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2020年7月29日
横須賀市
株式会社ニフコ
東日本電信電話株式会社
横須賀市(市長:上地 克明)は、株式会社ニフコ(代表取締役社長:山本 利行)と東日本電信電話株式会社(代表取締役社長: 井上 福造、以下「NTT東日本」)と連携して、無線&電源レス技術を活用したセンサー(EnOceanセンサー)を用いて、高齢者の緩やかな見守りに関する実証実験を行います。認知症高齢者等が行方不明になることが社会課題となる中、高齢化が進む地域において新たな解決策の創出に向けた実証実験に取り組みます。
国内で高齢化が進む中、認知症による行方不明者が年々増加しており、地域における大きな社会課題の一つとなっています。そのため、ICT技術を活用した見守りシステムの活用が始まっていますが、電池交換など継続的なメンテナンスを要すなど、実際の利用において課題があります。
省電力無線規格EnOceanの技術を活用した電池・電源が不要のセンサーを活用することにより、メンテナンスが容易で普段から身に着ける習慣がある靴などへの実装が可能なシステムを構築し、簡易に多くの方にご利用いただく仕組みの実現に取り組むことにしました。同時に、見守られる方が、「見守られている意識」を強く感じない「緩やかな見守り」を目指しています。
この取り組みを通じて、高齢者の家族や地域の皆さまが安心して過ごすことが出来る社会への貢献を目指します。
横須賀市内の複数の施設・店舗さまにご協力をいただき、施設・店舗内にセンサーの電波を受信することが出来る専用の受信機を期間中設置いたします。横須賀市の職員が被験者として靴センサー等を身に着けて駅や市役所の周辺を歩き、受信機の近くを通過した際に、「被験者が当該施設・店舗の近傍にいる」という情報があらかじめ設定した情報端末に送信され、被験者のおおよその居場所が確認できることを検証します。
2020年7月29日(水) から 8月4日(火)まで
センサーの受信機の設置にご協力いただいた、市役所付近の施設・店舗など、センサーの受信機を設置した10か所及びその周辺
本取り組みにて、見守りシステムの有効性の効果検証を図るとともに、無線&電源レスセンサーとクラウドの活用により、様々な地域課題を解決する新たな仕組みづくりを検討していきます。
報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。