開発の背景
AR/MRで現実空間にコンテンツを正しく表示するには、端末の位置や向きを高精度に特定する必要があります。しかし、GPSは屋内での利用に課題があり、ARマーカーやUWB・RTKといった手法は追加設備の設置が必要です。そのため、屋内でも追加設備なしに高精度な位置推定を実現する技術が求められています。
技術の紹介
VPS(Visual Positioning System)は、あらかじめ作成した3Dマップとカメラ画像を照合し、端末の位置や向きをリアルタイムに推定する技術です。GPSと異なり屋内でも利用でき、追加設備が不要なため、AR/MRを中心に活用されています。オープンイノベーションセンタが開発中の高精度VPSは、カメラ画像に加えてLiDARで取得した点群も活用して3Dマップを生成することで、高精度な位置推定を実現しています。
現在実現していること
- 端末の自己位置を数cm台の誤差で推定可能。
- ARマーカーやビーコン等の測位用設備を追加設置せず、屋内でも利用可能。
- 特徴の少ない場所や照度の低い環境でも安定した位置推定を実現。
- 観光地、商業施設、交通、建設、教育などの現場で、ナビゲーション、エンタメ演出、点検・研修などへの活用を想定。
- 環境の変化(レイアウト変更等)に対応するマップ補修の仕組みを開発中。
オープンイノベーションに求めること
共創パートナー募集中
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