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(報道発表資料)

2020年1月8日
東日本電信電話株式会社
株式会社東急文化村

デジタルアーカイブ技術を活用した文化芸術振興の取り組み
〜Bunkamuraザ・ミュージアム「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」展で未発表作品をデジタル展示〜

東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下「NTT東日本」)と、株式会社東急文化村(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:中野 哲夫、以下「Bunkamura」)は、2020年1月9日よりBunkamuraザ・ミュージアムで開催される写真展において、未発表作品のデジタルアーカイブ化及び、NTT東日本の通信ビル内に集積したアーカイブデータのサイネージ配信によるデジタル展示を行います。ICT技術を活用し、価値ある作品を新たな表現方法で発信することで、文化芸術の振興を目指します。

1.背景と目的

昨今、画像処理技術の進展に加え、高解像度モニターの低価格化やAR/VR、3D、プロジェクションマッピング等表現方法の多様化により、これまで公表されることの無かった文化芸術作品や、実物展示が困難な作品のデジタル展示が実現可能になっています。

その中でNTT東日本はこれまで、ICT技術を活用し、地域の価値ある文化や芸術を集積し、新たな形で発信することで、文化芸術の振興や地域創生を目指した取組みを行ってまいりました。

今後も、通信ビル等のアセットや、お客さまに提供している安心・安全な通信ネットワーク、ICT技術等を活用し、価値ある伝統文化や芸術を守り・発信し、「地域と地域、地域と世界をつなぐ」ことを目指してまいります。

また、1989年に日本初の大型複合文化施設として開館したBunkamuraは、世界中の魅力的な芸術作品を常に発信する文化基地として発展を遂げてきました。2017年に日本で初めてBunkamuraザ・ミュージアムで開催された「写真家ソール・ライター」展は同施設で開催される個人の写真展としては異例の、入場者数を記録し大きな反響を巻き起こしました。今回、第二弾として開催される「永遠のソール・ライター」展では、膨大な未発表作品が眠るニューヨークのソール・ライター財団にあるアーカイブから多くの作品を選び出し、最新技術を駆使してデジタル化し展示を行うことで、ソール・ライターの更なる魅力を発信します。

2.「ニューヨークが生んだ伝説の写真家 永遠のソール・ライター」展の概要

(1)期間

2020年1月9日(木)〜2020年3月8日(日)

  • 休館日:1月21日(火)、2月18日(水)

(2)場所

Bunkamuraザ・ミュージアム

  • 写真展への入場料が必要です。詳しくはBunkamuraホームページをご確認ください。

(3)展示詳細

  • ソール・ライターの代表作をはじめとした、モノクロ/カラー作品の展示
  • ソール・ライターのアトリエに残された膨大な作品や資料の中から、未発表作品などの展示
  • 最新技術を駆使した、未発表作品のデジタル展示

3.展示場での実証実験について

同写真展では、会場内にNTT東日本のネットワークカメラを設置※1し、来場者の人数カウントに加え、属性分析(性別、年代、滞在時間等)を行うことで、Bunkamuraにおける今後の展覧会等の企画戦略に活用するほか、来場者を映像から検知することにより、お客さまホスピタリティの向上や効率的な運営の実現に向けて有効性を検証します。

  • ※1カメラによって取得した映像データについては、映像分析後に速やかに破棄し、個人を特定できない統計データとしてのみNTT東日本及びBunkamuraで活用し、法令に基づく要請を除き第三者への開示・提供はいたしません。

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。