第47回社会人野球日本選手権大会 準決勝

2022年11月8日(火)京セラドーム大阪(大阪府大阪市)
三菱重工East(関東・神奈川)

試合開始 18:00 試合終了 20:47

team 123456789RH
NTT東日本N 001120000 4 10
三菱重工East 100000010 2 10

スターティングメンバ―/交代選手

1 (指) 内山(3)
2 (二) 丸山(0)
3 (三)一 下川(1)
4 (右) 向山(8)
5 (遊) 中村(9)
6 (一) 喜納(10)
  伊東(24)△
7 (左) 火ノ浦(4)
  走左 村岡(23)
8 (捕) 佐久本(26)
9 (中) 井上(7)※
P (投) 稲毛田(11)
  沼田(13)
  大竹(12)
  熊谷(18)
  堀(17)
  多田(14)

()内は背番号
△は移籍選手
※は新人選手

バッテリー/打撃成績

NTT東日本

バッテリー 【投】稲毛田→沼田(一回)→大竹(六回)→熊谷(六回)→堀(七回)→多田(八回)
【捕】佐久本
二塁打 中村(二回)
三塁打  
本塁打  

三菱重工East

バッテリー 【投】池内→本間(四回)→大野(六回)
【捕】対馬→平野(八回)
二塁打 小柳(八回)
三塁打  
本塁打  

Game Report

第47回社会人野球日本選手権大会 準決勝 三菱重工Eastに4-2で勝利。決勝へ

第47回社会人野球日本選手権大会準決勝が京セラドーム大阪にて開催されました。
三菱重工East(関東・神奈川)と対戦したNTT東日本は4-2で勝利し、チーム初となる決勝進出を決めました。

先発は稲毛田選手。前日の準々決勝では中継ぎとして登板、安定したピッチングを見せていた稲毛田選手ですが、この日は立ち上がりが安定せず、ピンチを招きます。
先頭打者から二連続ヒットを浴びると、送りバントで一死二・三塁とされ、続く相手4番にタイムリーヒットを打たれてしまいます。
先制を許してなお一死一・三塁のピンチ。ここでさらに四球を与えて一死満塁としたところでベンチが動き、沼田選手にスイッチ。絶体絶命の場面での登板となった沼田選手でしたが、落ち着いた投球で次打者を併殺に切って取り、この回を1失点に抑えます。

NTT東日本のチャンスは三回表に訪れます。一死から内山選手がセンター前ヒットで出塁すると、続く丸山選手がサードゴロの間にランナーが進み、二死二塁とします。ここで下川選手がフルカウントまで粘ってライト前に運ぶタイムリーヒットを放ち、1-1の同点に追いつきます。
四回表には先頭打者・中村選手、続く喜納選手が連続ヒットを放ち無死一・三塁の場面をつくります。ここで火ノ浦選手が初球からファーストに転がしスクイズをみごとに決めて2-1と勝ち越しに成功、流れを引き寄せます。
さらに五回表、一死から丸山選手が相手の悪送球によって出塁すると、続く下川選手がレフト前ヒットを打って一死一・二塁とチャンスを広げ、4番・向山選手につなげます。向山選手はフルカウントからセンター前にタイムリーヒットを放ち3-1とリードを広げます。さらに二死一・二塁となってから6番・喜納選手にタイムリーヒットが飛び出し、これで4-1。試合の主導権を握ります。

一回途中から登板の沼田選手は、二回から五回までを毎回打者3人で打ち取る圧巻のピッチングを見せ、相手打線を完璧に抑え込みます。五回からはベンチワークも冴え、大竹選手、熊谷選手と細かくつないで的を絞らせず、相手に得点を許しません。
しかし一方の打線も六回以降は相手投手の好投もありチャンスをつくれず、追加点を奪えません。4-1のまま試合は終盤へ。

七回からは堀選手がマウンドに上がります。今大会、全ての試合で抑えを任されてきた堀選手をここで投入、試合を決めにかかります。しかし八回、堀選手がつかまります。一死から内野安打で相手に出塁を許すと、さらにヒットで一死一・三塁の場面をつくられてしまいます。ここで相手4番打者にタイムリー二塁打を打たれ1失点。4-2と2点差に詰め寄られます。次打者を三振に打ち取り、二死二・三塁としたところで堀選手は交代。後を託された多田選手は次打者をしっかりと抑え、追加点を与えません。
多田選手は九回も続けてマウンドへ。二死からヒットと四球で二死一・二塁とされますが、落ち着いて後続をしっかりと打ち取りゲームセット。4-2で勝利しました。

激戦を制したNTT東日本、ダイヤモンド旗獲得を目指しチーム初となる決勝戦に挑みます。


第47回社会人野球日本選手権大会
日程:10月30日(日)〜11月9日(水)

[決勝]
試合日程:11月9日(火)18:00〜
対戦相手:トヨタ自動車(東海・愛知)
試合会場:京セラドーム大阪(三塁側)

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