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平成23年4月14日
東日本電信電話株式会社
阪神淡路大震災など、過去の大震災の事例でも指摘されているように、被災ショックに対しては長期的な心のケアが重要であり、被災直後の緊張感が徐々に緩和されていく局面において、このようなニーズは益々高まっていくものと想定されます。
現在、宮城県栗原市(市長:佐藤 勇)や岩手県遠野市(市長:本田 敏秋)で、NTT東日本のブロードバンド回線である「フレッツ光」とテレビ電話端末「フレッツフォン」を活用した遠隔健康相談が実施されていますが、これらのプロジェクトを推進されている関係者を中心として、上記のような課題の解決への貢献を目指したボランティアグループ「東日本大震災被災地支援継続ケア・キュアネットワークプロジェクト(以下C3NP※1)」が立ち上がっています。
NTT東日本では、C3NPの活動を支えるため、ブロードバンド回線やテレビ電話端末などの通信環境構築を中心に積極的に協力してまいります。
NTT東日本とC3NPは、被災された方々が精神的な安心感・安定感を少しでも早く取り戻していただくことを目的に、テレビ電話を利用したヘルスケア、メンタルケアの遠隔健康相談※2を無償で提供します。
NTT東日本より、首都圏の医療機関及び避難所等にブロードバンド回線「フレッツ光」とテレビ電話端末「フレッツフォン」を設置し、C3NPにボランティアとして参加している首都圏の医師・保健師と避難所等をテレビ電話で接続することで、ヘルスケア、メンタルケアの遠隔健康相談を実現します。
本サービスは、既に栗原市や遠野市にて行われています遠隔健康相談と同様のサービスを、このたび被災された方々にご提供するものです。
4月中を予定しており、準備ができ次第順次提供を開始します。
宮城県栗原市および岩手県遠野市の避難所等にて提供予定です。さらにはご要望のある自治体へ、順次拠点を拡大していきます。
報道発表資料に記載している情報は、発表日時点のものです。
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