復興地域をフィールドとした越境型企業研修の可能性

  • 復興防災
  • 研修
  • 住民対話
  • ワークショップ
AREA
石川県 鳳珠郡 能登町
PERIOD
2025年10月〜
PARTNER
  • 株式会社JAL航空みらいラボ
  • 株式会社ウニベル

研究概要

石川県能登地域において、復興地域での体験を通じて社員の社会課題への構造理解と共創マインドの醸成を図る企業研修を実証しました。その効果を参加者・地域・社会の観点から検証しています。


プロジェクト背景・目的

近年、企業においては、正解のない課題に向き合いながら主体的に行動できる人材の育成が求められており、所属組織や日常業務の枠を越えて学ぶ「越境学習*1」への関心が高まっています。一方、地域では人口減少や高齢化に加え、災害からの復興など複雑な課題への対応が求められており、多様な主体による共創が重要となっています。本研究では、令和6年の能登半島地震および奥能登豪雨を経験した石川県能登町をフィールドに、復興に取り組む地域の人々との対話や現地での体験を通じて、企業人材が地域課題を自分ごととして捉え、新たな価値創出を考える企業研修を研究対象としています。本研究の目的は、復興地域での越境体験が参加者の内発的な動機や主体的な行動をどのように促すのかを明らかにするとともに、継続的な地域への支援や関係人口*2としての関与といった、「企業研修×地域」による効果を多角的に検証することです。

*1 越境学習:日常から一歩離れた地域や環境で、多様な人や文化に触れながら、自らの前提や価値観を見つめ直し、新たな視点や気づきを得る学び。個人の成長と地域との新たなつながりを生み出す実践的な学習機会として注目されている。
*2 関係人口:移住した「定住人口」でも観光目的の「交流人口」でもなく、特定の地域に継続的に関心を持ち、多様な形で関わる人々のこと。地域活動や仕事、交流などを通じて地域の活力や持続性を支える存在として注目されている。

関連レポート等

  • 復興地域をフィールドとした越境型企業研修の可能性 〜能登地域での体験を通じた内面的変容の考察〜

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noteマガジンで詳しく知る災害復興地での企業研修による地域共創マインドの醸成

地域循環型ミライ研究所

メンバー紹介

  • 高山 麻由美

    Mayumi Takayamaチーフエバンジェリスト

    2024年7月から現職。ミライ研では主に、調査研究活動に励むメンバーや地域活動に情熱を注ぐ社員のみなさんの、情報発信のお手伝いをしています。

  • 水谷 考嬉

    Koki Mizutaniエバンジェリスト

    研究員として、サステナブルな地域社会のモデルの創出に向け、「関係人口」を主なテーマとして調査・研究。祭りなどの文化や、食を起点とした入り口から地域活性をめざし、都市と地方をかき混ぜる越境的な枠組み(ワデュケーション)などをフィールド実践型で実証している。

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