文部科学省が主催する令和2年度「青少年の体験活動推進企業表彰」において、「ICCキッズ・プログラム」が審査委員会優秀賞を受賞しました!

2021年3月26日
東日本電信電話株式会社

受賞対象について

ICCキッズ・プログラム 2019「見る、楽しむ、考える スポーツ研究所」と題して、「スポーツ研究」をテーマにした作品展示やワークショップを2019年の夏休み期間に開催。スポーツと「ICT技術」を組み合わせ、観客に共感を呼び起こす新しいスポーツ観戦の方法や、視覚障がい者とのスポーツの楽しみ方の提案、スポーツを科学的にとらえ、身体能力をイメージすることで体験を拡張する試みや、新しいスポーツのルールを考えるなどの展示を実施しました。

https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2019/icc-kids-program-2019-sports-laboratory/新規ウィンドウで開く

作品展示やワークショップでは、NTTの研究所の先端的な触覚・通信技術を利用した芸術表現や、様々なスポーツの考え方を通じて、例えば、身体性の違いや多様性に着目してその違いを楽しむことができないか、どのような人でもスポーツ体験を共有できる社会が進めば、もっとスポーツの楽しみも増えていくのではないか、といった視点で、子どもたちに新しいスポーツのあり方や体験的な気付きを提供するとともに、想像力を広げ、思考や創造を生み出すきっかけとなる場をめざしました。

https://www.rd.ntt/research/AP99-338.html新規ウィンドウで開く

ICCキッズ・プログラム写真1

ICCキッズ・プログラム写真2

ICCキッズ・プログラム写真3

2020年度は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、夏休み期間の開催は見送りとなりましたが、「リアル」と「バーチャル」が両軸となり、互いが連携したプログラムを2021年1月から開催し、子どもから大人まで楽しめる、他にはない「新しい展覧会のスタイル」を展開しています。リアルとバーチャル双方の展示とともに、体験型のプログラムの新しい提供方法など、今後も更に進化させていく予定です。

NTT東日本は今後も、ICCキッズ・プログラムをとおして、「ニューノーマル時代の新しい体験型プログラムの在り方」を率先して展開していくとともに、「楽しく学べる場」であり続けられるように、NTT東日本グループ一体となって次世代を担う子どもたちの体験活動を推進してまいります。

https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2021/the-museum-in-the-multi-layered-world/新規ウィンドウで開く

ICCキッズ・プログラム写真4

ICCキッズ・プログラム写真5

ICCキッズ・プログラム写真6

「ICCキッズ・プログラム」とは

子どもたちの好奇心や想像力を育み、新たな創造に繋げることを目指してNTT東日本が運営するNTTインターコミュニケーション・センター[ICC]で14年間継続している教育・文化振興活動です。小中学生を主な対象に、現代のメディア環境や最新のメディア・アートに触れる機会やワークショップ等を入場無料で2006年度(平成18年度)から毎年実施しており、2020年度(令和2年度)開催までで累計約20万人が参加しています。

まさに「STEAM教育」の先駆けとしてメディア・アートを通じた体験型のICCキッズ・プログラムは成長してきました。

https://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/kids-program/新規ウィンドウで開く

青少年の体験活動推進企業表彰とは

文部科学省が主催し、社会貢献活動の一環として青少年の体験活動に関する優れた実践を行っている企業を表彰し、全国に広く紹介することにより、青少年の体験活動の機会の推進を図ることを目的としたものです。

https://www.csr-award2021.mext.go.jp/新規ウィンドウで開く

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] とは

NTTインターコミュニケーション・センター [ICC] は、日本の電話事業100 周年(1990 年)の記念事業として、コミュニケーションというテーマを軸に科学技術と芸術文化の交流を促進し、メディア・テクノロジーを介した「文化」を支援する為の施設として、1997 年4 月19 日、東京/西新宿にある東京オペラシティタワーにオープンした、NTT 東日本が運営する文化施設です。メディア・アート※1作品を中心とした展示会やシンポジウムなどのイベントを通じて、人々に開かれたオープンなスペースとして広く親しまれています。

また、ICCでは、子どもから学生、社会人まで幅広い層に向けた"教育普及活動"を通じて、現代のメディア環境に対する理解を深めることを目指しています。さらに教育機関や企業による研究開発事例の展示など幅広い活動を行なっています。

  • ※1メディア・アートとは、コンピュータをはじめとするさまざまな先端メディア・テクノロジーを使用したアート作品を総称する言葉。
    https://www.ntticc.or.jp/ja/新規ウィンドウで開く