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NTT通信建物におけるキャビネットラック設置基準

当社の通信用建物等において、接続申込者等が接続に必要な装置等を設置する場合におけるキャビネットラック設置の条件は下記のとおりとします。(詳細はPDFファイル「NTT通信建物内におけるキャビネットラック設置の基準」をご覧下さい。)

1.安全要求条件(架及び装置の耐震条件)

震度6強までの地震に対する条件

  1. 架頂部の水平変形が50mm以下であること。
  2. 再度、同レベルの地震に遭遇しても、損傷の程度が大きくならないこと。

震度7までの地震(阪神・淡路大震災クラスを想定)に対する条件

  1. キャビネットが倒壊・崩壊しないこと。
  2. 搭載物・カバーの脱落、ドアの開放を生じないこと。

2.架構成条件

(1)架寸法条件(幅×奥×高)

  1. キャビネットラックの幅寸法及び奥行寸法

    800mm×800mm以下とする。800mmを超える場合は、次の内容について確認が必要となるため、相互接続点調査時に回答。

    • フロアのレイアウトより架間通路、主幹通路及び搬入経路等の確保
    • 二重床の特別加工の可否
  2. キャビネットラックの高さ寸法
    • 天井等の上部構造物に対し、空調条件を考慮した高さ

(2)架質量条件

二重床の条件

(3)架台条件及び架設置条件

  1. キャビネット固定ネジ穴位置
  2. アダプタ等の調整材の取付
  3. 空調を考慮したキャビネット設置・搭載機器
    側面給気、排気の機器搭載したオープンキャビネットは不可。

参考

耐震試験方法と耐震性能評価方法は、「通信装置等の耐震試験方法(1998.12)」PDF[101KB]でご確認できます。

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