電気通信設備の構成
電気通信設備の構成
- 電気通信設備は図1に示すように電気通信事業者側の設備(電気通信回線設備)とお客さま側の設備(端末設備または自営電気通信設備)に分かれており、これら二つの設備の境界を分界点と呼んでいます。

- 電気通信回線設備とは、以下の3つの設備を示しています。
- 1.伝送路設備 (ケーブル等)
2.交換設備 (交換機等)
3.附属設備 (通信電力装置等)
- お客さま側の設備(端末設備等)には、以下の2つの設備形態があります。
- 1.端末設備 (分界点からのお客さま側が同一敷地内で閉じているもの)
2.自営電気通信設備 (分界点からお客さま側が広がりのあるもの)
- 分界点
- 1.分界点の目的
- 端末設備等が故障等に見舞われた場合、保守等の区分をはっきりさせ、事業者とお客さまとの接続点で容易に切り離すことを可能にするための目的として、分界点があります。
- 2.架空からの引込の場合は、分界点は保安器となります。
3.地下からの引込の場合は、分界点は配線盤等(MDF)となります。
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