News Release東日本電信電話株式会社

2024年3月18日
つぎのミライはあなたの街からはじまる。NTT東日本グループ

ゼロトラストを簡単導入!「BizDriveゼロトラストセキュリティ」を提供開始

東日本電信電話株式会社(以下「NTT東日本」)は、法人向けに「効率的で最適な通信ネットワーク環境」と「増大するサイバー攻撃などのリスクから情報を保護するセキュリティ環境」を用途に合わせて簡単に導入できる「BizDriveゼロトラストセキュリティ(商標申請中)」(以下、本ソリューション)を2024年4月1日(月)より提供開始いたします。

本ソリューションは、市場で評価されているゼロトラストセキュリティ関連製品とNTT東日本のネットワークサービスを組み合わせ、設計・構築・運用までをパッケージとして提供いたします。本ソリューションにより、お客さまは簡単にゼロトラストを取り入れ、セキュアなビジネスインフラ環境を整えることができます。

BizDriveゼロトラストセキュリティ運用イメージ図

1.背景

現在のビジネス環境は、クラウド活用やテレワークなどによる業務のDX化が進んでいます。働き方についても、オフィス中心の働き方から、柔軟性、効率性、創造性を重視し、状況に応じて適した場所を選択するハイブリッドワークへとシフトしています。このような変化にともない、サイバー攻撃の脅威も増加していることから、従来の境界型セキュリティからゼロトラストの考え方を取り入れた新しいオフィス環境への要望が高まっています。

この新しいオフィス環境を実現するためには、さまざまな製品・サービスを最適な形で組み合わせる必要があります。その組み合わせは複雑であり、多くのお客さまから最適なソリューションの選択についてご相談をいただいております。

このような背景から、NTT東日本は、これまでお客さまや自社向け※1に構築してきたネットワーク環境やゼロトラスト環境の実績やノウハウをもとに、ネットワーク、セキュリティ機能の選択およびその設計・構築・運用を一元的にサポートするソリューション「BizDriveゼロトラストセキュリティ」※2を提供開始いたします。

2.ソリューション概要

本ソリューションは、ネットワークサービス、ゼロトラストセキュリティ、そしてその設計・構築から運用までを組み合わせたパッケージです。お客さまはゼロトラスト環境でご利用される各種機能※3を備えた製品・サービスを簡単に利用でき、高度なセキュリティ運用もNTT東日本のSOC(Security Operation Center)が代行します。

また、お客さまの現在の課題やシステム環境に合わせて、パッケージの各種機能を柔軟に選択することができます。ネットワークセキュリティからデバイスセキュリティまで必要な機能を選択して導入することができ、お客さまのビジネス環境の変化に応じて、機能を追加していくことも可能です。

【課題解決例】

1.トラフィックの課題。クラウド活用でトラフィックが増加。システム処理が遅延。【解決例】SD=WANで効率的にトラフィックをブレイクアウト

2.インターネット利用時の課題。社員が不許可のサイトやクラウドを利用。どこにアクセスしているか知りたい。【解決例】SWGで社員のインターネットアクセスを可視化・制御

3.テレワークの課題。外出先・テレワークが増加、不正ユーザが社内ネットワークに侵入【解決例】ZTNAで安全なリモートアクセスの実現をサポート

4.サイバー攻撃の課題。EPPでは最新の攻撃を防げない。有効な端末せきゅりてしを導入したい。【解決例】EDRで端末経由の攻撃をしっかり防御。運用もNTT東日本のSOCにおまかせ

  • ※3ゼロトラスト環境で利用される主な機能
    • SD-WAN(Software Defined WAN):ネットワークをソフトウェアで制御する技術をWANに適用したもの。拠点間接続やローカルブレイクアウト等の柔軟なネットワーク接続を実現。
    • SWG(Secure Web Gateway):外部へのアクセスを安全に行うためのクラウド型プロキシで、WebアクセスのURLフィルタやアプリケーションフィルタ、アンチウイルス、サンドボックスなどの機能を提供。
    • ZTNA(Zero Trust Network Access):ゼロトラストの考え方に基づき、オンプレミスやIaaS等で動作するサーバやアプリケーションへマイクロアクセス(最小権限でのアクセス)する機能を提供。
    • IDaaS(ID as a Service):ID管理[ID認証ならびIDパスワード管理、シングルサインオン (SSO)、アクセス制御など]を統合管理する機能を提供。
    • MDM(Mobile Device Management):パソコンやスマートフォンといった端末を一元管理するための機能。MDMを導入することで、管理者は対象となる端末を遠隔での管理・操作が可能。
    • EDR(Endpoint Detection and Response):エンドポイントの状況および通信内容などを監視し、標的型攻撃やランサムウェアなどによるサイバー攻撃を検出、対処する機能を提供。

3.本ソリューションの特徴・メリット

本ソリューションは、「三つの手間いらず」をコンセプトとし、NTT東日本がこれまで培ったノウハウをもとに、お客さまが簡単にゼロトラストを導入できる仕様にしています。

「複雑なソリューション連携の手間いらず」

ネットワークサービスとゼロトラスト関連の製品、サービスを最適な組み合わせでご提供します。

「ゼロトラストの複雑な設計の手間いらず」

NTT東日本がこれまでの設計・構築ノウハウから、テンプレート化したものをご提供します。

「ネットワーク・セキュリティ運用の手間いらず」

専門スキルが必要で手間がかかるネットワークとセキュリティの運用について、NTT東日本がお客さまに成り代わって運用します。

4.提供開始日

2024年4月1日(月)

5.本件に関するお客さまからのお問い合わせ先

お客さまを担当する当社営業担当者もしくは以下フォームよりお問い合わせください。

URL:https://form.business.ntt-east.co.jp/?formId=pf3648inq新規ウィンドウで開く

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