(報道発表資料)

2020年6月29日
東日本電信電話株式会社
株式会社東急文化村

NTT東日本×Bunkamura 舞台公演ライブ配信イベントの実施について
〜withコロナ時代に向けた新たな文化芸術の楽しみ方のご提案〜

東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下「NTT東日本」)と、株式会社東急文化村(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中野 哲夫、以下「Bunkamura」)は、2020年7月12日(日)にBunkamuraシアターコクーンにて、森山 未來・黒木 華を主演に岸田 國士氏の「恋愛恐怖病」を題材にした舞台『プレイタイム』を上演します。本公演は、今までの舞台中継とは異なり、"ライブ配信のための演劇"をコンセプトに新たに制作した作品を劇場からライブで配信します。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、集客が難しくなっている劇場や舞台公演において、「withコロナ時代の新たな生活様式」に合わせ、ICTを活用した自宅での新しい文化芸術の楽しみ方をご提案すると共に、オンライン配信による興行収入確保により、文化芸術分野の更なる振興を目指します。

1.背景と目的

NTT東日本はこれまで、ICT技術を活用し、地域の価値ある文化や芸術を集積し、新たな形で発信することで、文化芸術の振興や地域創生を目指した取り組みを行ってまいりました。

また1989年に日本初の大型複合文化施設として開館したBunkamuraは、世界中の魅力的な芸術作品や音楽、芸能を発信する文化基地として発展を遂げてきました。しかしながら、この度の新型コロナウイルスの影響により、他の文化関連施設と同様に、予定していた各種イベントが相次いで中止になり、シアターコクーンやオーチャードホール等の劇場施設も数か月間休館を余儀なくされ、非常に大きな影響を受けました。

現在は、Bunkamuraをはじめ、全国の文化関連施設も徐々に再開し、各種イベントも催されるようになって来ていますが、withコロナ時代に対応した新しい発信方法が求められています。

このような状況の中で、NTT東日本とBunkamuraは、劇場での観劇が主流であった舞台芸術について、ブロードバンド回線を通じたオンライン配信による在宅鑑賞という新たな観劇の形を提案し、これまで劇場に足を運ぶことが難しかった新たなファンの開拓にチャレンジします。またオンライン配信の取り組みを通じて、文化芸術に携わる者の発表機会を増やし、安定的な財政基盤の確立による文化芸術の更なる振興を目指します。

2.シアターコクーン ライブ配信『プレイタイム』概要

日本の現代演劇の父とも言われる岸田國士の短編「恋愛恐怖病」を軸に、劇場観劇では体感できなかった新たな演出を加えた、まったく新しい"ライブ配信のための公演"として上演、配信します。

(1)作品

岸田國士「恋愛恐怖病」他

(2)出演・スタッフ

構成・演出:梅田 哲也

演出・美術:杉原 邦生

出演:森山 未來、黒木 華、他

(3)配信日程

2020年7月12日(日)、開演:19:30

(4)配信メディア

Streaming+

(5)ライブ配信チケット料金

2,500円(税込)

(6)収録会場

Bunkamura シアターコクーン

3.今後の取り組み

NTT東日本とBunkamuraは、本公演を視聴いただいたお客さまの声をふまえ、舞台公演のみならず、音楽や美術作品など文化芸術全般で、魅力的なオンライン鑑賞向けコンテンツの制作や臨場感のある視聴体験の創造に向けて、更に連携して取り組んでまいります。

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