。漕力の高さと層の厚さ、そしてチーム力を見せつけて、三大会振りに王者を奪還しました。

今大会は男子は全種目で優勝、さらに男子エイトは悲願の王者奪還を果たすことができました。
女子もさらなる高みを目指して、男子と共により一層練習に取り組んでまいります。今後ともNTT東日本漕艇部への熱いご支援の程よろしくお願いいたします。

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