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第三者による不正な電話利用等の被害にご注意ください

2015年6月12日
東日本電信電話株式会社

お客様がご利用の機器やソフトウェアへの不正な接続等により、第三者に会社等に設置している電話を不正に利用され、高額な通話料が請求されるという被害が増えています。

お客様におかれましては、改めてご利用中の機器やソフトウェアを提供するメーカー、保守事業者等に相談いただき、外部からの接続環境の再確認を行うとともにパスワードの設定等運用の見直しを行うなど十分なセキュリティ対策を講じていただき、第三者による不正なアクセスが行われないようご注意ください。

なお、弊社通信網設備における異常は一切確認されておりません。PBX等機器やソフトウェアの設定および管理は、利用されているお客様の責任において行われるものであるため、不正利用により損害が発生してしまった場合でも、弊社では責任を負うことはできません。予めご留意くださいますようお願いいたします。

また、総務省のHPにおいてもIP電話等の不正利用に関する注意喚起が掲載されております。

当社にて把握している主な事象

【事象1】「IP-PBXソフトウェア等のご利用におけるインターネット経由での内線電話端末としてのなりすまし」

お客様がIP−PBXソフトウェア等を設置しており、そのセキュリティ対策が不十分な場合に、第三者が内線電話端末登録機能を悪用し、インターネット経由で勝手に内線端末登録してなりすますことによって、あたかもお客様が電話発信しているかのように国際通話等を行う事象。

【事象2】「外出先等から接続し会社等の電話回線を利用して発信する機能を悪用した第三者不正利用」

外出先等から接続し会社等の電話回線で発信する機能を有するPBX等を利用する企業のお客様において、セキュリティ設定が不十分だった場合に、第三者がその機能を悪用して、あたかもお客様が電話を発信しているかのように国際通話等を行う事象。

主な対策

  • 国際通話を利用しない場合は、海外向けの電話の発信を休止する。
    (ひかり電話をご利用のお客様は、弊社にお申し出いただくことで海外向けへの発信を休止することが可能です。)
  • PBX等の機器やソフトウェアの設定を確認し、不必要に外部からの接続ができる設定になっていないかを確認するとともに、不要な接続環境は削除する。
    (事象2の場合、ご利用のPBX等に発信者電話番号による認証機能がある場合は利用すると有効です。)
  • 「外部から接続する際のパスワード」および「各種設定や管理用のパスワード」について、第三者が推測しやすいパスワードや簡易なパスワードは設定せず、また定期的にパスワード変更する運用を行う。
  • 機器やソフトウェアのアクセスログを記録、保存するようにし、不審なアクセスの有無を日々チェックする。

お問い合わせ先

料金に関するお問い合わせ先
請求書等に記載のお問い合わせ先電話番号
受付時間:午前9時〜午後5時(土、日、祝日、年末年始(12月29日〜1月3日)を除きます。)
  • 請求書に記載のお問い合わせ先電話番号は、お客様がお住まいの地域によって異なります。
ひかり電話の国際通話(発信)利用休止に関するお問い合わせ先
弊社営業担当者もしくは0120−116−116
受付時間:午前9時〜午後5時、年末年始(12月29日〜1月3日)を除きます。)
NTT東日本製商品(PBX)に関するお問い合わせ先
弊社営業担当者にお問い合わせください。