第93回都市対抗野球大会 準決勝

2022年7月28日(木)東京ドーム(東京都文京区)
vs. ENEOS(横浜市)

試合開始 18:47 試合終了 21:21

team 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H
NTT東日本N 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2 7
ENEOSE 0 0 1 0 1 0 0 0 1x 3 7

スターティングメンバ―/交代選手

1 (一) 下川(1)
2 (二) 丸山(0)
3 (左)右 内山(3)
4 (右)中 向山(8)
5 (遊) 中村(9)
6 (指) 長澤(33)
  走指 村岡(23)
7 (三) 木田(37)※※
8 (中) 井上(7)※
  喜納(10)
  桝澤(25)
9 (捕) 保坂(29)
P (投) 上出(20)
  大竹(12)
  三宮(38)※※
  片山(16)
  多田(14)

()内は背番号
△は移籍選手
※は新人選手
※※は補強選手(明治安田生命)

バッテリー/打撃成績

NTT東日本

バッテリー 【投】上出→大竹(三回)→三宮(四回)→片山(六回)→多田(九回)
【捕】保坂
二塁打  
三塁打  
本塁打 長澤(四回2ラン)

セガサミー

バッテリー 【投】加藤→柏原(七回)
【捕】柏木
二塁打 山﨑(六回)、柏木(九回)
三塁打  
本塁打 瀧澤(三回ソロ)

Game Report

第93回都市対抗野球大会 準決勝 2-3で惜敗。ベスト4・黄獅子旗を獲得

本日、東京ドームにて第93回都市対抗野球大会準決勝が行われ、NTT東日本はENEOS(横浜市)と対戦。接戦となりましたが2-3で惜敗、決勝進出はなりませんでした。

この日の先発は上出選手。丁寧なピッチングで一回、二回を無失点におさえます。しかし三回裏、二死からソロ本塁打を打たれ先制を許すと、続く打者に四球を与えたところで、平野監督が早くも動きます。この場面でベテラン・大竹選手を投入。大竹選手は後続をしっかりと打ち取り、ここは追加点を許しません。

すると続く四回表、NTT東日本がチャンスをつかみます。一死から中村選手がライト前ヒットで出塁。続く長澤選手の鋭い一振りは、レフトスタンド上段に飛び込む、特大の逆転ツーラン本塁打。一気に流れを引き寄せます。

四回裏からは大竹選手に代わって補強の三宮選手が登板。準々決勝でも好投を見せた三宮選手、この回を無失点に抑えますが、五回裏、連投の疲れからか制球が乱れ、二つの死球で二死一二塁とすると、続く打者にライト前にタイムリーヒットを打たれ、2-2と同点にされてしまいます。なおも二死一三塁と逆転のピンチを迎えますが、ここは三宮選手が踏ん張りをみせ、次打者をきっちりと打ち取って追加点を許しません。

NTT東日本は六回にも二死三塁のピンチを迎えますが、ここで三宮選手に代わって登板した片山選手が、キレのあるピッチングで相手を打ち取り逆転を許しません。しかし打線は相手投手の好投になかなかチャンスを作れず、2-2のまま試合は終盤へ。

九回表、NTT東日本の攻撃。一死から長澤選手が四球を選んで出塁すると、続く木田選手が送りバント、二死二塁と一打勝ち越しの場面を作ります。ここで平野監督は代打に喜納選手を送りこみます。起用に応えたい喜納選手でしたが、フルカウントまで粘った後の一振りはセカンドゴロに終わり、惜しくも勝ち越し点はなりませんでした。

2-2のまま、延長タイブレークが濃厚かと思われた九回裏、片山選手が一死から四球を与え一死一塁とすると、次打者に二塁打を浴び、一死二三塁とされてしまいます。一打サヨナラのピンチで、平野監督は多田選手にマウンドを託します。申告敬遠で一死満塁となって勝負の場面、ツーボールツーストライクからの一投をとらえられ、ライト前にタイムリーを浴び、無念のサヨナラ負け。
NTT東日本は、決勝進出はなりませんでしたが、二年連続のベスト4、黄獅子旗を獲得しました。


【大会成績】
ベスト4(2年連続9回目)

【表彰選手】
首位打者賞:内山 京祐 外野手
優秀選手:保坂 淳介 捕手、下川 知弥 一塁手、中村 迅 遊撃手、内山 京祐 外野手、長澤 壮徒 指名打者

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