第47回社会人野球日本選手権大会 決勝

2022年11月9日(水)京セラドーム大阪(大阪府大阪市)
トヨタ自動車(東海・愛知)

試合開始 18:06 試合終了 21:01

team 123456789RH
NTT東日本N 010000000 1 7
トヨタ自動車 00300005X 8 13

スターティングメンバ―/交代選手

1 (指) 内山(3)
2 (二) 丸山(0)
3 (三) 下川(1)
4 (右) 向山(8)
5 (遊) 中村(9)
6 (一) 喜納(10)
7 (左) 火ノ浦(4)
  朝田(5)
  村岡(23)
8 (捕) 佐久本(26)
  伊東(24)△
9 (中) 井上(7)※
  長澤(33)
P (投) 多田(14)
  沼田(13)
  片山(16)
  堀(17)
  熊谷(18)

()内は背番号
△は移籍選手
※は新人選手

バッテリー/打撃成績

NTT東日本

バッテリー 【投】多田→沼田(五回)→片山(六回)→堀(八回)→熊谷(八回)
【捕】佐久本
二塁打  
三塁打  
本塁打  

トヨタ自動車

バッテリー 【投】嘉陽→渕上(九回)
【捕】高祖
二塁打 多木(三回)
三塁打 樺澤(八回)
本塁打  

Game Report

第47回社会人野球日本選手権大会 決勝 トヨタ自動車に1-8で敗退。準優勝に

本日、第47回社会人野球日本選手権大会決勝が京セラドーム大阪にて開催されました。
初優勝を目指すNTT東日本はトヨタ自動車(東海・愛知)と対戦しましたが1-8で敗れ、準優勝の成績をおさめました。

決勝のマウンドを託されたのは多田選手。前日の準決勝からの連投をものともしない粘り強いピッチングを見せます。一回の立ち上がり、二死一・二塁とピンチを迎えますが、ここはしっかり次打者を打ち取り先制点を許しません。

すると続く二回表、一死から中村選手がヒットで出塁、続く喜納選手もセンターに運び一死一・三塁と先制のチャンス。火ノ浦選手はファーストフライに倒れますが、佐久本選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち先取点を奪います。

しかし三回裏、多田選手は一死から内野安打で出塁を許すと、次打者に死球を与え一死一・二塁。ここでセンター越えの2点タイムリーを打たれ1-2と逆転されてしまいます。なおも一死三塁の場面から連続タイムリーを許し1点を追加され、1-3とリードを広げられてしまいます。
2点を追うNTT東日本ですが、相手先発ピッチャーをなかなか打ち崩せず、苦しい展開が続きます。

一方の投手陣は、中盤、苦しみながらも強力な相手打線を紙一重で抑え込みます。四回までを3失点に抑えた多田選手に代わり五回からは沼田選手がマウンドへ。ヒットと四球で一死一・二塁のピンチとなりますが、ここはしっかりと後続を断ちます。六回からは片山選手にスイッチ。七回にはヒット2本と四球で二死満塁の大ピンチを迎えますが、気迫のピッチングで続く打者をセンターフライに打ち取り、追加点を許しません。

投手陣の踏ん張りになんとか応えたい打線は、七回表に二死から井上選手が四球を選んで出塁すると、続く内山選手がライト前へ運んで二死一・三塁とチャンスをつくります。しかし後が続かず得点できません。1-3と2点のリードを許したまま、試合は終盤戦に突入します。

最終回の攻撃に向け、なんとか流れを引き寄せたいNTT東日本でしたが、八回裏、片山選手に代わった堀選手がつかまります。二連続四球と送りバントで一死二・三塁とされると、申告敬遠を選び一死満塁。もう1点も失うことのできない状況でしたが、レフト前に2点タイムリーヒットを浴び、1-5とされてしまいます。さらに堀選手に代わった熊谷選手も2本のタイムリーヒットを浴び3失点。この回一挙に5点を失い、1-8と大きくリードを広げられてしまいます。

九回表、なんとか相手に食らいつき1点でも返したいNTT東日本は、伊東選手、長澤選手と2人の代打を送り込みます。しかし得点は奪えず、そのまま1-8で試合終了。ダイヤモンド旗獲得はなりませんでした。

敗れはしましたが、社会人野球日本選手権大会で初となる決勝進出を果たしみごとな準優勝。NTT東日本野球部の歴史に新たな1ページを刻みました。
大会期間を通じて、たくさんの温かいご声援をいただき、誠にありがとうございました。

NTT東日本野球部の今季公式戦はこれで終了となります。
来年も引き続き野球部にご声援のほど、よろしくお願いいたします。


[大会成績]
準優勝(初)

[表彰選手]
敢闘賞:多田 裕作 投手
打撃賞:中村 迅 内野手
優秀選手:多田 裕作 投手、喜納 淳弥 一塁手、下川 知弥 三塁手、中村 迅 遊撃手、内山 京祐 指名打者

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