- NTT東日本は、社会全体の節電に対する必要性と意識の高まりを受け、家庭の消費電力や電力会社が提供する電力供給情報の可視化を通じて、家庭内の節電およびCO2削減をサポートする「NTT東日本−電力見える化サービス(仮称)」のトライアルを2,000名より平成23年7月1日(金)から順次開始します。
- 今後は、家庭内の消費電力量や電力供給情報の表示にとどまらず、太陽光発電等の“創エネ”情報や蓄電池・電気自動車等の“蓄エネ”情報等との連携および関係省庁等との協力関係構築を通じ、ICTを活用した家庭内エネルギーコントロールの実現を図っていきます。これにより、既に「フレッツ光」をご利用いただいている約870万※1のお客さまおよび新たに「フレッツ光」をご利用いただくお客さまの家庭内ICT化を進めてまいります。
1.背景・目的
NTT東日本は、これまでも低炭素社会の実現に向け、ICTサービスの提供等による環境負荷軽減に取り組んできました。一方、今回の東日本大震災に伴い、企業のみならず、家庭内においても従来よりもさらに効果的かつ長期的な節電の取り組みが求められています。
これらの背景を踏まえ、NTT東日本は、家庭内の節電活動をサポートする目的から、消費電力や電力会社が提供する電力供給情報を可視化することで、家庭内の節電およびCO2削減をサポートする「NTT東日本−電力見える化サービス(仮称)」(以下、本サービス)のトライアルを2,000名より平成23年7月1日(金)から順次開始します。
2.本サービスの概要
(1)家庭内の消費電力量表示
お客さま宅内に設置する専用機器(無線親機、分電盤計測器※2、電源タップ)で、家庭全体の消費電力量や家電個別の消費電力量を計測し、「光iフレーム」やパソコン等のブラウザに表示。
(2)東京電力、東北電力管内の電力供給情報表示
東京電力および東北電力より提供される電力供給情報を「使用量」「供給能力」「使用率」で数値表示。※3
(3)エコに役立つアドバイス表示
エコに役立つアドバイスを表示するとともに、「光iフレーム」をお使いの場合は、音声にて読み上げ。
(4)光iフレームを消費・供給電力量表示端末として活用
消費電力量および電力供給情報の表示等を通じ、「光iフレーム」でのエネルギーコントロールを実現し、「光iフレーム」を“スマートコントローラー”として活用。
- ※2分電盤の形状によっては、お客さまご自身での機器取り付けも可能です。
- ※3東京電力、東北電力以外の電力会社では現時点で電力供給情報を提供していないため、当該電力会社の管轄しているエリアにお住まいの場合は、電力供給情報は表示されません。
3.トライアルについて
(1)内容
本サービスのメリットや利便性を体感していただくため、モニター様に専用機器を貸し出し※4、消費電力量等を表示するモニター様限定のアプリケーションを提供いたします。専用機器、アプリケーションは無料でご利用いただけます※5。
- ※4トライアル期間終了後はご返却いただきます。
- ※5パソコン・「光iフレーム」はお客さまにてご用意いただく必要があります。なお、「光iフレーム」での情報閲覧の場合は、別途「光iフレーム」と「フレッツ・マーケット」のご契約が必要です(別途契約料、工事費、月額利用料がかかります)。また、「光iフレーム」「フレッツ・マーケット」のご利用には、IPv6通信に対応した宅内無線LAN環境(IEEE802.11b/g対応)が必要です。
(2)実施期間※6
平成23年7月1日(金)〜平成23年10月31日(月)
(3)モニター人数
2,000名(予定)
(4)主な応募条件※7
- <1>NTT東日本の「フレッツ光」にて、インターネット接続をされている方※8※9
- <2>アプリケーションおよび専用機器を積極的にご活用いただき、利用に関するアンケート(2回程度予定)等へご協力いただける方
- <3>利用規約等をご承諾の上、遵守していただける方
- ※7詳細な募集要項・利用規約等は「(5)応募方法」記載のホームページをご確認ください。
- ※8今回のトライアルはNTT東日本の営業エリア(新潟、長野、山梨、神奈川以東の17都道県)内でのみご利用いただけます。
- ※9本サービスのご利用にはPPPoE対応ルータのご利用およびインターネットサービスプロバイダーのご契約が必要となります。
(5)応募方法
以下のホームページなどからご応募いただけます※10
- ※10応募者多数の場合は抽選とさせていただきます。
- ※11「フレッツ光メンバーズクラブ」ひかりモニターからのご応募は、「フレッツ光メンバーズクラブ」へご登録いただいているお客さまが対象となります。
(6)募集期間
平成23年6月17日(金)〜平成23年6月26日(日)【予定】
(7)本件に関するお客さまからの問合せ先
NTT東日本−電力見える化サービス(仮称)トライアルサポートセンター
<問い合わせフォーム>
https://flets.com/inquiry/eco/mieruka.html
4.今後の展開について
NTT東日本では、家庭内の消費電力量や電力供給情報の表示にとどまらず、太陽光発電等の“創エネ”情報や蓄電池・電気自動車等の“蓄エネ”情報等との連携および関係省庁等との協力関係を通じ、ICTを活用した家庭内エネルギーコントロールを図っていきます。これにより、既に「フレッツ光」をご利用いただいている約870万のお客さまおよび新たに「フレッツ光」をご利用いただくお客さまの家庭内ICT化を進めてまいります。
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