(報道発表資料)

2023年12月14日
東急不動産株式会社
東日本電信電話株式会社

APN IOWN 1.0を活用したまちづくりに向けて「IOWN WEEK」イベントを開催 〜次世代ネットワークAPN IOWN 1.0を活用した、世界初の遠隔ラップバトルやウェブ会議が体験できる!〜

東急不動産株式会社(以下、東急不動産)と東日本電信電話株式会社(以下、NTT東日本)は、日本電信電話株式会社(以下、NTT)と株式会社 NTT ドコモ(以下、ドコモ)とともに、まちづくり分野において世界で初めて、次世代ネットワークAPN IOWN 1.0※1を「Shibuya Sakura Stage」へ導入することに伴い、2023年12月13日(水)から12月15日(金)まで、APN IOWN 1.0の「高速・大容量」「低遅延・ゆらぎゼロ※2」の特性を体験いただける「IOWN WEEK」イベント※3(以下、本イベント)を開催いたします。

本イベントでは、APN IOWN 1.0を体感いただく場として、お笑い芸人が遠隔から遅延無くラップバトルや漫才などを披露する「IOWNエンタメイベント」を「Shibuya Sakura Stage」で実施するほか、「Shibuya Sakura Stage」へ入居する法人さま向けにオフィスでの利用を想定した「IOWNウェブ会議」を「渋谷ソラスタ」で実施します。APN IOWN 1.0を活用した遠隔ラップバトルやウェブ会議は世界初※4となります。

1.背景

東急不動産とNTTグループ※5は、2023年6月7日(水)に「IOWN構想※6に関連した技術・サービスなどを活用した新たなまちづくりに向けた協業」に合意し、本協業の最初の取り組みとして12月11日(月)に「Shibuya Sakura Stage」へAPN IOWN 1.0を導入しました。

APN IOWN 1.0の導入により、非圧縮での映像伝送による4K映像の投影やクリアな音声伝送などが可能になるため、イベントスペースでは離れた場所で行われているお笑いイベントや音楽ライブをまるでその場で行われているかのように楽しめるなど、新たなエンターテイメント体験ができるようになります。また、オフィスでは離れた場所のパートナーと直接対面しているかのように働くことが可能になるほか、映像の編集を離れた複数拠点で同時に実施できる、リモートプロダクションへの活用も期待できます。

「Shibuya Sakura Stage(渋谷サクラステージ)」

2.イベント概要

「Shibuya Sakura Stage」へのAPN IOWN 1.0の導入に伴い、「IOWN WEEK」イベントを12月13日(水)から12月15日(金)までの3日間、開催します。

イベントでは、APN IOWN 1.0を活用した「IOWNエンタメイベント」と「IOWNウェブ会議」の2つのコンテンツを実施します。

「IOWNウェブ会議」では、これまでNTT東日本グループが取り組んできた、双方向でのリアルタイムコミュニケーションのための低遅延な映像・音声の伝送に関わる実証、実演を経て培ったノウハウを活かして、オフィスユースケースに応用します。

コンテンツ 実施日程 内容(予定)
IOWN
エンタメイベント
12月14日(木) お笑い芸人が会場と遠隔地でそれぞれ出演し、エンタメコンテンツを披露
  1. 「あっち向いてホイ」などのゲーム(鬼越トマホーク、トレンディエンジェル斎藤 など)
  2. 遠隔ラップバトル(見取り図、とろサーモン久保田 など)
  3. M-1グランプリ2022年決勝ネタ「餅つき」(ヨネダ2000)
IOWN
ウェブ会議
12月13日(水
〜12月15日(金)
Web会議システムを活用したデモンストレーションの実施
  1. 4K映像の受信
  2. 接続先からのプレゼンテーションの実施
  3. 会議相手の声により近い音声出力を行う、音声翻訳
  • ①と②は、APN IOWN 1.0と従来の回線を比較

イベントの詳細については、別紙をご確認ください。

「IOWN WEEK」イベントロゴ

3.今後に向けて

今後も東急不動産、NTTグループは、次世代ネットワーク APN IOWN 1.0を通して超高速かつ低遅延な通信環境を提供するとともに、広域渋谷圏※7を中心に、将来的にはIOWNを活用し消費電力を大幅に低減したまちづくりを進めます。

  • ※1APN IOWN1.0とは、NTT東日本とNTT西日本が2023年3月に提供を開始した、通信ネットワークの全区間で光波長を専有するオールフォトニクス・ネットワーク(All-Photonics Network)サービスです。
    詳細はホームページ(https://www.ntt-east.co.jp/release/detail/20230302_01.html)をご覧ください。
  • ※2時分割多重方式(送信する時間を固定化して情報を区別)を採用することで、トラヒック状況による遅延やパケットロスを抑制。
  • ※3「IOWN WEEK」イベントについては、事前にご案内させて頂いている関係者さま・企業さまのみが参加対象となります。
  • ※42023年11月22日現在、ドコモ調べ。
  • ※5NTT、NTTドコモ、NTT東日本の3社を指します。
  • ※6IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)構想とは、あらゆる情報を基に個と全体との最適化を図り、光を中心とした革新的技術を活用し、高速大容量通信ならびに膨大な計算リソースなどを提供可能な、端末を含むネットワーク・情報処理基盤の構想です。
    詳細はホームページ(https://www.rd.ntt/iown/新規ウィンドウで開く)をご覧ください。
  • ※7広域渋谷圏とは、東急グループが定める、「働く」「遊ぶ」「暮らす」が融合した持続性あるまちを目指し、まちづくり戦略”Greater SHIBUYA 2.0”において定めた、渋谷駅から半径2.5kmのエリアのことを指します。
    詳細はホームページ(https://www.tokyu-land.co.jp/urban/area/shibuya.html新規ウィンドウで開く)をご覧ください。
つぎのミライはあなたの街からはじまる。NTT東日本グループ

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。