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スマートメンテナンスカーによる架空構造物の点検について

2019年9月19日
東日本電信電話株式会社

スマートメンテナンスカーによる架空構造物の点検について

NTT東日本では、NTT東日本管内において “スマートメンテナンスカー”と呼ばれるレーザスキャナ・高解像度カメラを搭載した車両により、当社が所有する電柱等の架空構造物の点検を実施しています。

スマートメンテナンスカーは、 “レーザMMS ” “画像MMS “と呼ばれる2種類の車両を運用しています。

レーザーMMSとは走行しながら道路周辺の3次元位置情報を高精度で効率的に取得する車両搭載型計測システムであり、レーザースキャナで取得したデータから電柱の傾斜やたわみを計測、カメラで電柱を撮影し、双方のデータで保守すべき電柱を特定します。

画像MMSとは高解像度カメラを搭載した車両により架空構造物の画像データを取得し、机上診断・分析を集約的に実施することで点検業務の効率化を実施するものです。

1.レーザーMMSで取得した情報取扱について

レーザスキャナで取得する情報は、電柱の形状を取得するための3次元位置情報であり、お客様の個人の特定につながる情報は含まれません。また、カメラで撮影した画像データは、お客様の風貌などお客様個人の特定につながる情報を含む可能性がありますが、保守が必要な電柱の設置場所を確認するために利用し、個人の特定につながる情報は使用しません。取得した画像データは、保守すべき電柱を特定した後、速やかに削除します。

レーザスキャナで取得したデータは、当社が電柱等の点検業務を委託する株式会社エヌ・ティ・ティエムイーをはじめとし、公的機関や電気通信事業者、その他の事業者に対して提供するとともに一定期間保管することがあります。

2024年2月28日 追記
本点検におけるデータの取り扱いについて変更がございますので、上記下線部を追記いたします。

2.画像MMSで取得した情報取扱について

カメラで撮影した画像データは、お客様の風貌などお客様個人の特定につながる情報を含む可能性がありますが、架空構造物の点検・診断のみに利用します。カメラで撮影した画像データを保存する際は、人物と認識した領域へ加工を施すことにより、個人の特定につながらないように処理します。

加工後のデータは、当社が電柱等の点検業務を委託する株式会社エヌ・ティ・ティエムイーをはじめとし、公的機関や電気通信事業者、その他の事業者に対して提供するとともに一定期間保管することがあります。

2024年2月28日 修正
本点検における加工後のデータの取り扱いについて変更がございますので以下の通り修正いたします。
(変更後)本文内下線部
(変更前)取得したデータは、当社および当社が電柱の点検業務を委託した業者のみで利用し、その他の会社への提供、公開することは一切ございません。
  • 点検実施期間     : 2019年9月〜
  • 点検実施場所     : NTT東日本管内全域
  • 使用台数         : レーザMMS 5台
               画像MMS 9台
  • 画像データ保存期間 : レーザーMMS 点検後削除
               画像MMS 概ね1年(加工処理実施)

問い合わせ窓口
NTT東日本 ネットワーク事業推進本部
サービス運営部 アクセスマネジメント部門
saun-mt-ka-gm@east.ntt.co.jp