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2018年2月2日
東日本電信電話株式会社
株式会社バカン
東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:山村 雅之)、株式会社バカン(本社:東京都千代田区、代表取締役:河野 剛進)はIoTとAIを活用し、成田国際空港内のフードコート(第3ターミナル)、吉野家(第2ターミナル)、北ウェイティングエリア(第2ターミナル)の各施設の空席状況をデジタルサイネージやスマートフォンへ一覧表示する共同実験を2018年2月19日(月)から2018年3月22日(木)まで実施します。
商業施設内の飲食店のリアルタイムでの混雑状況は、実際にその場に足を運ばなければ把握できず、これはお急ぎのお客さまやお店選びに手間をかけたくないお客さまが効率的に店舗を選択するにあたっての課題となっています。
成田国際空港では、第2ターミナルの北ウェイティングエリアから第3ターミナルのフードコートまでは徒歩で15分程度の距離があり、例えば早朝のLCC便を利用するため北ウェイティングエリアで過ごすお客さまに、滞在場所の選択などでご不便をおかけしておりました。
本取り組みでは、IoTとAIの活用により空席状況をリアルタイムで解析・配信することで、お客さまの滞在場所選択の際のご負担を軽減するとともに、送客促進による空港施設内各飲食店の集客拡大に向けた実証実験を行います。(国内空港初※1)
成田国際空港内のフードコート(第3ターミナル)、吉野家(第2ターミナル)、北ウェイティングエリア(第2ターミナル)にカメラやセンサーを配置し、画像データやセンサーデータを取得します。AIを活用した画像データの解析結果やセンサーデータから割り出した3施設の空席情報を、空港内6箇所※2に設置したサイネージへ一覧表示します。また、空席情報はWeb上にも表示し、お客さまが所有するスマートフォン等からもご確認いただけます。これらの取り組みにより、技術検証および集客拡大についての効果測定を行います。
【実証実験イメージ】
本取り組みでは、店舗内といった閉鎖的な空間だけでなく、人通りが多いオープンエリアでも実証実験を実施することで、高度な混雑把握技術の検証を行い、幅広い商業施設で活用可能なことを実証します。
3施設の空席情報をリアルタイムでデジタルサイネージやスマートフォンに一覧表示します。また、各施設への行き方等については、英語にも対応したコミュニケーションロボット「Sota™」※3による音声案内も実施することで、顧客満足度の向上に繋げます。
混雑把握技術による商業施設内飲食店の混雑率や、「ギガらくWi−Fi」の機能活用による集客数の集計を行うことで、本実証実験による成田国際空港内各飲食店の集客拡大の検証を行います。
2018年2月19日(月)〜2018年3月22日(木)
「フレッツ光」、「ギガらくWi−Fi」、「ギガらくサイネージ」、「ロボコネクト」、「Sota™」の提供および運用サポートを行います。
IoTとAIを活用し、店内の混雑状況を検索できる空席情報検索プラットフォーム「VACAN」(バカン)の提供を行います。
両社は、幅広い商業施設での本ソリューションの展開拡大を行うとともに、混雑把握技術の向上、収集したデータの更なる活用ができる仕組みづくりを実施し、様々な分野における次世代のIoT・AIソリューションとして発展させていきます。
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