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News Release 東日本電信電話株式会社

2020年1月24日

NTT EAST ACCELERATOR PROGRAM 「LIGHTnIC」 デモデイについて
〜最優秀賞はinaho株式会社!採択企業14社が事業連携プランを発表〜

LIGHTnICロゴ

NTT東日本は、2019年度アクセラレータープログラム「NTT EAST ACCELERATOR PROGRAM LIGHTnIC」(以下、本プログラム)のデモデイを2020年1月23日に開催しました。

採択企業14社より本プログラムを通じた事業連携プランについて発表いただき、審査の結果、inaho株式会社が最優秀賞を受賞いたしました。

集合写真

1. 背景と目的

NTT東日本は、“地域とともに歩むICTソリューション企業”として、高齢化による後継者不在やIT技術者の不足など、地域のお客さまのお困りごとを解決し、地域が元気になるイノベーションを起こしていくことを目指しています。

このようなイノベーションを産み出していくためには、ベンチャー企業がもつ革新的なプロダクトとNTT東日本が持つ技術や販売力を組み合わせて、使いやすいサービスに磨きあげ、広く普及を図っていく必要があります。

こうした背景のもと、社会・地域の課題を解決する事業を、ベンチャー企業とともにスピーディーにスケールさせ、地域全体に革新を起こすことを目的に、アクセラレータープログラム「LIGHTnIC」を2019年5月に開始しました。

2. 本プログラムについて

NTT東日本では、2019年5月に「スマートホーム」「スマートカンパニー」「スマートビルディング」「スマートシティ」「スマートソサエティ」「ディスラプト」をテーマに革新的な技術をもつベンチャー企業を広く募集しました。

2019年9月に計100社の応募の中から16社を採択し、約4ヶ月にわたりビジネスの加速を図るための協業検討を実施し、最終的な事業連携プランを発表する場として2020年1月23日にデモデイを開催しました。

3. デモデイについて

デモデイでは採択企業14社より、これまでの協業検討の取り組みを通じたNTT東日本との事業連携プランについて発表いただきました。審査の結果、inaho株式会社が最優秀賞を受賞いたしました。

最優秀賞を受賞した「inaho株式会社」は、自動野菜収穫ロボットで野菜の自動収穫を実現できるサービス。AIとロボティクスで農家の収穫作業をサポートすることで、人手不足や農家経営の課題を解決することをと目指しております。

現在、NTT東日本では、ハウス農家で自動野菜収穫ロボットを稼働させるための構築保守等の現地作業の連携を検討しております。

【最優秀賞 inaho株式会社】
写真右から、代表取締役CEO:菱木 豊氏、
審査員長:NTT東日本 澁谷代表取締役副社長

inaho株式会社のピッチ模様

◆NTT東日本アクセラレータープログラム「LIGHTnIC」2019 各賞受賞企業

●最優秀賞 inaho株式会社

代表取締役CEO:菱木 豊

事業概要:自動野菜収穫ロボットとRaaSモデルによる次世代農業パートナーシップを目指す。

●優秀賞 株式会社Luup

代表取締役:岡井 大輝

事業概要:電動マイクロモビリティのシェアリング事業ですべての人の移動が自由になるスマートシティ実現を目指す。

●優秀賞 株式会社DG TAKANO

代表取締役CEO:高野 雅彰

事業概要:国内外様々な業界への節水活動を促進し、水に大切な社会を築く。

●優秀賞 知能技術株式会社

代表取締役:大津 良司

事業概要:クラウドAIで病院と介護施設の患者行動を常時学習し患者安全向上と職員負担減を実現する。

●オーディエンス賞 株式会社空

代表取締役CEO:松村 大貴

事業概要:駐車場業界の価格最適化とダイナミックプライシングの導入検討を実施。移動をより自由にし、スマートシティの実現を目指す。

◆審査員について

麻生 要一氏(株式会社アルファドライブ 代表取締役社長 兼 CEO 株式会社ニューズピックス 執行役員)

石井 芳明氏(内閣府イノベーション担当企画官)

斎藤 祐馬氏(デロイト トーマツ ベンチャーサポート株式会社 代表取締役)

中村 亜由子氏(eiicon company 代表)

澁谷 直樹(NTT東日本 代表取締役副社長)

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。