(報道発表資料)

2026年1月19日
NTT東日本株式会社

都立学校統合型校務支援システムのプログラム・ミスについて

NTT東日本株式会社(以下、「NTT東日本」)が、東京都教育庁さまからの委託を受け提供している都立学校統合型校務支援システム(以下、「本システム」)のプログラム・ミスが発生したことについて、調査およびデータ復旧作業を東京都教育庁さまと協力して進めてまいりました。その結果について以下のとおりお知らせします。

東京都教育庁さま、また関係者のみなさまに多大なご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申し上げます。今後、再発防止を徹底してまいります。

1. 概要

各都立学校では、児童・生徒の健康診断情報等(身長、体重、視力、聴力、目・耳・歯等に関する情報)を、2022年度からNTT東日本が提供しているシステムで管理しています。このたび、健康診断情報等の保健機能においてシステムのプログラム・ミスが発生しました。2025年6月時点で、特定した誤登録の健康診断データの復元作業については完了しております。その後、本システムの保健機能のデータ全件について調査を引き続き実施したところ、データ登録に係るプログラム・ミスの影響を検証できないものが3,886人分残っており、そのうち実際にミスの影響がある場合にはデータ復元ができないことが分かりました。なお、プログラム・ミスによる個人情報の漏えいは起きていません。

2. 経緯

2025年4月30日 プログラム・ミスがある旨を東京都教育庁さまへ報告
同年5月7日 プログラム・ミスを解消
同年6月5日 特定した誤登録された健康診断データ(対象102校)の復元作業を完了
同月18日 東京都教育庁さまがプログラム・ミスによる影響を公表
2025年6月27日〜2026年1月16日 データを総点検し、修正のできるものは随時対応

3. プログラム・ミスの内容と対処

健康診断情報等の登録作業において、複数あるサーバのうち同じサーバ上で複数の学校が同時に登録処理をすると、自校のデータベースに登録する情報が、同時に処理していた他校のデータベースに登録される事象が発生しました。アプリケーションプログラムにおけるデータベースへ書き込む際のプログラム・ミスが原因となります。2025年5月7日に本プログラム・ミスの改修を行っております。また、東京都教育庁さまに納品済みの「EDUCOMマネージャーC4th for High School東京都版」について、アプリケーションプログラムの総点検として、本システム全体の動作再検証を実施いたしました。その結果、同様のプログラム・ミスが存在しないことを確認しております。

4. 今後の対応について

本プログラム・ミスに関して、東京都教育庁さまと連携して、対象の方へのお知らせや、生徒や卒業生の方等からのお問い合わせに対応してまいります。

5. 再発防止策

  • 本システムをご提供する責任者として、設計・試験観点の見直し、事前検証の徹底を実施し、品質の強化を図ってまいります。
  • 本システムにおいてシステム入力等の履歴を詳細に保存できるよう、ログ管理を強化する改修を実施してまいります。

6. その他

高等学校向け統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th for High School東京都版」でのプログラム・ミスです。設計・開発過程の異なる小中学校向け統合型校務支援システム「Bizひかりクラウド おまかせ校務」、株式会社EDUCOM「EDUCOMマネージャーC4th」は、別製品となるため本プログラム・ミスによる影響はございません。

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。