試合結果詳細

第98回全日本選手権大会

2020年10月8日(木)〜10月11日(日)戸田ボートコース(埼玉県戸田市)

男子エイト

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝 1位 5:52.23 NTT東日本(高野 勇太、大塚 圭宏、古田 直輝、林 靖晴、荒川 龍太、櫻間 達也、宮浦 真之、三浦 友之、佐々野 大輝)
2位 5:59.76 東レ滋賀
3位 6:04.86 日本大学
4位 6:11.41 トヨタ紡織
準決勝 1位 5:52.32 高野、大塚、古田、林、荒川、櫻間、宮浦、三浦、佐々野(準決勝A組)→決勝へ
予選 1位 5:46.51 高野、大塚、古田、林、荒川、櫻間、宮浦、三浦、佐々野(予選B組)→準決勝A組へ

男子舵手なしフォア

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝 1位 6:23.40 NTT東日本(西 知希、杉崎 高久、梶谷 嶺、伊藤 駿汰)
2位 6:24.11 戸田中央総合病院RC
3位 6:30.14 立教大学
4位 6:42.31 仙台大学
5位 6:50.27 慶應義塾大学
敗者復活戦 1位 6:27.08 西、杉崎、梶谷、伊藤(敗者復活戦B組)→決勝へ
予選 2位 6:17.73 西、杉崎、梶谷、伊藤(予選A組)→敗者復活戦B組へ

男子舵手なしペア

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝 1位 7:05.81 NTT東日本(中溝 朝善、赤木 貴昭)
2位 7:07.75 京都大学
3位 7:13.13 仙台大学
4位 7:15.39 東レ滋賀
5位 7:21.29 日本大学
予選 1位 7:08.52 中溝、赤木(予選A組)→決勝へ

女子シングルスカル 高島 美晴

試合 結果 タイム チーム/出場選手
決勝 1位 7:49.00 米川 志保(トヨタ自動車)
2位 7:59.99 高島 美晴(NTT東日本)
3位 8:07.75 西原 佳(プリントパック)
4位 8:37.91 阿南 美咲(成立学園高校)
準決勝 2位 8:11.25 高島 美晴(準決勝B組)→決勝へ
予選 1位 8:13.78 高島 美晴(予選C組)→準決勝Bへ

男子シングルスカル 内田 達大

試合 結果 タイム チーム/出場選手
準決勝 3位 7:30.63 内田 達大
予選 1位 7:32.82 内田 達大(予選B組)→準決勝Dへ

Game Report

<全日本選手権>NTT東日本3種目制覇 男子エイトは史上初の五連覇達成

昨日、戸田ボートコースにて第98回全日本選手権大会決勝が行われました。
台風の影響により悪天候の中行われた今大会。最終日は雨もあがり、今年最初で最後の大会での優勝に向けて選手たちは全力でレースに挑み、NTT東日本漕艇部初の三冠を獲得しました。

今大会出場5種目のなか、4種目が決勝へ進出。
36年ぶりの女子種目、女子シングルスカルへ出場した高島 美晴選手は、1,000mで一人かわして2位につけます。追い上げるも日本代表候補選手の勢いにかなわずそのままゴールとなりましたが、みごと準優勝となりました。

男子舵手なしペアはスタート直後からトップに立つと、一度も先頭を譲ることなく2位以下を引き離してゴール。8年ぶりの優勝を決めました。

予選で惜しくも敗れ、敗者復活戦から決勝進出を果たした男子舵手なしフォアは、500mでトップに立つと1艇身の差をつけレースをリードします。
1,500m過ぎから徐々に差を詰められますが、焦らず余力を残さずに漕ぎ抜き、逃げ切りでゴール。
わずか0.71秒差で3年ぶりに優勝を果たしました。

史上初の五連覇がかかった注目の男子エイト。
日本代表候補3選手も乗り込み非常に漕力の高いクルーは、スタート早々半艇身差をつけてレースを引っ張ります。
1,000m以降も力強く丁寧な漕ぎでさらにリードを広げて他を突き放し、7秒以上の大差をつけてゴール。プレッシャーを力に変えて、みごと優勝。前人未踏の大会五連覇を達成しました。

今大会を持ちまして、NTT東日本漕艇部の今シーズン公式戦は終了しました。
来年はまた皆様の前でレースができることを願い、これからも練習に取り組んでまいります。
引き続きご声援をよろしくお願いいたします。

【優勝クルーからのメッセージ】

<男子舵手なしペア>
中溝 朝善選手
コロナの影響でいろいろ落ち込んでる中で、明るいニュースを届けられてすごくうれしく思っています。これも練習させてくださる皆様のおかげです。感謝の気持ちを伝えたいです。

赤木 貴昭選手
予選のタイムは2秒ほど負けていたので、予選の後から二人でじっくりとレースプランを練ってきました。なので今日はプランをもとに練習してきたことを出すだけだと開き直って無心で漕げました。
今大会は今年最初で最後のレースとなってしまい、なかなか活躍のニュースを届けることができなかったのですが、しっかりと結果を出して明るいニュースを届けることができてほっとしています。

<男子舵手なしフォア>
西 知希選手
後ろ3人の気迫とパワーが漕いでいてはっきり伝わってきたので、それをゴールまで運ぶことができて良かったです。また来シーズンも圧倒して勝てるように日々がんばっていきます。

杉崎 高久選手
バウの二人が上手に状況判断してくれる中で、自分は真ん中のポジションとして、西選手のリズムを後ろにしっかり伝え、西選手をサポートすることを2,000m意識してやっていました。
今大会に臨む前に職場の方々に温かい激励をいただき、そのパワーのおかげで今回良いレースをお届けできたと思います。今後も皆様の前でもっと良いレースができるよう引き続きがんばっていきます。

梶谷 嶺選手
今日は500mから1,000mを他よりも高いスピードで行こうと話をしていて、その作戦通りになってよかったです。
4月から社会的にも非常に苦しい中でしたが、社員の皆様に支えられて今日という日を迎えることができました。また来年以降も皆様に元気と勇気をお届けできる選手でありたいと思っています。

伊藤 駿汰選手
他の船を気にすることなく、自分たちのやってきたことを信じて漕げば勝てると思っていたので、ゴールまで集中して漕げたことに結果がついてきたのだと思います。
今回は無観客開催という中でライブ配信やテレビの前でご声援いただいていたと思いますが、来シーズンは皆さんの前で優勝する姿を生で届けられるように、気持ちを切り替えてがんばっていきます。

<男子エイト>
佐々野 大輝選手
史上初五連覇を絶対に達成しようと思ってやってきたので、このチームで勝ち取れて最高です。

高野 勇太選手
素直にうれしいということと、やるべきことをしっかり意識して、冷静にストロークとしてリズムを刻めたのがとてもよかったです。

大塚 圭宏選手
優勝できてうれしい気持ちはありますが、正直、安心感のほうが大きいです。毎年、選手の感覚や漕ぎをすり合わせるは大変なのですが、こうして五連覇達成できたのはチームのおかげだと思います。

古田 直輝選手
五連覇達成できて安心した気持ちが大きいです。レース前は大きなプレッシャーと戦って、レースではいろいろな敵と戦って、精神的にも疲労度的にもMAXなところですが、頼もしい先輩と同期が僕の体を引っ張ってくれたおかげで、どんどん前へ進むことができたので仲間に感謝しています。またマネージャーや応援してくださった皆様にも多大なる感謝を申し上げたいと思います。

林 靖晴選手
五連覇は率直にうれしいと思います。また五連覇を達成できたのも、普段と変わらずに練習できたのも、会社の協力と応援してくださる皆様のおかげだと思っています。これからも六連覇目、七連覇目と記録延ばしていくチャレンジャーとして、十連覇目指していきたいと思います。

荒川 龍太選手
すごくプレッシャーがあった中で、五連覇できて率直にうれしいという気持ちと、この勝利はチームの全員と応援してくださる皆さんのおかげだと思っています。

櫻間 達也選手
四連覇している中で、五連覇はすごくプレッシャーがかかったのですが、あくまでチャレンジャーとして五連覇に挑戦できたのが今回勝利できた要因かなと思います。

宮浦 真之選手
プレッシャーがある中スタートして、勝ち急ぎ過ぎてラスト250mは今までにないくらい苦しかったのですが、素直に勝ててうれしいです。来年、再来年と十連覇に向けて努力していきます。

三浦 友之選手
コロナ禍の影響で、今年出場する大会は最初で最後になりますが、応援してくださる皆さんに良いニュースを報告できてうれしいです。

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