固定電話の安定的な通信の維持に向けた通信制御の実施について

2021年5月16日
東日本電信電話株式会社

NTT東日本では、かねてより特定の電話番号に対して、当該電話番号の受付可能数を大幅に超過する着信が集中した場合、110番や119番等の重要な通信の確保や、固定電話通信全体のつながりやすさの維持のために、当該電話番号に発信される通話の一部を接続せず、「ただいま電話がたいへん混みあっております」という自動音声ガイダンス(トーキ)に接続する措置を行う通信制御を実施させていただいております(詳しくは、5月9日のお知らせを参照ください)。

5月17日(月)からも多くの地域でワクチン接種予約が開始され、自治体様が用意する受付コールセンタだけでなく、地域の複数の医療機関・クリニック等でも受付が行われるケースが見込まれます。この場合、受付コールセンタの電話番号以外(地域の複数の医療機関・クリニック等の電話番号)への大量の発信により、当該自治体様エリア等の固定電話網全体に大きな負荷がかかることが想定されるため、110番や119番等の重要な通信の確保を目的とし、当該エリアにかかる通信制御等を行う可能性がございます。

通信制御にあたっては、当社のみならず、接続する事業者様、特に多くの契約者様がいらっしゃる携帯事業者様各社との通信量のコントロールに関する協力が不可欠になります。こうした背景も踏まえ、安定した通話環境を確保するため、引き続き当社のみならず通信事業者様と連携した対応を行っていくことといたします。