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(報道発表資料)

2019年12月11日
東日本電信電話株式会社

ナーブ株式会社との業務提携について
〜VRとICT技術を活用した不動産・観光向けソリューションを全国に展開〜

東日本電信電話株式会社（本社：東京都新宿区、代表取締役：井上 福造、以下NTT東日本）とナーブ株式会社（本社：東京都千代田区、代表取締役：多田 英起、以下ナーブ）はVRとICT技術を活用したソリューションを展開することで、不動産・観光分野を中心とした流通サービス業界の進化に貢献し、世の中の様々な社会課題を解決していくべく、業務提携いたします。

１．本取り組みの背景と目的

昨今、少子高齢化による深刻な人手不足を解消するため、流通サービス業界では店舗のICTサービス導入による業務効率化が進んでいます。また一方で、ビジネス領域へのVR・AR技術の活用が進み、店舗におけるユーザ体験型のサービスや、それらを活用した商品販売などにより、店舗サービスのユーザ利便性が向上してきています。

ナーブはこれまで、VRシステムの開発によりVRコンテンツを活用したサービスをいち早く世の中に展開し、不動産仲介店舗で内見を可能とするサービスや、旅行代理店で観光地を体験することができるサービス等の、ビジネスVRソリューションを提供してきました。また不動産や車、旅行等の商品を、購入する前にVRでリアルに体験することができる「どこでもストア®※1」を、大型商業施設を中心に設置してきました。

一方NTT東日本は、年々増加するコンテンツデータを地域に流通させる通信網の整備や、地域の店舗や商業施設等への光インターネットやWi-Fi・クラウドサービス等のICTサービスの提供を通じて地域のICT化を推進してきました。 このような背景のもと、今回ナーブの「VR技術」とNTT東日本の「ICTサービス」「地域リレーション」を融合し、VR技術を活用したソリューション、及び「どこでもストア®」の展開を推進するために、業務提携することになりました。

  • ※1「どこでもストア®」：ナーブが提供するVRコンテンツを活用した無人店舗型のサービス

２．本取り組みの概要

ナーブとNTT東日本の2社は、2019年12月に業務提携を結び、不動産・観光業界の業務効率化、ひいては流通サービス業界の生産性向上に向けて、ナーブのビジネスVRソリューションの拡大と「どこでもストア®」の設置を加速させます。

「どこでもストア®」については全国の大型商業施設やコンビニエンスストア等への設置を中心に、今後3年で300店舗に展開していくことを目指します。

３．各社役割について

(1) ナーブ

  • VR技術によるアプリケーション開発
  • ハードウェア開発（「どこでもストア®」・VRデバイス「クルール」等）
  • サービスの店舗、商業施設等への展開
  • 不動産・観光等のコンテンツの収集

(2) NTT東日本

  • VR技術を活用したソリューション及び「どこでもストア®」へのICTサービス（光インターネット・Wi-Fi）提供
  • VRサービスへのクラウド基盤提供
  • 全国の「どこでもストア®」の設置・保守・メンテナンス

４．本件に関するお客様からのお問い合わせ先

東日本電信電話株式会社
ビジネスイノベーション本部 BBXマーケティング部 アライアンス担当

TEL：03-5359-3050

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

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