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日程・開催場所 | 2015年3月21日(土・祝) NTT千葉総合運動場内体育館 |
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参加人数 | 男女約140名 |
いつも応援してくださる地域の皆さんに恩返しを――。
そんな気持ちで昨年から始まったバドミントン部の「地域感謝祭」が、今年も盛大に行なわれました。
今年は、近隣の小中学校、バドミントンクラブ等から昨年を上回る約140人の方々が集結。いつも厳しいトレーニングが行なわれる体育館が大歓声に包まれました。
参加者の皆さんは、趣向を凝らした数々のゲームにチャレンジ。
コート上のボードを狙う「スマッシュターゲット」、ロブやヘアピンでコートに置かれたカゴを狙う「ヒッティングターゲット」、高く打ち上げられたシャトルを筒のようなシャトルケースで受け止める「シャトルキャッチ」などに挑戦し、ハイスコアが出るたびに歓声が上がりました。
ゲームだけではありません。コート2面では参加者がNTT東日本の選手、スタッフとともに自身の課題を克服する「技術講習」が行なわれ、こちらにも長い行列ができました。
そして何よりも盛り上がったのが、3ポイント先取の「チャレンジマッチ」。
昨年の日本リーグで男女アベック優勝という快挙を成し遂げたNTT東日本、そんなトッププレイヤーたちと真剣勝負できる機会は滅多にありません。腕に覚えのある年配愛好者や伸び盛りの子どもたちが、小松﨑選手や渡邉選手らに次々と挑戦。白熱のラリーが繰り広げられ、ときには小学生が金星を上げる場面もありました。
憧れの選手と遊んで学んで競い合う――。
今年の感謝祭もまた、地域の皆さんにとって忘れられない一日となったようです。
社会人になってバドミントンを始めた男性は、「見様見真似でプレーしているので、基本をしっかりと学べるこういう機会は本当に有り難いですね。NTT東日本の選手たちのきれいでダイナミックなフォームを間近で見られるだけで、ものすごく参考になります」と目を輝かせていました。
技術の向上だけではありません。仲間や家族でシャトルを追いかけることで、参加者の皆さんはより一層、強い結びつきを得られたようです。
「息子は少し引っ込み思案なところがあるんですが、今日はびっくりするほど楽しそうで……。日本リーグで活躍するお兄さん、お姉さんとプレーして本当に楽しかったんだと思います。あんなに夢中になっている息子を見られて、今日は私にとっても忘れられない一日になりました」と頬を緩ませるお母さんの姿もありました。
老若男女、みんながバドミントンを楽しんだ一日。しかし誰よりも楽しんでいたのは、NTT東日本の選手たちだったかもしれません。
自分のアドバイスによって、参加者がめきめきと上達していく。それは選手たちにとって何よりもうれしいこと。子どもたちとプレーすることで、競技を始めたばかりのころの気持ちを思い出した選手も多かったようです。
熱のこもった技術講習を行なった樽野選手は、次のように話してくれました。
「いつも試合で応援していただいている地域の方々と、こうやって直接触れ合えるのは本当に楽しいです。子どもたちは、ちょっと教えただけですぐ上達しますよね。私たちとプレーすることでバドミントンの面白さを知っていただけたら、こんなにうれしいことはありません。私たちにとっても励みになります」
ヒッティングターゲットを子どもたちと存分に楽しんだ男子キャプテンの松丸選手も、充実の表情を浮かべていました。
「僕も幼いころNTT東日本の講習会に参加して、とても楽しかった記憶があります。ですから今日は元気で明るく楽しくプレーして、参加者の方々に楽しんでいただこうという気持ちでコートに立ちました。ファンの方々と一緒に時間を過ごして、“また試合に勝って皆さんにいい結果を報告したい”、そんな思いがまた一層強くなりました」
NTT東日本バドミントン部は、ただ勝つことだけを目標に活動しているわけではありません。シャトルを通じて地域社会とつながる――。絆がさらに強くなったことは間違いありません。