お知らせ

2020年度 引退選手・スタッフからのメッセージ

2021年2月1日

2020年度をもって、NTT東日本漕艇部を引退する選手・スタッフからのご挨拶です。
温かいご声援、誠にありがとうございました。

林 邦之 監督

NTT東日本漕艇部は日本ボート界の宝です。その宝物を5年間お預かりして、無事お返しすることができました。

このチームを中核として日本のボートを強くする、東京2020にエイトで挑戦する。
この高い目標に対して、選手とスタッフは強いプレッシャーを受けながら、しかし楽しみながら、日々自己の限界を押し広げるトレーニングに取り組んできました。
この5年間で日本代表にのべ14名を送り出し、また、ボート界の懸案であった社会人女子選手の受け皿となる女子部を創設することができました。
全日本選手権男子エイト五連覇は、合計18名で成し遂げたチームの総合力の賜物です。

社会人チーム指導歴のない私を監督として招いてくださり、強力にサポートしていただいた会社幹部の皆さん、事務局の皆さん、そして漕艇部長・副部長の皆さんに感謝申し上げます。
また、選手が所属する職場の皆さんには、レースの度に大勢の方に応援に来ていただき、ありがとうございました。

2015年12月7日に初めて選手たちと会った時に伝えた言葉をもう一度贈ります。
「志を高く掲げ、挑戦する勇気を持ち続けよう」
5年間、本当にありがとうございました。

杉崎 高久 選手

日頃より、NTT東日本漕艇部への多大なるご支援・ご声援を賜り、誠にありがとうございます。
この度、8年間在籍させていただきました漕艇部を引退することになりました。

この8年間は、自分の夢に向かって全力で挑戦し続けることができました。
すばらしい環境のなかでボートを漕がせていただき、最強の仲間たちと最高の時間を過ごすことができました。
社員の皆様をはじめ、チームメイト、今まで支えていただいた方々には感謝の気持ちでいっぱいです。
今後は社業に専念いたしますが、しっかり新たな目標に向かって努力し、皆様に少しでも恩返しができるようがんばって参ります。
今後ともNTT東日本漕艇部への熱いご支援・ご声援をよろしくお願いいたします。8年間、本当にありがとうございました。

梶谷 嶺 選手

2020年10月に行われた全日本選手権をもちまして、NTT東日本シンボルチーム 漕艇部を引退いたしました。

弊社漕艇部を通じ、たくさんの心揺さぶられる体験をさせていただきました。
全日本選手権決勝でゴールに近づくにつれ、だんだんと大きくなってくる大歓声へ向かって漕いでいく感覚も、個人やチームとして苦しかった時の、自分の無力さ、もどかしさを感じた瞬間も、引退して数か月が経った今もなお、鮮明に思い出すことができます。

漕艇部を通じ、かけがえのない経験をする環境を与えてくださった多くの皆様や、シンボルスポーツチームを温かく見守ってくださる多くの方々に心より御礼申し上げます。
本当に有難うございました。
今後も毎年の全日本選手権や世界へ挑み続ける漕艇部の挑戦と、シンボルスポーツ各部への変わらぬご理解をよろしくお願いいたします。