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2025年10月1日
NTT東日本株式会社
国立大学法人 東京大学(総長:藤井 輝夫、以下「東京大学」)とNTT東日本株式会社(代表取締役社長:澁谷 直樹、以下「NTT東日本」)は、2024年4月17日付で産学協創協定を締結しました。この協定に基づき設立された「NTT東日本東大ラボ」では、地域循環型社会の実現に向けた共創プロジェクトを推進しており、その成果と今後の展望を広く共有する場として、「第1回産学協創シンポジウム」を開催します。
地球温暖化、森林消失、災害の頻発、食料危機、超高齢化、エネルギー枯渇、都市集中、地域格差等、日本社会は今、数多くの課題に直面しています。
こうした中、東京大学とNTT東日本は、持続可能な社会の実現に向けて産学連携による新たな価値創造に取り組んでおり、両者は自律的かつ分散型の「地域循環型社会」の構築を目指し、「つながる地域 新しいミライ」というビジョンのもと、以下の4つのプロジェクトを推進しています。
各プロジェクトの詳細については、「NTT東日本∞東大ラボ」Webページをご確認ください。
https://nt-lab.adm.u-tokyo.ac.jp/
本シンポジウムでは、プロジェクト毎に国内トップクラスの研究者による講演やトークセッションを通じて、社会課題の"イマ"と"ミライ"を深く知ることができます。さらに、常設パネル展示では各プロジェクトの最新情報を解説します。参加者同士の交流やネットワーキングの機会もご用意しています。
新たな知見を得たい方、社会課題に関心のある方、地域とのつながりを広げたい方に最適なイベントです。
開催日 | 2025年12月1日(月) 13時30分開場 14時00分開始 18時30分終了予定 |
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会場 | ①東京大学本郷キャンパス 伊藤謝恩ホール(東京都文京区本郷3丁目7番1号) ②オンライン(お申し込み後、別途ご案内) |
お申し込み締め切り | 2025年11月21日(金) |
定員 | ①会場: 300名 ②オンライン: 200名 |
参加費 | 無料(事前登録が必須になります) |
プログラム | 時間 | 講演名・登壇者名・所属 (●は講演者) |
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開会挨拶 | 14:00- | 津田 敦 (東京大学 理事・副学長) |
基調講演 | 14:05- | 「産学協創事業がめざすミライ」 後藤 隆 (NTT東日本 先端テクノロジー部 次長 オープンイノベーションセンタ 所長 NTT東日本東大ラボ長) |
セッション1 | 14:15- | 「ミライの地域を支える社会基盤に求められるDX」 講演・トークセッション ●羽藤 英二 (東京大学 大学院工学系研究科 教授) 水谷 司 (東京大学 生産技術研究所 准教授) 佐々木 理 (NTT東日本 ネットワーク事業推進本部 担当部長) 須賀 理帆 (東京大学 大学院工学研究科 博士課程) |
セッション2 | 15:15- | 「地域が自ら育むミライ 〜共創型コミュニティとデジタルの可能性〜」 講演・トークセッション ●小泉 秀樹 (東京大学 大学院工学系研究科 教授) 新 雄太 (東京大学 大学院工学系研究科 特任研究員) 大宮 透 (長野県 小布施町役場 町長) 片岡 直之 (NTT東日本 ビジネスイノベーション本部 ビジネス企画部 NTT DXパートナー シニアマネージャー) |
セッション3 | 16:25- | 「リモートで進化するバイオ研究 〜地域連携による新たな知の創出〜」 講演・トークセッション ●吉川 雅英 (東京大学 大学院医学系研究科 教授) 牛久 哲男 (東京大学 大学院医学系研究科 教授) 脇 嘉代 (東京大学 大学院医学系研究科 教授) 後藤 隆(NTT東日本 先端テクノロジー部 次長 オープンイノベーションセンタ 所長 NTT東日本東大ラボ長) |
セッション4 | 17:25- | 「地域創生と次世代ワイヤレスにより拓く地域のミライ」 講演・トークセッション ●中尾 彰宏 (東京大学 総長特任補佐 大学院工学系研究科 教授 NTT東日本東大ラボ長) 渡辺 憲一 (NTT東日本 ビジネス開発本部 無線&IoTビジネス部 部長) 門野 貴明 (NTT東日本 ビジネスイノベーション本部 先進事業推進部 先端技術部門長) |
総括・閉会挨拶 | 18:10- | 中尾 彰宏 (東京大学 総長特任補佐 大学院工学系研究科 教授 NTT東日本東大ラボ長) 池田 敬 (NTT東日本 代表取締役副社長 副社長執行役員) |
社会インフラは老朽化が進んでおり、効率的に維持運用し、持続可能なまちづくりを推進することが国の重要課題となっています。私たちは、みちづくりからまちづくりに繋がるインフラ管理プラットフォームの実現に向け、ビックデータ×ドローン×光ファイバーにより、レジリエンスな社会創りの取り組みについてご紹介します。
都市への人口集中、地域格差、超高齢化社会等の課題に対し、「関係人口」から「共創人口」への転換が求められています。私たちは、地域が主体的にミライを育むために、共創型コミュニティとデジタル技術の融合がもたらす可能性を探求しています。長野県小布施町をフィールドに、ローカルなまちづくりのミライを構想し、サステナブルな社会形成に向けて、テクノロジー×AI×イノベーションを切り口とした新たな価値創造についてご紹介します。
技術の進歩により、バイオメディカル分野の研究機器はますます高度化・複雑化しています。特に、電子顕微鏡・光学顕微鏡などは進歩が速く、また、取り扱うデータ量がテラバイトのオーダーになっています。
この問題を解決するために、高速通信や情報処理技術で、高価・高度な顕微鏡を共有し、そのデータを効果的に処理するプラットフォーム作りに取り組んでいます。具体的には、東京大学の本郷キャンパス、柏キャンパス、北海道大学を?いで研究機器の共用化、研究者間の連携強化が進みつつあります。
将来的には、このプラットフォームを医師・病理診断にも広げて、地方にいても専門家による正確な診断が受けられる様な地域連携ができる社会をめざします。
ワイヤレス通信が身近になった現代社会において、Society5.0の見据える経済発展と社会的課題の解決を両立する人間中心の社会実現に向け、ローカル5G等の次世代ワイヤレス技術とロボティクス領域技術を活用した新たな価値創造の取り組みについてご紹介します。
「次世代都市国際研究体」「自律分散共創コミュニティ」「リモートバイオDX」「次世代ワイヤレス応用技術」の4プロジェクトが一同に会する展示ブースを、シンポジウム開催中常時開放しています。
講演やトークセッションに加え、各プロジェクトの取り組みをより深く理解できる場として、専門家との対話や資料展示を通じて、インタラクティブな議論が可能です。
ぜひ、パネル会場にも足をお運びいただき、ミライを共に考える時間をお楽しみください。
下記のリンクよりお申し込みください。
https://forms.office.com/r/mb2cxkQwyt
NTT東日本東大ラボ 第1回 産学協創シンポジウム事務局
https://forms.office.com/r/Y80WTcnG0v
NTT東日本東大ラボ
報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。