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News Release 東日本電信電話株式会社

2017年7月4日

「ギガらくサイネージ」にリアルタイム配信機能等を追加
〜観光、災害情報の即時配信がさらに便利に〜

  • NTT東日本は、クラウド型デジタルサイネージサービス「ギガらくサイネージ(動画プラン)」(以下、本サービス)について、観光や災害対策分野等で活用可能な新機能を2017年7月10日より提供開始いたします。
  • 観光地の混雑情報や災害時の避難情報といったリアルタイムでの提供が求められる情報を、複数のサイネージへ即時配信可能な「リアルタイム配信機能」や、ホームページ等のWebコンテンツをサイネージ用のコンテンツに利活用することで、コンテンツ作成への負担を軽減する「Webコンテンツの変換機能」等のご利用が可能となります。
  • 本サービスの月額利用料は従来の価格のまま据え置きとなります。既に本サービスをご利用のお客さまは、セットトップボックス(以下、STB)を対応機種へご変更いただくことによって、新機能を従来通りの月額利用料でご利用いただけます。

1.提供の背景と目的

現在、観光立国の実現に向け、ストレスなく、安全かつ快適に観光を満喫できるような街づくりが求められており、訪日外国人を含めた多様な旅行者に対して、世界に誇る日本の文化や伝統に関する情報を伝える方法について検討されています。また、地震や台風等の災害時には、緊急情報をいかに正しく迅速に伝えるかが課題となっており、観光や災害対策分野の情報伝達におけるデジタルサイネージ等のICT技術の活用が期待されています。

NTT東日本は、このような課題への解決方法として、2015年から提供しているクラウド型デジタルサイネージサービス「ギガらくサイネージ(動画プラン)」に、2017年7月10日より新機能を追加します。これによって、観光地の混雑情報や災害時の避難情報といったリアルタイムでの提供が求められる情報を、複数のサイネージへ即時配信可能な「リアルタイム配信機能」をはじめ、ホームページ等のWebコンテンツをサイネージ用のコンテンツに利活用することで、コンテンツ作成への負担を軽減する「Webコンテンツの変換機能」等のご利用が可能となります。

なお、これらの機能の実現には、日本電信電話株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫)サービスエボリューション研究所が開発したWeb-basedサイネージ配信制御技術※1を活用しています。

  • ※1インターネットで一般的に使われている標準的な通信等の仕組みだけでデジタルサイネージへの配信を可能にし、Webブラウザ搭載端末をサイネージ受信機として活用することなどを実現します。

2.サービス概要と新機能概要

  1. (1)サービス概要

    本サービスは、画像・動画やWebコンテンツ等、さまざまなコンテンツを、ディスプレイへ表示できるクラウド型デジタルサイネージサービスです。HTML5形式に対応したWeb-basedサイネージ配信制御技術の活用によって、コンテンツの「リアルタイム配信機能」や「Webコンテンツの変換機能」等をご利用いただけるようになるため、より便利に本サービスの運用が可能になりました。また、コンテンツ登録配信補助機能の提供によって、画面分割などの編集が簡単に行えるようになりました。

  2. (2)新機能概要
    1. リアルタイム配信機能
      配信サーバとセットトップボックス(以下、STB)間の双方向通信を実現するプロトコル「WebSocket」を採用しているため、配信サーバ上でのコンテンツ等の更新を即時にSTBへ伝え、配信することが可能です。
    2. Webコンテンツの変換機能
      ホームページ等のWebページを予め設定したテンプレートに合わせ、最適なデジタルサイネージコンテンツのサイズへ変換し、配信が可能です。オートスクロールにも対応しているため、既存のホームページ等のコンテンツを有効活用することができます。
    3. コンテンツ登録配信補助機能
      画面分割や割り込みテロップの挿入などが簡単に行える「コンテンツ登録配信補助機能」を提供します。コンテンツの管理・編集に加えて、複数のSTB・ディスプレイに対する配信スケジュールの設定も可能ですので、複数拠点への一斉周知・連絡を簡単に行うことができます。
    4. 外部コンテンツ連携機能
      お客さまが用意した独自コンテンツの他に、ニュースや天気予報、緊急時には災害情報等、第三者が作成している外部コンテンツとの連携が可能です。※2
  • ※2外部コンテンツの利用には、別途外部コンテンツ事業者との契約が必要です。

3.月額利用料・提供条件等

本サービスの月額利用料は従来の価格のまま据え置きとなります。月額利用料や提供条件等の詳細は下記URLをご参照ください。

また、既に本サービスをご利用のお客さまは、STBを対応機種へご変更いただくことによって、新機能を従来通りの月額利用料でご利用いただけます。

4.新機能の提供開始日

2017年7月10日(月)

5.今後の展開

NTT東日本は観光や災害対策分野に取り組まれるお客さまに対して、本サービスのご提案を進めていきます。

ハードウェア選定やコンテンツ企画、および保守運用については、デジタルサイネージ事業において多くの導入事例を持つピーディーシー株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役社長:菅原 淳之)と協業し、同社の協力を得ながら提案活動を実施することとします。

両社はこれまでの自治体提案での受注実績をもとに、今後も幅広く協力して提案を実施していきます。

6.お申し込み・お問い合わせ先

  1. (1)お客さまを担当する弊社営業担当者にお申し込み・お問い合わせください。
  2. (2)インターネットによるお申し込み・お問い合わせ
    ギガらくサイネージHP:https://flets.com/signage/新規ウィンドウで開く
    お問い合わせフォーム: https://flets.com/generic/inquiry/soho/signage.html新規ウィンドウで開く

報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
現時点では、発表日時点での情報と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。