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News Release 東日本電信電話株式会社

2020年3月23日

成田国際空港における先進ICT技術を活用した日本文化の発信について
〜訪日外国人へ良質なデジタルアートの鑑賞体験を提供〜

  • 東日本電信電話株式会社(代表取締役社長:井上 福造、以下「NTT東日本」)は、当社のアセットや先進テクノロジーなどを活用した地域の価値ある文化や芸術の発信を通じ、新しい形の地方創生の取り組みを進めています。
  • その一環として2020年3月27日(金)より、成田国際空港内「NARITA PREMIER LOUNGE®」※1において、NTT東日本の通信ビル内に集積した葛飾北斎作品などの高精細アーカイブデータのデジタル展示を行い、訪日外国人へ日本文化をより魅力的に伝えていく取り組みを進めていきます。
  • ※1「NARITA PREMIER LOUNGE®」利用契約を締結した航空会社の指定する条件を満たしているお客さまがご利用いただけるラウンジです。ご鑑賞のみを目的としたお客さまは入場できません。

1.背景と目的

昨今、画像処理技術の進展に加え、高解像度モニターの流通や、AR/VR、3D、プロジェクションマッピングといった表現方法の多様化により、これまで実物展示が困難だった作品について、デジタル化されたデータでの展示が可能になっています。

その中でNTT東日本は、2020年2月まで開催していた体験型美術展「Digital×北斎【序章】」※2など、ICT技術を活用した地域の価値ある文化や芸術の集積、新たな形での発信を通じ、地方創生に向けた取り組みを進めてまいりました。

本取り組みの一環として訪日外国人の利用者が多い成田国際空港にて、NTT東日本の通信ビル内に集積した葛飾北斎作品などの高精細アーカイブデータのデジタル展示を行います。

将来的には場所を選ばないデジタル展示の特性を活かし、空港をはじめとして学校や病院などさまざまな場所で日本の価値ある文化や芸術をより魅力的に発信していくことで、「地域と地域をつなぐ」「日本と世界をつなぐ」ことに貢献してまいります。

2.取り組みの概要

成田国際空港内にある「NARITA PREMIER LOUNGE®」をご利用のお客さまに対し、高精細な画像処理技術を用いて作成された、山梨県立博物館所蔵の葛飾北斎「冨嶽三十六景」、フランス国立オルセー美術館所蔵作品のデジタル化されたデータを、当社通信ビルや高速ネットワークの「閉域網でセキュアな環境」・「低遅延」・「耐災害性」という特性を活かし配信します。

なお本取り組みでは、それぞれの所蔵元より世界で唯一、絵画のマスターレプリカの公式認定を受けている株式会社アルステクネ・イノベーション/株式会社アルステクネ※3と協力します。

<取り組みイメージ>

山梨県立博物館所蔵 葛飾北斎「冨嶽三十六景」

オルセー美術館所蔵 フィンセント・ファン・ゴッホ「ローヌ川の星月夜」等

希少な作品をデジタル化して保管、活かす運用イメージ

3.展示概要

(1)展示期間:

2020年3月27日(金)〜9月7日(月)

(2)展示場所:

「NARITA PREMIER LOUNGE®」 第1ターミナル第1サテライト4階(出国手続き後エリア)

  • *展示作品及び期間は予告なく変更になることがあります。あらかじめご了承ください。

<展示イメージ>

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。