「地域越境型探究学習」による地域愛醸成効果の実証

  • 住民対話
  • 学生
  • 地域愛着
  • 探求学習
AREA
長野県 下伊那郡 喬木村
PERIOD
2024年4月〜9月
PARTNER
  • ドルトン東京学園
    コメント)NTT東日本の地域課題解決に取り組んだご経験に基づくアドバイス、また、豊富な人的ネットワークによる多様な主体との出会いがなければ、今回の学びは決して実現できませんでした。この学習を経てキャリア観を変えた生徒や、探究活動を続ける生徒も多くいます。

研究概要

長野県南部に位置する人口6,000人弱の喬木村の協力のもと、当社が連携協定を結んでいるドルトン東京学園と地域越境型の探究学習プログラム「地域課題解決ラボ」を実施しました。都市部の学生がこれまで接点がなかった地域の課題に向き合い、自ら問いを設定し、情報を集め、仮説を立てる。そして、実際に現地に赴き交流し、解決策を考える。その営みが生徒たちと村の住民にどのような意識変容をもたらすのか、半年間の探究活動に伴走し調査しました。


プロジェクト背景・目的

人口減少や担い手不足が進む中、地域と将来的に関わり続ける人材の裾野をいかに広げていくかは、多くの地域に共通する課題となっています。本調査研究では、その一つのアプローチとして、地域外の若年層が学びを通じて地域と関わる「地域越境型探究学習」に着目しました。長野県下伊那郡喬木村をフィールドに、村外の高校生が地域課題や魅力をテーマとして探究活動を行い、住民との対話やフィールドワークを通じて学びを深める過程に伴走し、その効果を検証しています。とりわけ、探究学習を通じて生徒自身の学習意欲や視野がどのように広がるのかに加え、地域への理解や愛着がどのように醸成されていくのかに注目しています。また、受け入れ側である地域住民に生じる意識の変化や、外部との交流が地域活動に与える影響についても分析しています。本研究は、教育を起点とした越境的な関わりが、将来的な関係人口の創出や地域の持続性につながる可能性を明らかにするとともに、他地域にも応用可能な学びと共創のモデルを探究することを目的としています。

関連レポート等

  • 地域越境型探究学習を起点とした関係人口創出に関する実証レポート〜長野県喬木村におけるモデル実証からの示唆〜

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地域循環型ミライ研究所

メンバー紹介

  • 阿部 寛之

    Hiroyuki Abeチーフエバンジェリスト

    宮城県仙台市出身、長野県長野市在住。
    教育移住の実践者、また地方在住者としての視点から、都市と地方の新たな関係性や、デジタルと地域文化の掛け合わせによる価値創出の可能性、さらに自然を活用した新しい教育モデルの構築をテーマに、調査・研究を展開中。

  • 本間 愛佳

    Aika Honmaエバンジェリスト

    研究員として、サステナブルな地域社会のモデル創出に向け、「関係人口」や「教育」を主なテーマとして調査・研究。棚田や雪などの自然や教育などを起点とした入り口から地域活性を目指し、越境的な人材を創出する取組みをフィールド実践型で実証している。

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