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2018年11月15日
東日本電信電話株式会社
株式会社アクアビットスパイラルズ
東日本電信電話株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:井上 福造、以下 NTT東日本)、株式会社アクアビットスパイラルズ(本社:東京都港区、代表取締役CEO:萩原 智啓、以下 アクアビットスパイラルズ)は、豊島区で行われる帰宅困難者対策訓練(実施日:2018年11月15日(木)、以下 本訓練)において、ホテルメトロポリタンへ避難した外国人に対して、災害情報等をサイネージと「スマートプレート※1」で簡単に母国語表示するサービスの提供(以下、本取り組み)を行います。
2018年11月15日(木)午前10時より実施する、池袋駅及び駅周辺において大地震等の発生を想定した訓練となります。訓練では、東京湾北部を震源とした首都直下地震により池袋駅周辺に多数の帰宅困難者が発生していると想定し、帰宅困難者を区立池袋西口公園や区と協定を締結している池袋駅周辺の滞在施設となるホテル等で受け入れを行います。
近年、国内の外国人人口や訪日外国人は増え続けており、防災の観点においても多言語での対応が必要となっています。外国人が多く訪れる豊島区では2007年から本訓練を実施しており、サイネージにて多言語での情報配信を行っておりましたが、見たい情報が母国語で表示されるまでに時間がかかり、タイムリーに情報を取得できないという課題がありました。
上記の課題に対し、NTT東日本とアクアビットスパイラルズの2社は、各社のサービスを連携することで多言語に対応したタイムリーな情報配信を実現するサービスを提供します。これにより、時間を待つことなく災害情報等を確認でき、より安心いただけるようになります。
本訓練の避難所の1つであるホテルメトロポリタン内に設置してあるサイネージにて、平時は観光情報等を配信しておりますが、本訓練では時間に応じて災害情報、物資支給情報、交通機関情報を表示するとともに、同場所に設置した「スマートプレート」にスマートフォン等の端末を近づけることで、特別なアプリを使わずに、普段端末に表示される言語で災害情報等を表示できるようにします。
これらの取り組みにより、災害時における本サービスの有効性や時間経過に応じた配信情報の最適化の検証を行います。
<本取り組みのイメージ>
お客さまが自身のスマートフォン等を「スマートプレート」に近づけることで、サイネージで現在表示されている情報を母国語で確認いただけるとともに、見逃してしまった情報にも簡単にアクセス可能になります。
サイネージにおいて、発災直後は災害の内容や発生場所、避難場所等、地方公共団体等が配信するLアラート情報を表示し、その後は公共交通機関の運行情報や物資支給情報などを表示することで、帰宅困難者が必要な情報を時間の経過に合わせて表示させます。
平時には「スマートプレート」にタッチすることでホテルの案内や周辺の観光施設までの地図情報等を表示します。これにより、宿泊客は自身のスマートフォンで読み込んだ情報を手軽に持ち運べるようになります。
施設名:ホテルメトロポリタン
住所:東京都豊島区西池袋1-6-1
<NTT東日本>
「ギガらくサイネージ」の提供および運用サポート、本取り組みの有効性の検証を行います。
<アクアビットスパイラルズ>
「スマートプレート」の提供および運用サポート、本取り組みの有効性の検証を行います。
NTT東日本、アクアビットスパイラルズの2社は、本訓練における参加者の声をもとに、新たな防災・地域振興ソリューション等の協業検討※2を実施していきます。
報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。