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これまでも、そしてこれからも、祭りとともに - NTT 東日本-東北 青森支店(青森)
これまでも、そしてこれからも、祭りとともに - NTT 東日本-東北 青森支店(青森)

NTTグループねぶた「西王母の祝福」

若手に引き続がれるねぶたの伝統

伝統を受け継ぐ若手も育っています。ねぶたの隊列の中で一番人数が多い「跳人(はねと)」を取りまとめているのは、入社3年目の石丸諒。跳人は、ねぶたと囃子と一緒に街を練り歩きながら、文字通り飛び跳ね、「ラッセラー、ラッセラー」の大きな声で隊列全体を盛り上げる、ねぶたにとって欠かせない存在です。跳人には、NTTの社員や地域の方はもちろん、誰でも参加できます。石丸は、跳人の前を行く「かけ声台車」の上に立ち、マイクで声をかけて跳人を鼓舞し続ける役割を担っています。体力と気力が必要です。

青森支店・石丸諒

東京・目黒出身の石丸、ねぶたについては「聞いたことはあったけど、見たことはなかった」と言います。NTTに入社後すぐに配属された青森でねぶたに出会い、その後3年間毎年参加しています。「もともとお祭り好きで、東京でもいろんなお祭りに参加していましたが、ねぶたは規模も観客の数も全然違うので、びっくりしました」と言います。「NTTの社員だけでなく、一般で参加される方もたくさんいます。県内の方はもちろんですが、県外からたくさんの観光客が参加されます。僕も地元(東京)の友達を誘っています。みんな一緒に跳ねて、とても楽しんでくれますよ」。

跳人の躍動感が、ねぶたの盛り上がりを左右する

こうした活動で、地域との関係性も少しずつ作れるようになったと石丸は言います。「ねぶたをきっかけに地域の人とのつながりもできました。この間は青森市の花火大会のお手伝いもさせていただいたりと、仕事とはちょっと違った形でつながりを持つなど、それもまた楽しいんです」と話します。「私は県外出身ですけど、こちらの方にねぶたの話をすると『楽しんでいるね』と喜んでくれる。それもうれしいですね」。

「一体感」をテーマに、跳人を盛り上げる

ねぶたを通じて、地域とつながる

ビジネスイノベーション部マーケティング担当部長・菊地博喜

青森支店ビジネスイノベーション部マーケティング担当部長の菊地博喜は、運営統括としてNTTグループねぶたの運行全体を見守ります。青森出身の菊地は「小さいころからねぶたに親しんでいましたが、NTTに入社後は東日本各地を転々と勤務するうちに、ねぶたとの距離が離れてしまいました」と言います。「3年前青森に帰ってきたとき、改めてねぶたの運営に携わりたい、と思うようになりました」。60回目の出陣となるこの年、社内でワーキンググループを立ち上げ、「一体感」をテーマに、様々な改善を行ったそうです。「ねぶた祭の準備・運営を通じて、普段接することのない部署の人たちとのコミュニケーションが取れ、社内の一体感が大きく増します」。社内も、さらに地域も一体となって、ねぶた祭でつながることができるのが、青森のいいところです。

ねぶたの安全運行を見守ることも、大事な仕事

出陣60回を迎える記念すべきこの年、NTTグループねぶたは「知事賞(総合2位)」「運行・跳人賞」「優秀制作者賞」を受賞することができました。地域と一緒になって、ねぶたの伝統を伝えていく。そのことで、東北のみなさんとともに、少しずつ、前を向いてともに歩んでいきたい。NTTグループの取り組みは、これからもずっと、続いていきます。

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