都市対抗野球大会/第87回 都市対抗野球大会

第87回都市対抗野球大会は終盤9日目。今日も外野席までオレンジ色に染まった東京ドームでは、本日から始まった準々決勝の第一試合にて、NTT東日本が豊田市代表、トヨタ自動車と対戦しました。

ここまで先頭から下位打者まで、好調打線で打ち勝ってきたNTT東日本ですが、今日は相手投手の好投に阻まれ、なかなか快音をドームに響かせることができません。
投手陣も一番手・渡邉投手が制球に苦しみ、三回裏二死一二塁のピンチに森山投手に交代。三回裏はしっかり押さえる好投を見せた森山選手も、四回裏に1点を与えてしまい、三番手・森脇選手に交代します。

森脇選手が140キロ代の速球を決め好投する中、打線も援護を試みますが、
調子のあがらないまま0点に抑えこまれてきた九回表にいよいよ反撃のチャンスが。
死球で砂川選手が出塁すると、キャプテン越前選手が右中間を破る渾身のタイムリー二塁打を放ち、
砂川選手が俊足を生かして一塁から一気にホームへ生還。貴重な1点をあげ試合を振り出しに戻します。

その後は森脇選手も相手打線を抑え込み、今大会初の延長戦に突入しますが、
十回裏に二死一二塁からサヨナラ打を浴びて、試合終了。
1-2とわずかに及ばず、NTT東日本は準々決勝で惜敗しました。