第50回社会人野球日本選手権大会 準々決勝
2025年11月10日(月)京セラドーム大阪(大阪府大阪市)
vs 三菱自動車岡崎(東海・愛知)
試合開始 14:04 試合終了16:57
| team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | H |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 三菱自動車岡崎三 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 4 | 5 | 7 |
| NTT東日本N | 1 | 1 | 4 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | X | 7 | 11 |
スターティングメンバ―/交代選手
| 1 | (左) | 道原(2) |
|---|---|---|
| 2 | (遊) | 石井 巧(6) |
| 打二 | 丸山(0) | |
| 3 | (中) | 直井(4)※ |
| 4 | (指) | 向山(8) |
| 5 | (三)一 | 中村(9) |
| 6 | (捕) | 保坂(29) |
| 捕 | 大柿(27) | |
| 7 | (一) | 内山(3) |
| 走三 | 池本(23) | |
| 8 | (二)遊 | 伊東 光(5)※ |
| 9 | (右) | 井上(7) |
| P | (投) | 寺嶋(19) |
| 投 | 多田(14) | |
| 投 | 稲毛田(11) | |
| 投 | 紫藤(22) | |
| 投 | 上出(20) |
()内は背番号
※は新人選手
バッテリー/打撃成績
NTT東日本
| バッテリー | 【投】寺嶋→多田(二回)→稲毛田(七回)→紫藤(九回)→上出(九回) 【捕】保坂→大柿(九回) |
|---|---|
| 二塁打 | 井上(三回)、石井(四回)、中村(七回) |
| 三塁打 | |
| 本塁打 |
三菱自動車岡崎
| バッテリー | 【投】秋山→鈴木(三回)→田中(三回)→清川(七回) 【捕】西川 |
|---|---|
| 二塁打 | 菅原(一回)、 東(二回)、 伊藤(九回) |
| 三塁打 | |
| 本塁打 | 荒井(九回スリーラン) |
Game Report
第50回社会人野球日本選手権大会 準々決勝 三菱自動車岡崎に7-5で勝利!
11月10日(月)、京セラドーム大阪にて、第50回社会人野球日本選手権大会 準々決勝が行われました。NTT東日本は三菱自動車岡崎と対戦し、7-5で勝利しました。
NTT東日本の先発・寺嶋選手は、立ち上がり制球が定まりません。先頭打者に二塁打、次打者にヒットを打たれ無死一・三塁とすると、ワイルドピッチで1点を失い、先制を許します。
次打者は打ち取り一死二塁としますが、再びワイルドピッチで二塁走者の進塁を許し、一死三塁と追加点のピンチを招きます。しかしここは寺嶋選手が踏ん張り、空振り三振、ライトフライと二打者連続で打ち取り、一回を1失点に抑えます。
NTT東日本はすかさず反撃に転じます。一回、先頭打者・道原選手が内野安打で出塁、石井 巧選手のセカンドゴロの間に二塁へ進塁し、一死二塁と得点圏に走者を進めます。新人・直井選手はレフトフライに倒れますが、向山選手が四球を見極め二死一・二塁とすると、中村選手がライトへタイムリーヒットを放ち、1-1と同点に追いつきます。
しかし寺嶋選手は二回もなかなか制球が定まらず、先頭打者に二塁打を浴びると、次打者に四球を与え無死一・二塁のピンチ。ここでベンチが動き、寺嶋選手に代わって多田選手をマウンドに送ります。ノーアウトのランナーを背負っての登板となった多田選手は、見事に二打者を連続で三振に切って取り、二死一・二塁とします。しかし次打者にライトへ運ばれ、その間に二塁走者が本塁を狙います。このピンチにライト・井上選手が好返球を見せてランナーを本塁でアウトに仕留め、追加点を許しません。
二回のNTT東日本の攻撃、一死から新人・伊東 光亮選手がヒットで出塁すると、先ほどファインプレーを見せた井上選手が放ったセカンドゴロを相手守備がエラー、一死一・二塁とチャンスを広げます。道原選手が倒れ二死一・二塁となりますが、石井 巧選手がセンターへタイムリーヒットを放ち、2-1と勝ち越しに成功します。
勢いに乗るNTT東日本打線は三回、無死から向山選手、中村選手が連続でヒットを放ち無死一・二塁とすると、保坂選手がしっかりと送りバントを成功させ一死二・三塁と追加点のチャンス。ここで内山選手の内野ゴロの間に三塁走者が生還し、3-1とします。
二死三塁から伊東 光亮選手が四球を選んで二死一・三塁とすると、井上選手が初球からしっかりと相手の投球をとらえ、ライトに2点タイムリーとなる二塁打を放ち、5-1とします。
さらに道原選手の打った内野ゴロを相手守備が悪送球、その間に二塁走者が生還し1点を追加、この回一挙に4点を奪い、6-1と大きくリードを広げます。
二回からマウンドに立った多田選手は、相手に的を絞らせない圧巻のピッチングで、六回までを一安打無失点に抑えます。一方の打線は四回から六回まで追加点を奪うことができませんでしたが、七回一死から中村選手が二塁打を放ち一死二塁とします。保坂選手は三振に倒れますが、内山選手が内野安打を放って二死一・三塁とすると、伊東 光亮選手もタイムリー内野安打を放って待望の追加点を奪い、7-1と試合の主導権を握ります。
殊勲の多田選手に代わって七回からは稲毛田選手が登板、気迫のこもった投球で七回、八回の二回を無失点に抑えます。
稲毛田選手に代わって最終九回のマウンドを任されたのは紫藤選手。しかし紫藤選手が相手打線につかまります。一死から死球と盗塁で一死二塁、さらに四球を与えて一死一・二塁とすると、次打者にレフトへのタイムリー二塁打を浴び1点を返されます。2-7とされてなおも一死二・三塁の場面、ここは踏ん張って三振を奪い二死二・三塁とした紫藤選手でしたが、あとワンアウトの場面で、痛恨のスリーランを被弾。5-7と一気に2点差に詰め寄られます。たまらずベンチが動き、紫藤選手に代わって上出選手がマウンドへ。難しい場面を任された上出選手でしたが、落ち着いたマウンドさばきで次打者を三振に仕留め、試合終了。
終盤猛攻を見せた相手打線をきっちりと抑え込み、7-5で勝利。見事ベスト4進出を果たしました。
第50回社会人野球日本選手権大会
10月28日(火)〜11月12日(水)
[準決勝]
試合日程:11月11日(火)18:00〜
対戦相手:Honda鈴鹿(東海・三重)×ヤマハ(東海・静岡)の勝者
試合会場:京セラドーム大阪(一塁側)




