試合結果詳細
第92回都市対抗野球大会 準々決勝
2021年12月7日(火)東京ドーム(東京都文京区)
vs. JFE東日本(千葉市)
試合開始 18:02 試合終了 22:14
team | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | R | H |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
NTT東日本N | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 5 | 7 | 14 |
JFE東日本J | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 3 | 5 | 8 |
※大会規定により延長十回からタイブレーク(一死満塁・選択打順)
スターティングメンバ―/交代選手
1 | (一)二 | 下川(1) |
---|---|---|
2 | (二) | 丸山(0) |
打 | 宮内(2) | |
二 | 朝田(5) | |
打一 | 内山(3)※ | |
3 | (三) | 中村(9)※ |
4 | (中)右 | 向山(8) |
5 | (左) | 喜納(10) |
6 | (右) | 長澤(33) |
中 | 竹原(35)※※ | |
7 | (指) | 桝澤(25) |
打指 | 火ノ浦(4) | |
8 | (捕) | 保坂(29) |
9 | (遊) | 上川畑(6) |
P | (投) | 堀(17) |
投 | 熊谷(18) | |
投 | 野口(34)※※ | |
投 | 小孫(36)※※ | |
投 | 多田(14)※ |
()内は背番号
※は新人
※※は補強選手(鷺宮製作所)
バッテリー/打撃成績
バッテリー | 【投】堀→熊谷(四回)→野口(五回)→小孫(六回)→多田(九回) 【捕】保坂 |
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二塁打 | 保坂(六回) |
三塁打 | |
本塁打 | 喜納(五回ソロ) |
バッテリー | 【投】山田啓→在原(六回)→須田(六回)→林(八回)→本定(十一回) 【捕】志賀 |
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二塁打 | 志賀(三回)、岡田(六回) |
三塁打 | |
本塁打 |
Game Report
強者の意地がもつれた執念のゲーム 4時間越えの大熱戦を制し、2年連続のベスト4進出
白熱した試合の続く第92回都市対抗野球大会。残り試合も少なくなる中、NTT東日本は準々決勝で千葉市代表・JFE東日本と対戦しました。
NTT東日本は第88回大会(2017年)、JFE東日本は第90回大会(2019年)とともに優勝経験チームであり、日頃からオープン戦を重ねて手の内を知る両者の対決は、予想をはるかに超える大接戦となりました。
NTT東日本の先発は今大会初登板の堀選手。待ちに待った東京ドームのマウンドで丁寧に低めに集めるみごとな制球力を見せ、一回、二回を三者凡退に抑えます。
上り調子のNTT東日本打線は堀選手の好投に応え、初回からヒットを量産。得意の機動力も生かして盗塁も決め、相手チームにプレッシャーをかけますが、あと1本が続かず無得点で迎えた三回、二死一・二塁から5番・喜納選手がライト前タイムリーを放ち待望の1点を先制します。
その裏、すぐさま1点を返され同点となりますが、好打順で迎えた五回。頼れる主砲・喜納選手が今度はライトスタンドへ大会2号となるソロ本塁打を決めて2-1と勝ち越しに成功。
ついに流れを掴んだと思いきや、六回に再び同点に追いつかれ、緊迫状態が続く中、六回から変わった四人目、小孫選手が気迫の投球で七回、八回を三者凡退に抑え、打撃陣の援護を待ちます。
七回以外毎回安打を放っている打撃陣も粘り強く八回、九回と満塁のチャンスを作りますが、相手投手の好投に阻まれてヒット1本、あと1点を奪えず、互いに膠着状態のまま試合は延長戦へ突入します。
延長タイブレークは一死満塁・選択打順からスタート。飯塚監督は4番・向山選手を送り出しますが、4番、5番が惜しくも倒れてその裏、九回からマウンドを守る多田選手も相手4番・5番をフライで打ち取り、試合は十一回へ。
一死満塁、継続打順で先頭の6番・竹原選手は、ボールをよく見て相手エースから四球押し出しで1点を勝ち越すと、今日は途中出場の7番・火ノ浦選手が勢いよくライト前タイムリーを放ち2点を追加。さらに保坂選手が技ありのセーフティスクイズで1点、上川畑選手もショート頭上を越えるタイムリーを放ち、この回一気に5点を追加。7-2と大きくリードします。
しかしここで終わらないのが今日の試合。相手チーム先頭打者のゴロで1点を奪われた後、連続ヒットで2点を追加され7-5、二死一・三塁で次に1本が出れば逆転と最大のピンチを迎えますが、今大会3試合目のクローザーを任された多田選手は落ち着いて4人目を空振り三振で打ち取り試合終了。
延長十一回、打者14人、投手5人をつぎ込み、まさに全員野球で4時間を越える大熱戦を制し、NTT東日本が2年連続のベスト4進出を決めました。
【火ノ浦 明正選手コメント】(試合後のヒーローインタビューより)
4時間越えの試合にどうなるかとドキドキしていましたが、勝てて良かったです。
タイブレークでは、前の竹原選手が粘ってくれて、いい形で回ってくると思って準備していました。結果を考えず打っていったのがヒットになって良かったです。
全員で勝ちたいという気持ちでつかみ取った勝利なので、明日からも攻めて、優勝を狙いたいです。まだまだ試合が続きますが、引き続きよろしくお願いします。
第92回都市対抗野球大会
日程:11月28日(日)〜12月9日(木)
[準決勝]
試合日程:12月8日(水)18:00〜
対戦相手:東京ガス(東京都)
試合会場:東京ドーム(三塁側)