試合結果詳細

Game Report

デンマークオープン2021 MS桃田選手が準優勝、MD古賀・齋藤ペアはベスト8

10月19日よりデンマーク オーデンセ市にてデンマークオープンが開催されました。
長期遠征中の日本A代表チームの3戦目は、今年3月の全英オープン以来となる個人戦であり最高レベルSuper1000の大会。男子シングルスに桃田 賢斗選手、男子ダブルスに古賀 輝・齋藤 太一ペアが参戦しました。

古賀・齋藤ペアの初戦は日本人対決。国内の大会でも好敵手として争う竹内・松居ペアを接戦の末2-1で下すと、2回戦でも東京オリンピック銅メダルのマレーシアペアをストレートで破り、準々決勝へ進出します。
準々決勝は再び日本人対決。第1ゲーム序盤は古賀・齋藤ペアリードで試合を進め、11-6まで引き離しますが、そこから追い上げをみせた保木・小林ペアに終盤押し込まれ1ゲーム目を失います。第2ゲームも互いに主導権を渡さない攻防が続く中、17-18 から引き離しにかかった相手に連続ポイントを奪われ0-2で敗退しましたが、Super1000初のベスト8となりました。

2018年、2019年と優勝を飾っている桃田選手は、初戦から順調にストレートで勝ち上がると、3度目の優勝を目指し、東京オリンピック金メダリスト、地元デンマーク出身のアクセルセン選手との決勝戦に挑みました。
第1ゲームは立ち上がりから桃田選手が主導権を奪い14-7と大差をつけます。しかしそこから連続ポイントを許し20-20と追いつかれますが、最後は振り切って先制します。
第2ゲームも桃田選手が優勢に試合を進めますが、終盤に連続ポイントを奪われ1-1のイーブンとなると、勝負のファイナルゲームは相手選手に中盤から引き離され12本で敗退。
惜しくも地元選手に軍配があがりましたが、世界ランク1位と2位の対戦にふさわしい、93分の大熱戦となりました。