Interview 人を知る
03
地域の暮らしとシステム開発力をつなげて、
新たなDXの強みをうみだせ。
和田 正太郎 Shotaro WADA
プロジェクトマネージャー
デジタル革新本部
デジタルデザイン部
テクニカルフィールド部門
フィールド担当
2021年入社
これまでの経歴
大学卒業後、システム開発や関連サービスのアウトソーシング会社に入社。エンジニアとして電気機器メーカーで、主にユーザー認証のシステム基盤の開発と運用、保守を行う。その後、航空会社傘下のIT企業に転職。グループ各社のDXを推進する新組織の立ち上げメンバーとしてロボット活用やIoTセンサーの実証実験から実装までを経験したほか、ドローンやアバターなどを活用した新規プロジェクトにも参画した。2021年、NTT東日本に入社。
現在の主な業務
企業や地方自治体のDX化に向けたシステム開発を行う部署で、プロジェクトマネージャーの上位職として案件を総括的にマネジメントしている。デジタルデザイン部で担当している案件は、山形県長井市の「スマートシティ」の社会実装に向けた取り組みをはじめ、「アプリ活用によるキャンプ場運営のスマート化」など、多岐にわたる。また、利用者が使いやすいシステム開発を目指し、デザイン領域のスキルアップに取り組むプロジェクトにも参加し、UI/UXのスキルを習得中。
Question
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01
NTT東日本を選んだきっかけ・決め手
特定の業界のシステムを開発するのではなく、より幅広い業界・領域のシステム開発に携わりたいと思い転職を考え始めました。入社の決め手は、AIやIoTといった先端的なテクノロジーを活用した案件に、「自ら方針を決めて」チャレンジできることでした。転職活動中は、デジタルデザイン部のオウンドメディア「D3」に注目していました。働く人たちの考え方や、パートナー企業の方との取り組み事例などを読み、「失敗したとしても挑戦し続けられる土壌」や「自分の裁量で仕事ができる環境」にとても魅力を感じました。また、採用面接でドローンを活用した事例も知ることができ、類似案件に携わったことがあった私は「自分が経験してきたことを理解してくれる人がいる」ことに心強さを感じました。実は転職活動前は、NTT東日本に対してデジタルに強いイメージをあまり持っていませんでした。しかし、知れば知るほど自分が思っていた保守的なイメージが覆され、「ここで働きたい」という思いが高まりました。
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02
入社前後で変わったこと・気がついたこと
入社前にある程度働き方のイメージはできていたので、大きなギャップはありませんでした。私が所属しているデジタルデザイン部はメンバー同士の関係性がフラットで、自由に意見を言い合うことができます。スピード感を持って案件に取り組む姿勢も非常に共感できました。入社後にもっとも驚いたのは、社内やグループ会社の中に、DXに関わる先進的なプロジェクトがたくさんあることでした。私たちデジタルデザイン部は、それらのプロジェクトの中核を担う組織です。技術力や開発力をより磨き、グループをリードしていくという責任感も芽生えました。最近は、NTTグループが持つ知見の幅広さも実感しています。例えば、自分が関わる案件で悩んだときに内部を見渡せば、その突破方法に関するサンプルがたくさん蓄積されているのです。同じ目的を持った部署・会社でシナジーを生み出しながら仕事ができるのも、とても新鮮です。
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03
NTT東日本で活きている前職のスキル・経験
航空業界のIT企業でエンジニアとして、ロボットやドローン、アバターを活用したプロジェクトなど、数多くのシステム開発に携わってきました。転職前の案件で印象に残っているのは、空港内の貸し出し用のベビーカーや車椅子にIoTセンサーを取り付けて、「今どこにあるのか」を探すことができるシステムを開発したことです。実証実験から実務導入までを経験し、プロジェクトの進め方も学ぶことができました。現在はプロジェクトを管理する側にいますが、実際にエンジニアとして多様な実務を経験してきたからこそ、トラブルが起こりそうな部分がわかり、的確な判断ができると感じています。また、テクニカル面でのスキルのほかに、「新しいことにゼロからチャレンジしよう」という気持ちが強いのも、私の強みの一つだと思います。これらを活かし、今後もさまざまな新規事業に挑戦していきたいと考えています。
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04
現在の業務でやりがいや成長を感じた点
現在私は、開発チームの管理者として複数プロジェクトのマネジメント業務を行っています。一方で、自ら手を動かし開発に携わることもたびたびあります。こうした「エンジニアとして関わる開発案件」はユニークなものも多く、やりがいや面白さを感じることが多いですね。私が今取り組んでいるのは、「アプリ活用によるキャンプ場運営のスマート化」のプロジェクトです。実際にキャンプ場に行き、実証実験も行いました。管理人の方やお客さまにアプリの使い勝手やご要望をヒアリングして改良につなげています。最近は、自分たちにとっては初チャレンジである「UI /UX」といったデザイン領域のスキル習得にチームで励んでいます。取り組みを始めたきっかけは「デジタルデザイン部に新しい強みをつくり出したい」と考えたこと。システムそのものの質を高めるとともに、ユーザーとの接点として重要なUI/UXの質を高めることで、他社にはない、よりよいソリューションが開発できると考えました。今後も、自分たちがまだ持っていないスキルや領域について積極的に勉強を重ね、強みや独自性を磨いていきたいと考えています。
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05
NTT東日本で働く上での面白さやメリット
地域の課題解決に結びつくDX案件が多いことは、大きな魅力だと思います。例えば私の部署の案件の一つに、山形県長井市とNTT東日本山形支店との「スマートシティの社会実装」に向けたプロジェクトがあります。地域のインフラを整備するだけではなく、産業、教育、文化、医療、生活などあらゆる領域のデータを取り、まちづくりに役立てていこうという取り組みです。例えば、路線バスの乗降データを蓄積していけばバス利用の需要が分かり、運行ダイヤを改正する際に活用できます。ほかに、「地域における信頼度の高さ」もNTT東日本の強みの一つだと思います。担当プロジェクトに関わるヒアリングや調査のため自治体や支店に出向くことも多いのですが、そのたびに、「現地でのNTT東日本への期待値の高さ」「パワー」「ネームバリュー」を実感しています。長年、地域に寄り添い営業してきたNTT東日本だからこそのブランド力があるのでしょうね。歴史のなかで育んできた地域との関係性やつながりも、NTT東日本の大きな強みである感じています。
また、リモートワークの環境が整っているのも魅力の一つです。遠隔で業務を行うためのツールが充実していることもあり、同じ部門のメンバーには遠方に住んでいる社員もいます。自宅の環境を整える必要はありますが、作業に集中したいときには自宅で働く。無理に出社しなくてもいいという環境は、エンジニアにはありがたいです。 -
06
今後の展望・目標
今後も引き続き、NTT東日本の新規事業の立ち上げに貢献したいと思っています。まずは、現在進行中の「アプリ活用によるキャンプ場運営のスマート化」プロジェクトを完遂させること。そして、その知見を活かして、さらなる新規事業にも取り組みたいと考えています。また、プロジェクト全体を統括する立場としては、実務担当メンバーがどうしたら有機的に動き、挑戦し続けることができるかを考えて、その土壌をつくっていくことが目標です。今後、NTT東日本が非通信事業を強化していくためには、他のあまたあるSIerと比較しても遜色のないシステム開発の力量が求められます。私が所属するデジタルデザイン部でその役割を担うために、UI/UX領域のスキルアップをするとともに、習得したスキルを社内に蓄積していくことも推進していきたいです。
My Work
実践しながら、スキルアップ!
仲間を巻き込んで、UX/UIのノウハウを学ぶ
UI/UXは、自分には全く知見のない領域ですが、DX領域のシステム開発には欠かせないスキルです。そこで、持ち前のチャレンジ精神を発揮して、部署内の4人のメンバーとともに業務の一環としてスキル習得に励んでいます。現在は、各々が個人的に勉強するほか、チーム内でミーティングを持ち、知見を持つ外部の方から学び方のアドバイスをもらっています。また、学んだ知見を担当している案件にも活かすなど、実践しながらスキルアップしていくことを目指しています。
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