第47回社会人野球日本選手権大会 準々決勝

2022年11月7日(月)京セラドーム大阪(大阪府大阪市)
東京ガス(関東・東京)

試合開始 16:15 試合終了 18:56

team 123456789RH
東京ガス 100000000 1 5
NTT東日本N 40000000X 4 9

スターティングメンバ―/交代選手

1 (指) 内山(3)
2 (二) 丸山(0)
3 (三)一 下川(1)
4 (右) 向山(8)
5 (遊) 中村(9)
6 (一) 喜納(10)
  伊東(24)△
7 (左) 火ノ浦(4)
  桝澤(25)
  村岡(23)
8 (捕) 佐久本(26)
9 (中) 井上(7)※
P (投) 吉松(21)※
  熊谷(18)
  稲毛田(11)
  大竹(12)
  堀(17)

()内は背番号
△は移籍選手
※は新人選手

バッテリー/打撃成績

NTT東日本

バッテリー 【投】吉松→熊谷(五回)→稲毛田(六回)→大竹(八回)→堀(九回)
【捕】佐久本
二塁打  
三塁打  
本塁打  

東京ガス

バッテリー 【投】益田→寺沢(三回)→宮谷(四回)→臼井(七回)
【捕】馬場
二塁打  
三塁打  
本塁打  

Game Report

第47回社会人野球日本選手権大会 準々決勝 東京ガスに4-1で勝利。準決勝へ

第47回社会人野球日本選手権大会準決勝が京セラドーム大阪にて開催されました。
東京ガス(関東・東京)と対戦したNTT東日本は4-1で勝利し、準決勝進出を決めました。

この日先発のマウンドを任されたのは新人・吉松選手。
期待の左腕は、立ち上がり二者連続で四球を与えると、次打者にヒットを打たれ、いきなり無死満塁のピンチを迎えてしまいます。さらに次打者への初球がワイルドピッチとなり三塁ランナーが生還、先制点を許します。
無死二・三塁となって、なおも相手四番に四球を与え再び無死満塁と絶体絶命のピンチ。あわや大量失点か、というこの局面で、吉松選手は驚異的な勝負強さを発揮します。まず一人目をレフトフライに打ち取り一死満塁、続く打者からは三振を奪い二死満塁。さらに次打者が打ち上げたファールフライを、キャッチャー・佐久本選手がベンチに飛び込み気迫のキャッチを見せてスリーアウト。新人の踏ん張りに野手が応え、この回を1失点で切り抜けます。

すると続く一回裏、NTT東日本打線がチャンスをつくります。
先頭打者・内山選手がセンター前ヒットで出塁、続く丸山選手もレフト前ヒットを放ち、無死一・二塁とします。ここで3番・下川選手がきっちりと送りバントを決めて一死二・三塁とチャンスを広げます。4番・向山選手が四球を選び一死満塁とすると、5番・中村選手がセンター前にタイムリーヒットを放ち1-1と同点に追いつきます。さらに一死満塁とチャンスが続き、ここでバッターボックスに立った6番・喜納選手は初球を力強く振ってライト前に2点タイムリーヒット。3-1と一気に逆転に成功します。続く7番・火ノ浦選手が打ち上げた打球はセンターへの犠牲フライとなり1点を追加。この回NTT東日本は同点に追いつき、さらに4-1と大きくリードを広げることに成功します。

3点のリードを得た吉松選手は、二回以降立ち直り本来のピッチングを見せます。キレのあるストレートに変化球を織り交ぜた緩急ある配球で、相手打線に的を絞らせません。しかし一方の打線も二回以降は相手投手陣を打ち崩せず、両チームとも追加点を奪うことができないまま、試合は終盤戦を迎えます。

五回途中に、吉松選手から熊谷選手に交代したNTT東日本投手陣は、その後稲毛田選手、大竹選手とつなぐ巧みな継投で相手打線を抑え込みます。
九回には守護神・堀選手が登場、なんとか同点に追いつきたい相手打線をきっちり3人で切って取り、そのまま4-1で試合終了。
緊迫の投手戦を制したNTT東日本が見事勝利しベスト4に名乗りをあげ、明日の準決勝にコマを進めました。


第47回社会人野球日本選手権大会
日程:10月30日(日)〜11月9日(水)

[準決勝]
試合日程:11月8日(火)18:00〜
対戦相手:三菱重工East(関東・神奈川)
試合会場:京セラドーム大阪(一塁側)

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