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02 関係人口の創出
関係人口とは、移住した定住人口や、観光に来た交流人口とは異なり、特定の地域と多様な形で関わり続ける人々のことを指します。地域に住んでいなくても、仕事・学び・交流・応援などを通じて継続的なつながりをもつ人を広く含む概念で、人口減少時代の地域づくりで注目されています。
近年、地域づくりの現場では「関係人口」という言葉が広がり、暮らす・働くといった従来の関わり方だけではなく、多様な形で地域とつながる人々への注目が高まっています。人口減少や都市一極集中が進む中、地域の持続性を高めるためには、外部から関わる人の力や新しい視点を取り込むことが重要だと考えられています。
ミライ研では、関係人口を「個人・学生・企業人など、さまざまな人々が地域との協働を通じて社会価値を生み出し、人と地域が相互にミライをつくり合う新しい関係の形」として捉えています。個人にとっては新しい挑戦や自己実現の場となり、地域にとっては外部の視点が変化のきっかけになる可能性があります。こうした双方向の価値が生まれるプロセスそのものが、これからの社会に求められる姿だと考えています。
その考えのもと、ミライ研は各地で関係人口の創出をめざしたプロジェクトを進めています。例えば、リモートワークの普及で広がったワーケーションに、地域学習(Education)の要素を掛け合わせた「ワデュケーション」のモデル実証があります。都市に暮らす人を地域につなぎ、働きながら地域と関わり学ぶ、新しい体験の場づくりに挑戦しています。これは、地域の方々と共創しながら、都市の人が自身の持つスキルや経験を地域に還元すると同時に、自らの成長にもつなげられる関係を育む試みです。学び・実践を繰り返しながら、多様な関係性が生まれるモデルを模索していきます。
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