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日程・開催場所 | 2018年2月12日(月・祝) 上尾運動公園体育館 |
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参加人数 | 小学生 男女約100名 |
日本屈指の実力と伝統を備えるNTT東日本バドミントン部。その活動は試合と練習だけにはとどまりません。この競技のさらなる発展のため、多忙なスケジュールの合間を縫って各地で精力的にバドミントン教室を行なっています。
S/Jリーグ閉幕から間もない2月12日、NTT東日本バドミントン部は埼玉県上尾市で教室を開催。小学2年生から6年生までの男女約100名が集まりました。
しっかり学び、思い切り楽しむというのが、この教室のモットー。午前の部ではNTT東日本の選手がロブやクリアなどのお手本を見せ、プレーのコツをわかりやすく伝授。10面のコートに分かれ、それぞれのプレーをみっちりと練習しました。
憧れの一流選手とプレーできるとあって、子どもたちは真剣そのもの。遊びの要素を盛り込んだメニューも多く、練習に引き込まれていくのがわかります。クリアの練習では男子主将、星野翔平選手のコートが300回連続のラリーを達成。大歓声が沸き上がりました。
上尾教室はいつにも増してアットホームな雰囲気に包まれました。というのも、NTT東日本には埼玉県出身の選手が多いからです。
埼玉栄高校出身のふたりが、懐かしそうに話してくれました。
「この体育館は小学生時代からよく試合や練習をしたので、とても思い出深いですね」(松丸一輝選手)
「実は今日、小学生のころプレーしたチームの子も来ています。自分がいたチームの子が、この教室をきっかけに強くなってくれたらうれしいですね」(川島里羅選手)
基本技術中心の午前の部が終わり、ランチタイムをはさんで午後の部が始まりました。
午後の部の始まりは、お楽しみの「チャレンジマッチ」。
男女ダブルス、シングルスの4試合が行なわれ、NTT東日本の選手たちが子どもたちの挑戦を受けました。
バドミントンが強いことで知られる埼玉県。選ばれた子どもたちは皆レベルが高く、“大先輩”を翻弄する場面も。
NTT東日本の選手たちは超一流の技とトリッキーな動きで観衆を盛り上げながら、上手に子どもたちの力を引き出しているのです。
チャレンジマッチが終わると、体育館の至るところでゲーム形式の練習が始まりました。
子どもたちの対戦にNTT東日本の選手が加わり、白熱のラリーが繰り広げられます。この日の数時間で子どもたちは見違えるように上達しました。間近で超一流の技術を見たことで意識が高まり、動きが変わったのです。もちろん、NTT東日本の選手の適切なアドバイスも見逃せません。
白熱のラリーが展開される一方、コート脇ではNTT東日本の選手と子どもたちが冗談を言い合う場面も。わずか一日で、子どもたちとNTT東日本の選手たちは兄弟、姉妹のように仲良くなりました。
こちらも地元出身、尾﨑沙織選手が話してくれました。
「バドミントンのことも、そうじゃないことも、たくさん話しました。例えば、小学校時代の成績なんかを。今の自分と比較して、刺激にしてくれたんじゃないかと思います」
気がつけば、参加者全員に家族のような一体感が生まれていました。これが世代や性別を超えてつながり合える、バドミントンのすばらしさ。選手全員と子ども全員が一度は触れ合えるようにと、須賀隆弘・男子監督が採り入れたローテーションも実を結びました。
須賀監督は次のように話します。
「特定の選手とプレーするより、全員と打ち合う方がいいですからね。私も監督として、選手たちがどんなふうに子どもたちと接するのかを見て、この選手にはこんな一面もあるのかと、たくさんの発見がありました」
楽しい時間はあっという間に過ぎ、迎えた閉会式では、子どもたちを代表して6年生の女子があいさつしました。
「今日は夢のような時間を過ごすことができました。今日学んだことを忘れず、NTT東日本の皆さんのような強い選手を目指します」
この教室から近い将来、日本を背負って立つ名手が現れるかもしれません。
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